散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

久しぶりの北24条

2013年02月16日 23時17分05秒 | 飲み歩き・その他札幌市内
軽く一杯やってから北24条に移動し、久々の「T3」へ。



先輩諸氏が多かったため写真はないが、焼鳥、揚げ納豆、ホッキ刺、タコ刺し、ささみフライ等を食べる。最後は本当に久しぶりの雑炊だ。間違いのない旨さである。

飲み物はビール1杯だけ、冷酒1杯、その後は焼酎お茶割りを飲んだ。



外に出るとまた雪だ。

立ち飲み3軒

2013年02月16日 17時34分20秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
16時過ぎに軽く一杯と思い、札幌駅方面で飲める所を探す。立ち飲みの1軒目は料理人が怪我らしく開店していない模様。2軒目は残念ながら昨年末で閉店。



ということで、3軒目にたどり着いたのが「AK」である。3軒飲み歩いた訳ではなく、タイトルから想像される内容ではないのである。



まずはいつもの晩酌セット。酒は千歳鶴の本醸造を燗してもらった。酒を持ってくるお姉さんが最初の1杯お酌してくれるのが嬉しい所である。



つまみは左からゆでもやし(ナムル風)、豚ナンコツに辛味噌添え、揚げかまぼこ。辛味噌がいいね。

2杯目も同じく燗酒をもらい、鮭のうるか(胃袋の塩辛だとか)を注文。この店は他にもずわいカニ味噌など、酒のつまみに持ってこいのゾーンが充実している。



北海道にしばしば来ているらしい、吉田類のサインがあった。滅多に来ない私が言うのも何だが、この店は続いて欲しいものである。


20130216ギャラリー巡り

2013年02月16日 16時05分25秒 | ART
本日は資料館→コンチネンタル→市民→創→ivory→ARTスペース201→丸井→さいとう→スカイホール→三越→らいらっく→富士フイルム→大通→道新→たぴお→大同→教育大サテライトの17か所。この時期に珍しく時計台ギャラリーの展覧会がなかった。

■札幌市資料館「画遊人」。それぞれの作家の個性が出た展覧会である。

■コンチネンタルギャラリー「第50回はしどい展」。
浅井菫「破壊計画都市」:破滅派でいいね。それだけに「未完成作品」という未完成の作品が惜しい。

■ivory「米澤卓也個展Vol.4 W.C」。小さなキャンバスの表面にうねりが発生し、複雑な形を取って行く。それにつられるように閉じられた別室に入ると、周囲全てが作品になっている。描かれているのは紙の山、脳っぽいもの、黒いウニョウニョ、シートのかかった箱。想像が膨らむが、一体これは何だろう。「W.C」というところから、あれの隠喩なのだろうか。

■ARTスペース201「北と七生展」。
太田香「ないしょ」:糸電話を持つ女性が可愛らしい。窓、草花、小さな旗などの小物が上手い。
松原将隆「Turkish Daylight」:外国の路面電車。かなり上手いのだが、学生っぽくないテーマである。実際に行ったのであれば、羨ましい。

■スカイホール「ペイントモンスター・アートコレクション2013」。石鹸を彫って形作る、ソープカービングに驚く。

■らいらっくぎゃらりい「武田志麻展」。
「組曲パリ」:パリのいくつかの特徴ある建物をポイントに、それ以外は連なる家・家・家。リズム感がある。
「山の旋律」:山あいの村を描いた作品(版画)。こちらも木々がびっしりだが、時々「木」「森」といった漢字が紛れ込んでいる。

■北海道教育大学札幌駅前サテライト「2012年度本学岩見沢校修了・卒業制作展」。
中川由衣「羽合の勢」:木のボードにカラフルな鳥を描いた作品。表面を削り、そこに色を塗り込めることで、より迫力のある作品になっている。

カレー焼きそば

2013年02月16日 11時28分31秒 | 食べ歩き
今日はタイミングがあい、久々に焼きそば「R」へ。前回と同じく、カレーあんかけ焼きそばを注文することになってしまった。次回行くことがあったら、普通の焼きそばも食べてみよう。



前回記事を見てみたが、全くぶれないビジュアルと味である。しっかりした焼き目のついた麺を楽しむうちに、カレーあんがなじんでくるので、後半戦は一体感を持った形で食べられるのだ。そしてスープの旨さも変わりがない。




20130215最近読んだ本

2013年02月15日 22時11分12秒 | 読書
■「彷徨える艦隊8」ジャック・キャンベル
第二の異星人の巨大戦艦が登場し、さらに第三の異星人まで登場。スタートレック状態になりつつある。

■「事情のある国の切手ほど面白い」内藤陽介
お国の事情がもろに出てしまうのだ。

■「大ピラミッドの秘密 ペリーローダン442」クナイフェル、フォルツ

■「海神の晩餐」若竹七海
第2次世界大戦前夜、横浜からバンクーバーへの船に主人公は乗る。タイタニックから瓶に入って流されたと思われるフットレルの小説が登場し、さらにはそこに乱数表らしきものが発見される。そして幽霊事件、死体? 消失事件が発生し…。いい意味でロマンあふれるミステリー。少し悲しいエンディングも上手い(再読)。

