散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

めごち

2007年06月09日 12時54分44秒 | 食べ歩き
本日は札幌駅から少々西へ向かい、天ぷら「K」へ。私はかなり天ぷらが好きなのである。この店は、先日ホームページを発見した所、非常に美味しそうなメニューであったので、まずは昼間に行ってみることにした。

上天ぷら定食を注文。ご飯、味噌汁、天つゆ、大根おろし、おしんこのセットが到着し、順次揚げたての品が目の前に登場する。

まずは、海老。かぼちゃ、さつまいも。ちょっと衣が硬いような気がするが、揚げたて天ぷらには文句なしだ。続いて、めごち、ぼたん海老、行者ニンニク、ナス。めごちは札幌で出す店がほとんど無いのではないだろうか。2匹目の海老はさっきより大型で種類が違うだろうと思う。身の色合いも、綺麗な赤色であり、小型のぼたん海老かなと推測してみた。

野菜類も全般に申し分なく、行者ニンニクの香りは特にいい具合に立っていたように思う。あっという間に食べきってしまったが、残念なのは、少々ボリュームがないことかな(ご飯お代わり可なので、少ない人はそちらで)。

会社の話

2007年06月08日 23時52分48秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
珍しく会社の話をしてみよう。

私は社会人になって一度も転職していないのだが、会社の方が勝手に統合し、分割し、いつの間にか3つ目の会社に勤めていることになってしまった。会社の規模も1つ目の会社は入社時30人→200人まで増加、グループ会社が合併して3000人超→再度分割して100人強と変動し、実に迷惑な話なのである。

ま、それはさておき、今日は社長の奢りでGホテルの「BJ」へ。ビール、ハーフ&ハーフ、白ワイン2、食べ物は海鮮ソースのオムレツ、メンチカツ、ニシンマリネなど。

店を出て、かつての上司T氏とすすきののバー「N」へ。ジンフィズ(東京會舘スタイル)、カリラ14年を飲んで帰宅。

20070609ギャラリー巡り

2007年06月08日 15時46分57秒 | ART
暑くなく寒くなく、快適な天気。普段より早めに芸術の森に向けて出発。本日は、芸森→紀伊国屋→富士フォトサロン→たぴお→時計台→道新プラザ→さいとう→スカイホール→ivory→ARTスペース→4丁目プラザの11箇所。
(6/7に北2条STVホール)

■芸術の森「モディリアーニと妻ジャンヌの物語展」。今日初日のためNHK、HTBがいて、私の姿もかなり写りこんでしまったかも知れない。HTBには「画の前で感想を話していただけませんか」と頼まれたものの「…困ります」と断っておいた。決してモディリアーニが好きではないからなのだが(嫌いでもない)、良い作品も何点かあることは間違いない。

「シャイム・スーチン」モディリアーニ:すっとぼけた表情、しかし暗い影を持つ男。
「ピッチャー、瓶、フルーツ」ジャンヌ:セザンヌ調の静物画。色が幅広く塗られており、何となくCGっぽい。
「珊瑚の首飾りの女性」モディリアーニ:基本的にはモディリアーニの女性スタイルであるが、完璧に卵型の顔と綺麗な楕円の瞳。目が美しい。
「シャイム・スーチン」ジャンヌ:スーチンのキザ男ぶり、いやな奴ぶりがものすごく良く伝わる傑作。
「クローシュ帽の女」ジャンヌ:モディリアーニの影響を受けながらも、きちんと独自の画風を持った画家であったことが分かる作品。

二人に共通した人物像の首の部分の弱さと目の表情の欠落が、独特の弱さ(弱点ではない)を表現しているように思えた。ジャンヌもモディリアーニの添え物ではなく、自分なりに描きたいものがあったのだなと思えて、良かった。



