散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

2018年10月のカクテル

2018年10月31日 23時14分18秒 | 飲み歩き
特定の飲み物に偏りが強くなってきたような気がする。1杯目にショートカクテルを飲むのを控えているのだが、そうなると選択肢が少なくなってしまうのだ。

ウイスキー 8
オリジナル 7
ウイスキーソーダ割り 3
アクアビットモスコミュール 3
ジンソニック 1
コークハイ 1
ギムレット 1
カルヴァドス 1
グランドジントニック 1
ブルドックハイボール 1
バンブー 1
アメリカーノ 1
シックスセンス 1
合計 30

札幌に戻ってきて

2018年10月31日 20時35分47秒 | 飲み歩き・琴似界隈
飛行機は予定通りに飛んだ。ちょうど夕暮れ時である。



ついまた爆睡してしまい、新千歳空港からJRで琴似駅へ。東京もかなり涼しい部類に入るようだったが、札幌の寒さはレベルが違う。さらに冷たい雨が降っていたようだ。



ちょうど腹が減ってきたところで、琴似の居酒屋「D」へ。今日は最初から明鏡止水の燗酒でスタート。通しは葱とタチを煮たもの。



いつもながら、刺身盛り合わせはにぎやかな感じ。ホワイトタイガー(海老)ボイル、タコ頭、赤海老、生鯖、ふくらぎ、サンマという布陣である。ふくらぎが脂の乗りといい、良い味わい。締めていない鯖もなかなか美味い。おまけに脂の乗ったサンマもいける。



箸休めに赤カブ漬けを頂き、酒も加賀鳶純米燗にしてもらう。



マスターおすすめのマグロの眼の裏の肉と焼きネギの煮ものを頂いてみることにした。



おお、マグロのトロトロ感はもちろんなのだが、それを引き立てる葱の香りと甘みが素晴らしい。私は正直なところ、あまり歯触りの強い葱は好きではないのだが、ちょうどいい具合に火が入っているのだ。そして焼いた香ばしい香りで、次へ次へと箸が進んでしまう。

夕食替わりにちょっと大物をということで、台湾風もやし炒めを注文。台湾風の味付けに、玉子が入っているのも嬉しい。



締めはオールドプルトニーにチーズ、鹿ローストという組み合わせ。鹿、食べやすいね。力強いウイスキーとの相性もいい。

 

最後にマスターが「コルクも落ちたりして、味落ちてますが」ということで、グレンリベット12年の味見をさせてもらった。グレンリベット12年のオフィシャルといえば、オーソドックスではあるが、どうしても物足りない感があるのだが、これはいい。ちゃんとモルトの強さがある。



出張帰りなので、このくらいで帰ることにするか。


秋の東京(9)

2018年10月31日 15時20分16秒 | ART
三越前に来たということは、そう、三井記念美術館である。

■三井記念美術館「仏像の姿~微笑む・飾る・踊る~」。なかなかバリエーション豊かな仏像に、見どころポイントが一言書いてあるのも良かった。
「迦陵頻伽立像」:下半身が生々しい程、鳥である。
「如来立像」:流麗な衣が鎌倉時代の如来像の典型である。
「菩薩立像」:飛鳥時代のコッテリした飾りのある仏像。重文。

「薬師如来立像」:菩薩と如来の違いはあるが、8世紀奈良時代に入り、シンプルになる。重文。
「十一面観音立像」:何だかこういう頬が膨らんで、唇を突き出したオジサンっているね。重文。
「菩薩坐像」:楽器を持っていたようだが、手は後世に修補されたらしく、詳細が分からない。雲中供養菩薩像に近い味わいがある。

「不動明王立像」:髪の毛を巻き上げてから流す、パンクなお姿。蔵王権現のようなポーズもピッタリだ。
「阿弥陀如来立像」:光背の透かし彫りの素晴らしさ、正面にスーッと落ちる衣の線がまたいい。
「阿弥陀如来及び両脇侍像」:両脇侍は片足を上げて走り出しているようでもあり、またダンスのポーズのようでもある。重文。

肥後定慶「毘沙門天立像」:邪鬼が蛇を手にしている珍しい姿。全体としての完成度が高い。
「不動明王立像」:風に流れるような髪形。
「不動明王及び二童子像」:仏像関係で、額を出していない髪形というのは珍しいのではないか。

「如来立像」:右手で衣をぎゅっと握る、珍しいポーズ。重文。
「釈迦如来立像」:これは手の爪が見て分かるほど伸びているという珍しい作(だと思う)。重文。
「五大明王像」:30cmくらいの可愛らしい明王。軍荼利明王の躍動感がいい。

「十二神将像(子神~巳神)」:それぞれポーズのバリエーションがあり、ただ突っ立っている奴がいない。
「伽藍神立像」:右手右足を前に出して走る、いわばナンバ走りか。衣の跳ねも見事である。

最後の部屋には東京芸術大学の皆さんによる摸刻・修復作品があり、かなりの水準だったと思う。

 

あまり時間が無くなって来た、東京駅に行き、羽田空港へ向かう。

秋の東京(8)

2018年10月31日 13時20分03秒 | 食べ歩き
東京滞在も最終日。今日は比較的調子よく6時起床。7時頃になってから、焼きそばUFO濃い濃いソースの朝食。確かに味付けが少々濃かった。

 

午前中はちょっと仕事をしてから、会議があって終了。さあ、午後は帰宅するということでいいかな?(「いいとも!」←死語)。

帰宅の途についたのだが、諸事情があって三越前へ。13時になろうとしているため腹が減り、ここで昼食。東京のど真ん中に近いエリアだが、よく見るとそれなりにランチをやっている飲食店がある。

感じのいいランチメニューが出ている店があったので入ってみるが、席に座り、再度メニューを見たところで気がついた。どうやら路上の広告を見た店とは違う店に入ってしまったらしい。

諦めて割と貧弱なランチメニューから、生姜焼き定食を注文。しかもこの店、客は数人いるようだが、店の人の気配がやたらに少ない(個室居酒屋というせいもあるが)。想像するに、厨房に一人、フロアに一人しかいないのではなかろうか。

意外と早く生姜焼き定食は出てきた。



ふむ、ご飯が何だかプラスチック臭い。かなり熱かったので、プラ容器に入っていたものを電子レンジで温めたのではあるまいか。但し、生姜焼きそのものの味は悪くなかった。味噌汁は味噌汁、豆腐は豆腐であった。右端のジャムのようにも見えるものは、柴漬けである。