■「O.tone vol.52」
今月は沖縄料理特集。毎年ゴールデンウィークあたりに行っているので、今年もかな。会いに行ける名作は歌川国貞「江戸名所百人美女尾張町」である。

以下、図書館の2冊。
■「よくわかる日本建築の見方」中川武

■「五重塔入門」藤森照信、前橋重二
私は法隆寺、東寺、興福寺、浅草寺と有名どころしか見たことがない。記録に残っているもっとも高いものは、東大寺七重塔西塔で、何と98.5mもあったとか。最大時のゴジラより高い訳で、それは凄い。

これは素晴らしいハイボール

2013年02月14日 20時58分40秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
本日は忙しい合間をぬって、すすきののバー「N」へ。1杯目は何となくお任せハイボール。すると、ジョニー・ウォーカーゴールドラベルのハイボールにタリスカーフロートで登場。



これが味にふくらみがあって、さらにモルトのパンチがダメ押しするという、ゴージャスなハイボールなのである。

2杯目はメリーウィドウ。ジン+デュボネ+オレンジビタースのドライにして強めのカクテル。



落ち着いた赤い色と、ほろ苦さがいい。3杯目は定番サウダージ。これをゆっくりと飲んで、何とか今週も後一日だ。


土曜日の男

2013年02月13日 21時15分53秒 | 飲み歩き・その他札幌市内
今日の飲み会はやや西方面になったため、時間調整で「O」へ。店主Aさんから「あれー、珍しい。SHさん、土曜日の男ですもんね」と言われてしまった。確かに私は土曜日のまだ明るいうちにこの店に来ることが多い。

今日は軽めにとハイボール、にしん漬けを注文。



時間がまだあるので、つわぶき紋次郎という芋焼酎をお湯割りで注文。「へー、これは芋の葉っぱですね」と瓶を見て知ったかぶりをしたところ、「いえ、フキ」ですと訂正されてしまった。確かに名前に「つわぶき」ってついているからね。



よし、ここで軽めのつまみは鯖のスモークだ。これが香りはいいし、味が凝縮されていて実に旨いんだよね。



ということで、飲み会会場に向かうことにしよう。



こちらはこちらで刺身(ハッカクがあった)、原始焼き(炭火で大きな鯵と鰊を焼いたもの)が良かった。飲み物はハイボール大量で、今日はこれで帰宅。


20130212最近読んだ本

2013年02月12日 22時22分05秒 | 読書
■「東京下町ぶらり散歩」山本鉱太郎
約30年前の東京。築地と佃がひとくくりになっており、月島が登場しない。今であれば、月島・佃のセットのような気がするのだが。

■「札幌ランチ辞典」月刊STAGE GUIDE別冊
20年前のランチ紹介本。私の大好きな某カレースパゲッティ店(本当はカレー店)。当時開店20年とのことなので、今では40年にもなるらしい。また値段がほぼ同じなのも、デフレ傾向を如実に示している。その他には懐かしいキッチンママ、チャートハウス、鹿鳴春飯店、北18条で良く行ったブルドック、西18丁目付近こんとん等。ホテルのレストラン以外はかなりの確率で閉店してしまっているのだ。

■「MOA美術館名品図録 書跡・彫刻・漆工・金工篇」
「MOA」が何の略だか、やっとわかった。

以下、図書館の4冊。
■「怒らない技術」嶋津良知
私はかなり怒りっぽい。こういう本を読んで、怒らなくなるほど人間ができていない。

■「NHK美の壺 銭湯」
今年は何とか銭湯→居酒屋のコースを歩みたい。

■「ニッポンのタワー」豊科穂
別府市グローバルタワーの展望台は見た目が怖すぎ。行方市、玉造・虹の塔からはうっすらと牛久大仏が見えるそう。これも何だか凄い光景だ。

■「北海道の木彫り熊 浜田コレクション写真集」伊藤務
こんなに立派なものがあるのかと思い知らされる次第。

20130211最近読んだ本

2013年02月11日 14時38分24秒 | 読書
■「わが友なる敵」ロングイヤー
再読。

■「おいしい札幌出張2」小西由稀
紹介されている中で行ったことのある店は14軒。結構波長があっているかもしれない。

■「閉ざされた夏」若竹七海
再読。

■「めしばな刑事タチバナ8」坂戸佐兵衛、旅井とり
まってましたの第8巻。炭酸コーヒーの話の所で、サスケ、ミラクルアルファ、リベラ、ジェットストリームと懐かしいジュースの名前が登場。ここにシビレた。

■「しらみつぶしの時計」法月綸太郎

■「プロレス最強は誰だ?」プロレス評議会

以下、図書館の2冊。
■「案外、買い物好き」村上龍
全く買物の趣味が合わない。

■「一度は泊まりたい日本の宿」渡辺淳一

二十四軒界隈(2)