■たぴお「LEBENS展2」。細木博子の作品が岩肌のような表現と、かすかな青が効果的。

■時計台「竹岡羊子展」。タイトル「井戸端会議、まとまらぬ話」など、日本のおばちゃんが出てくる画か? と思うのとは想像もつかない強力で非日本的な作品。

■道新プラザ「夕張市美術館所蔵作品展」。ギャラリーに隣接して新聞閲覧コーナーもあり、道新出版の本もある。

「地球岬灯台」大黒孝儀:暗めでごつごつした風景。三岸好太郎作品にもこういう風景画があるな。
「校舎のある丘」畠山哲雄:これが一番の小品なのだが、他の作品より繊細な感じがよろしい。
「角田炭鉱」富山妙子:ほのぼのとした中間色のおとなしい作品だが、何だか好きだ。
「冬の時代」江川博:へぇー、昔はこういう作品を描いていたんだ。

初めて足を踏み入れたので、あちこちものめずらしい。入口に本田明二のレリーフ発見。



■さいとうギャラリー「渡辺貞之 イタリアの風景展」。例の少年天使(悪魔?)の作品が一点。人物を描いた小品がまた良いのだ。「天野澄子・澤丈間二人展」ではぐい呑み購入。場所をとるから、これまでも何度も買うまいと思っていたのだが、目に付いたのが安くて形が気に入ってしまった。


全国大会

2007年06月07日 23時44分57秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
今年の7月、ある団体の全国大会が札幌で開催される。私はその幹事団に入っているため、事前の打ち合わせが行われた。集まるメンバーは同業が多いが、全く関係の無い会社の人びとであったりして、それはそれで面白いのだ。

1時間ほどの会合の後、近くの居酒屋「T」へ。焼鳥盛り合わせ、ナンコツ揚げと、とても食べてみたくなるマカロニサラダ(210円だったかな?)等を注文。居酒屋のマカロニサラダはいいつまみだと思う。もう一つハムカツも注文してみたかったが、話し込んでいるうちに忘れてしまった。

話題はもちろん全国大会の話と、札幌の水は美味しいが重金属が多く含まれているという話と、鹿ハンティングの話。面白い。

この店をでて、一人ホテルバー「CV」へ。札幌駅方面に中々来ないので、久しぶりである。1杯目はバーテンダーKさんの受賞カクテルをアレンジしてもらい(何しろノンアルコールなのだ)、ウォッカ+グレープフルーツ+サクラリキュール? というカクテル(レシピ忘れた)。甘酸っぱく、綺麗な赤系統のカクテルである。

2杯目は「リキュールを効かせて」という注文に、相当考え込んだバーテンダー氏(Kさんではない)の傑作、シャルトリューズジョーヌ+ベネディクティン+アップルジュース+レモンのカクテル。2種類のリキュールの風味が口にした後、全体をジュースの甘みがフォローするという、中々複雑で新発見の味。

3杯目はマティーニ。割りとグループ客が多いので、一人客の私はKさんとカクテル話をする。Kさんの話は、今度勉強のためフランスに行くことと、東京で超有名店バー「T」に行ってきた話を聞かせてもらった。私も行ったことがあるのだが、同業だけにとても緊張するらしい。

私の話も色々聞いてもらい、オッサンは機嫌を良くして帰るのであった。

東京出張(2)

2007年06月05日 23時00分43秒 | 旅日記
ああ、予想通り二日酔いだ。8時にホテルを出て、ゆりかもめに乗り研修会場へ。昼飯はビルの1階で販売していた鳥ゴマ焼き弁当を買う。カップスープサービスなのが、ちょっと嬉しい480円。



昼飯を食べて、近所を散歩。



このあたりは、埋立地に巨大な箱物ばかりなのである。日本科学未来館というのを眺め(本日、休館)、船の科学館別館「羊蹄丸」を眺める。



かつての青函連絡船「羊蹄丸」では館内に昔の風景が再現されており、結構見ごたえがあるはずだが、昼休みにそんな暇は無い。

・・・

と言うわけで、研修を終えたものの、今日は寄り道して遊んでいる暇がない。真っ直ぐ羽田へ向かい、さすがに晩飯は食べようと、空港1階の蕎麦屋「T」へ。



まずビールとつくね。



追加で加茂鶴冷やとセイロそば。空港の蕎麦屋なので、あまり落ち着ける雰囲気でもないが、雑踏の中の孤独と言った所か。その後、23時頃帰宅。疲れた。

東京出張(1)

2007年06月04日 23時27分51秒 | 飲み歩き・東京
6月4日から5日にかけて、東京出張に行ってきた。出張といっても研修受講であり(内容はそれなりに意義のあるものだが)、ぜひ今日まとめなければならない商談があるわけでもなく、この記事のカテゴリーも「飲み歩き」になってしまった。

15時すぎに札幌を立ち羽田着、新橋へ。歩いて銀座の「W」ホテル。最近できたばかりらしく、非常に綺麗で快適なホテルだ。室内はフロアリングで、スペースも心持広め、ベッドが低く、ちょっとラグジュアリー(まで行かんか)な感じ。



休むまもなく、銀座の焼鳥「T」へ。



銀座4丁目にありながら、リーズナブルなお店と評判なのである。幸いカウンターが空いており、まずビール。焼鳥の「半コース」というやつに、おばちゃんお勧めの鴨アスパラ焼きを追加して様子を見ることにした。

店中央にある焼き場を中心に驚くほど職人さんが多い(男4人、おばちゃん3人くらい?)。突き出しのサラダ、大根おろしをつついて、ビールを飲みながら眺めていると、店主を中心に非常に丁寧な仕事がされているのが良くわかる。

1本目はまずはつくね・うずら卵が到着。しみじみ旨い。皿にエシャレット&味噌が乗っており、ちょっとした辛味で口がさっぱり。2本目は合鴨みそ田楽に細切りの大葉を振りかけたもの。ちょっと濃そうな見た目だが、さっぱり味。私の目の前にあるタレも2つの壷と、さらに刷毛で塗るタレがあり、複雑そうだ。

あいまに鶏スープを飲み、とりもも、鴨アスパラ。アスパラがジューシーに焼けており、鴨は脂身が強くなく、わりにあっさりした感じだ。事前にこの店のことを調べていると、「おしんこを勧めるおばちゃんの技が見事」という話があったが、なるほど良いタイミングで「おしんこ、どう」と勧められ、まんまと注文。爽やかな味で、追加した日本酒にも焼鳥にもちょうど良い。最後の手羽先をたべ、銀杏を追加注文して終了。

銀杏を入れても7本で足りるのかと思われる人もいるかもしれないが、それなりのボリュームであり、また、多少の余裕を残しておいた方が私には良い。先に店を出た隣の二人組みは「島根から来ました」と言っていたので、私も「札幌から来ました。焼鳥、旨かったです」とおばちゃんを喜ばせておいた。

基本的にはお店のペースで様子を見ながら焼鳥を出すのだが、お客さんが食べ終わる前にうっかり焼きあがると「ゴメンね、早く出して」とおばちゃんのフォローが入り、何とも和やかな雰囲気が漂うのだ。お店の「ホッと感」が素晴らしかった。

さて、次に久しぶりのバー「F」へ。そこそこお客さんがおり、一番手前のカウンター席に座る。まずは爽やかなカクテルを注文し、ネバダを飲む。今日はFさんが見当たらないので聞いてみたところ、「知り合いの寿司屋さんの開店に立ち寄っている」とのこと。うーむ、残念。

2杯目は「マティーニとギムレットの中間のような」と勧められたブロンクステラスを飲んでみた。もう少し強めでも良いなと思ったが「結構強いですから」とのこと(後で判るのだ、これが)。

3杯目にリキュールの面白いものをということで、シルバーブリットが登場。キュンメルというキャラウェイのリキュールを使ったカクテルだ。爽やかな中にも、何とも言えない不思議な風味がするのである。Fさん宛てに「帯広で勧められたバー”K”に行ってきましたが、とてもよかったです」と伝言を頼み、もう一軒だ。

有楽町方面に行き、散々に道に迷う。酔った勢いで(普段の私はこういうことを絶対しない)、ティッシュ配布のお姉ちゃんと工事現場のオジサンに道を聞き、それでもたどり着けず、警察の前に竹刀を持って立っている警察官に道を聞いてたどり着いた。実際酔っているせいもあるのだが、判りにくいビルの地下にある店「CL」である。



店はめちゃめちゃ狭いが、ウィスキー(主にモルト)がリーズナブルに飲める店らしい。確かに店は狭く、椅子がまた異常なほど座りにくい。気を取り直して、「癖の強いモルトを」と頼むとBowmore Scottish Castles16年が来た。うむ、わりと癖の強い、しっかりした味である。

周囲は1人で来ているモルト趣味の年配のサラリーマンが多い。なかなか喋れずに聞いていると、マスター氏は先日までスコットランドに行っており、ボトルを抱えて帰って来て、久々に店を開けたらしい。何という幸運。

2杯目は「ブレンデッドで」と注文(この店でブレンデッドはちょっとずれていたかも知れない)。マスターは「あまり無いんですよね」と迷いつつMackinlay's LEGACY12年。飲んでみると少々甘口だが、オーソドックスでいいじゃないか。

しばらくすると、私の隣に座った女性がマスターに「私、伊藤若冲を見て、京都から帰って来たばかりで、後、K(バー)にも行ってきた」と報告するではないか。これまた滅多に隣席の人に話しかけることの無い私なのであるが、「ちょっと話しかけても良いですか」と声をかけてしまった(←かけ方がまた怪しい)。

不審そうな女性氏に、札幌から若冲を見に行き、バーKにも行ってきたことを説明すると、「若冲、凄いですね」「いやもう凄いです」「どうかしてますよね」「何なのでしょう、あの描き込みは」とすっかり意気投合。随分と話し込んでしまった。

3杯目はスコットランドからマスターが持ち帰ったラガヴーリン1993。ラガヴーリン16年は絶妙なバランスの傑作モルトで、私も好きなものの一つだが、もうひとつパンチのあるこいつはさらに素晴らしい。

何と銀座に住んでいる(羨ましいが、私だったら早死にしてしまうかも知れない)という女性氏を見送り、私はマスターに「楽しそうでしたね」と見送られ、ホテルへ帰る。迷わずホテルに戻れるが、かなり酔っているなあ。明日研修があるとは思えないような楽しさだった。

20070603最近読んだ本

2007年06月03日 22時48分04秒 | 読書
「趣味は読書」斎藤美奈子
ベストセラーをあえてこの人が読み、書評と言うか内容を紹介してくれるありがたい本。ベストセラーを好まない私が読んだことがあるのは「模倣犯」「ザ・ゴール」「空想科学読本」であった。

「迷宮逍遥」有栖川有栖
ミステリ解説と評論を集めた本(再読)。

「みんな元気」舞城王太郎
面白くない。再生産。とはいえ、そういう意見は私が若い頃に読んでいた本にもあった訳であり、今の若い人は読めば良いと思う。

以下、図書館の5冊。
「臨床心理学がよ~くわかる本」岩波明
単語の紹介を羅列したもの。イラストもイメージイラストで内容理解の助けにはならない。

「図解雑学倫理」鷲田小彌太
このシリーズ、他の本は初級入門としてとてもよいのだが、「倫理」だけはテーマ的に作者の思想が出ざるを得ないので、フラットな入門書としては難しい所だ。

「安倍清明の世界」川合章子、横山健蔵
入門書として非常に判り易い。

「旅のコーフン」ムラマツエリコ、なかがわみどり
海外旅行をテーマにしたコマ漫画。これを見ていると、疲れるから外国には行きたくないなあ。

「美味しんぼ対談」雁屋哲、岸朝子
まあ、それなりに。

今日も好天

2007年06月03日 13時30分21秒 | 食べ歩き
昨日に引き続き、ほぼ雲一つない好天。二十四軒のビストロ「PE」へ。通勤途中に店内が見えるので内装替えしたかなあと思っていたが、やはりその通りとのこと。テーブルクロスが茶色になり、椅子も合わせた色にチェンジ。以前よりシックな店内となった。

今日は魚のコース。まずオードブルはホワイトアスパラのキッシュ、ホワイトアスパラのムースとスモークサーモンのクレープ包み、豚耳のゼリーよせ、キュウリやナスをケース状に整形したもの(名前忘れた)である。

豚の耳は沖縄料理でよく食べるが、フレンチでは珍しいか。ぷつっと切れる歯ごたえと薄味のゼリー、胡椒が効いて中々。ホワイトアスパラは時期もので嬉しい所だ。

続いて、ポタージュサンジェルマン。グリーンピースのスープだ。真緑の素晴らしい色彩(←写真撮れ)と豆のほど良い風味がたまらない。中盤、胡椒をつかい、岩塩を少々利かせて食べる。

そして、メインのカツオのグリルグレープフルーツソース(写真)。名前を聞いたときに若干「えっ」と思ったが、カツオを切りソースとあわせて食べる。うーむ、なるほど。これは思い切ってたっぷりグレープフルーツソースを乗せて食った方が旨いな。ホットサラダのようなものと思えば良いのだが、きちんとソースとして納得の味だ。

サラダっぽいゆえんのもう一つは、野菜の豊富さ。歯ごたえのよいホワイトアスパラと、かなり生々しいブロッコリー。そして今回の主役は「蕗」。ほど良いというより、かなりはっきりした苦味と硬い歯ざわりは子供の頃なら確実に残していただろう。しかしこれで味が引き締まっている。

最後にデザート。トマトのジュレ、ブルーチーズのアイスクリーム、ルバーブのジャムをつめたシュー、ドライフルーツのクッキー&コーヒー。アイスクリームには削ったチーズが少々かかっており、トマトのジュレを混ぜ込んだ渾然一体の味を楽しむ。ルバーブには荒挽き胡椒が添えられており、それを合わせて刺激を楽しむ。最後にクッキー&コーヒーをゆっくり。

店を出て図書館へ。図書館の棚を片っ端から制覇するシリーズ、今回は「教訓・人生訓」のあたりだ。どんな奴が人生訓を読むのか知らないが、何と棚5段にもわたる冊数なのだ。私は人生訓というのが大嫌いで、とにかくどれを読んでも腹が立ちそう。何とかダメージの少なそうな本を選ぶのに苦悶するが、端から見ると「人生訓を求めるほど悩んでいるオヤジ」に見えているのではないかと、その恥ずかしさにも苦悶。無理やり選ぶと、次の棚は宗教だ。やれやれ。

京都みやげ

2007年06月03日 08時35分10秒 | 食べ歩き
先日の京都旅行では、帰りの飛行機の時間ギリギリになってしまい、京都みやげをほとんど買ってくることができなかった。そんな中、コンビニで酔っ払って買ったお土産がこれだ。



なぜに大勝軒(東京池袋)を京都で買うのかという話もあろうが、酔った頭で「札幌には売ってない」と思ったのだ(本当に無い?)。早速作ってみる。



麺はインスタントとしては相当良くできていると思う。乾麺にしては太めで歯ごたえも中々よろしい。そしてスープ。トンコツと甘みのある醤油ダレの味はバランスが取れていて、真面目に美味しいと思う。実際に大勝軒で食べたことがないので、似てるとも何とも言えないのだが。

20070602ギャラリー巡り

2007年06月02日 16時09分57秒 | ART
今日は初夏を思わせる爽快な天気。紫外線もきつかろうと日焼け止めを塗って外出。資料館→コンチネンタル→たぴお→大同→富士フォトサロン→赤レンガカフェ→大通→時計台→道新→札幌市写真ライブラリー→市民ギャラリー→テンポラリースペース→魚魚子→ユリイカ→Newstar→フランセーズ→スカイホール→さいとう→三越→丸井今井の19箇所(新記録かな?)。

時計台ギャラリー「徳丸滋展」。「ツルアジサイ」など植物がまるで人物画のような印象で描かれている。「徳丸晋写真展」には驚いた。恐らく紅葉などが写りこんだ波立つ水面を写真に撮っているのである。不思議な色彩の交じり合いと、うねるような形。さらにオイルペイントのように青い空まで写りこんでいる作品もあるのだ。

市民ギャラリー「人形道展」。画にはネガティブな感情を描いたものが結構多いが、なぜ人形はポジティブなものばかり表現されるのだろう。「ほのぼの」とか「愛情」みたいなのばっかりだな(せむし男という作品があったが)。

ギャラリーユリイカ「透明水彩展コロコニ」。石垣渉、さすがの上手さだ。

札幌アリアンス・フランセーズ・ギャラリー「渡辺博史・佐々木秀明写真展」。とてもジャポニスムな感じの写真と、あまりにも何の変哲もない普通の日本の写真。しかし、その何の変哲のない写真の風景の方がなぜか良く分かるのだ。

みっちり歩いて(19318歩)、どこかでビールでも飲もうかと思ったが、適切な店が見つからず帰宅。家でジンのソーダ割り+レモン。ああ、これまた爽快。

今日は体調がよかったので

2007年06月02日 12時00分23秒 | 食べ歩き
本日の昼食は、前回二日酔いのせいもあり、定食のボリュームに敗北してしまった「K」を再訪してみた。



「今日のお勧めは鮭ハラスと金目煮付けだよ」とメニューにないものをおばちゃんが教えてくれたので、大好物の金目鯛煮付け定食を注文。煮付けと天ぷら(海老、イカ、ナス、クレソン?)、塩味のアラ汁、南高梅の今日も手ごわそうな定食が到着。早速、天ぷらから行ってみた。



大体、副菜の天ぷらに期待などあまりしないわけであるが、実はこれほぼ出来たてなのである。恐らく全ての定食につける副菜だから、客の入店を見て揚げているのだろうか。いずれにせよ嬉しい味だ。



そして、金目鯛煮付け。運動しているから美味しいという噂もある下半身だが、やっぱり上半身の方が嬉しいかな。割とあっさりした味付けで、身は申し分ないが、エンガワの辺りのトロトロ部位がちょっと少ない。それでももちろんごはんにはピッタリだ。

合間に潮汁を飲んで、漬け物まで食べて、ごはんの最後の一口を南高梅で食べる。甘酸っぱい梅肉がたっぷりである。ということで、多少の余裕を残して完食。今日は私の勝利であった。

20070601最近読んだ本

2007年06月01日 17時53分55秒 | 読書
「うわさの神仏 其ノ三」加門七海
面白いんだけど、作者が本当にオカルト信じているあたりが微妙だなあ。

「銀色の愛ふたたび」タニス・リー
前作が少女とロボットのベタ甘ラブロマンスだけに、今回は何ともはや。前作が傑作という気はないが、若かりし頃の私はうっかり感動してしまったのだ。

「リスク」井上尚登
株、住宅購入、リストラとサラリーマンに関するテーマ小説。ロボット開発をテーマにしたリストラ物語は熱狂とともにカタルシスエンディング。まあ、本当はこんなことないけどね。

以下、図書館の4冊。
「方向オンチの謎がわかる本」村越真
私も結構な方向音痴だけに興味深い本。先日の京都でも大幅に道に迷ったのだが(碁盤の目だが、通りの名前が分からないので、札幌とは大違いだ)、何かある先入観が生まれた時に迷うようだ。このときは、4条と5条の南北を考え違いしていたのである。

「サヨナラ、あきらめきれない症候群」香山リカ
私は特に悩みもせず、わりと社会・家庭が望ましいと思うコースを辿ってしまったので、あまりこの本に書かれているようなストレスを感じてこなかったのだ。全てを手に入れて、大切な人から認められたいという足掻きをやめるべし、という話。

「京都の仏像」村田靖子
第一パートから「兜跋毘沙門天」「空也上人」、三十三間堂が登場。うーむ、やっぱり名仏像である。

「陰陽道古都魔界ツアー 京都江戸」吉田憲右
同じような本、同じような逸話で飽きてきた。