2013年02月11日 14時34分11秒 | 写真館
琴似は札幌の中では歩いていて楽しい方に入ると思うのだが、残念ながら1本裏通りに入るとあまり面白みがない。今日は琴似本通りから1本東側の道を歩いて、飲食店を中心に写真を撮って見た。

まずは東へ向かう。



「本日のおすすめ品」に心ひかれる。刺身の盛り合わせをドーンと頼んだ方がいいかな。

 

しばらく来ていないこの辺り。



しばらく来てない。



ここも久しく行ってないなあ。



ケーキ屋さんと寿司屋さんが入っている。



ここも割と最近できた店なのだが。



中通りにあって、しばらく前から気になっている店。他に行く所もあって、回りきれないのだ。



オープン10年にはなるだろうか。なかなか安定した店かも。



以前にも書いたが、ここ(左側の店)は、一度行ってみたい。知らなければ入ってこないような中通りで、なおかつ店外には何の情報もないのだが、ずっと続いている居酒屋さんなのだ。きっと何か良い点があるに違いない。


マトン四天王制覇

2013年02月11日 12時00分41秒 | 食べ歩き
今日は1軒目に振られて、カレーの「RN」で昼食。最近食べ続けてきたマトンカレーシリーズの第4弾にして最終回、マトンサグを注文。まずは恒例のサラダとマンゴーラッシーから。



続いてカレー到着。どうもこれまで「緑のカレーなど食欲が湧かぬわ」と思っていたのだが、せっかくのマトン全種類制覇のために食べることにしてみた。



早速一口行くと、直接的にほうれん草(*サグ)の味というのはあまり感じない。とは言え、辛さを自分のちょうど良い4辛にしてみたのだが、ほうれん草成分のせいかそんなに辛く感じないようにも思える。

食べてみて、ほうれん草入りというのは、なかなか完成度の高いカレーであると思った。確かに色々な店にこのメニューがあるのもうなずける。



(*)サグとはほうれん草ではなく、菜の花だというブログ記事もあった。

20130210ギャラリー巡り

2013年02月10日 16時11分20秒 | ART
本日は法邑→ラフィラ→4プラ→スカイホール→さいとう→ARTスペース201→丸井→三越→グランドホテル→地下歩行空間→三岸の11か所。荷物が多くて失速。

■茶廊法邑「BIG MONGOL2013」。これは開催に感謝したくなる展覧会だ。
DOLGORSUREN Batmunkh「Before the rain」:広大なくもり空の下、小さな水辺に馬が集っている、いわゆるモンゴルイメージの作品。
BURDAA Dolgor「Noon」:解体(または設営)中のパオの天井を見上げた構図。色が明快で骨太な描写だ。
ADIYABAZAR Nayamiin「Spring」:パッチワークのような山と馬の画。丁寧で気持ちいい。

誰なのか存じ上げないが「モンゴルは社会主義的リアリズムの技術と、西洋文明の流入で、絵画技術は非常に高くなっている」という解説をしていた。一般的な欧米圏ではコンセプチュアルアート等で、技術的には低下傾向なのだとか。どこまで本当なのかは門外漢でさっぱりわからぬが、モンゴル絵画展という催しは実にありがたかった。

■ラフィラホール「~ イランカラプテ ~  アイヌ彫刻&北海道風景画展」。
田辺三重松「海浜」:絵画の中ではこれがパッと目についた。オーソドックスな海と大胆な舟の描写が対象的。53万円。
藤戸竹喜「群熊」:一木造りで、木に上る熊たちを掘り出した大作。300万円。ちょっと凄い。
床ヌブリ「(タイトルなし)」:全体的にはペンギンのような、足元は猛禽類のような奇妙な鳥のイメージ彫刻。

近美の「AINU ART」で感銘を受けた人は、ぜひ行ってみるべし。

■さいとうギャラリー「QUATRE BLANC」。
経塚真代「愛犬にパンケーキを作ってあげたらあんなに食欲のあった愛犬がすごい勢いで顔をそむけた…」:これはタイトルというか、かつての愛犬をもとに作った人形に添えられたセリフのようなものである。ちょっとした奇妙な一言系なのかと思いきや、実話なのだそうである。いったいどんなパンケーキだったのか。

■ARTスペース201「コズミックエアライン展」。
藤井七海「星の海」:青い海に黄色の光線が空から差す。印象的な作品。
渡部万里子「Yellow」:人物画に独特の味わいがある。この作品も人間の眼は描かれていないのだが、情感がある。
小林早織「涙の湖」:ワニの眼にも涙。明るい色彩でワニが可愛い。
加茂川麻衣「整列」:表情もなく、服を着ていない人たちの列。死への旅立ちなのか。

4人がそれぞれの作風を持ち、拮抗したレベルで出品されているのは実に良いものだ。

■地下歩行空間「伊勢神話への旅 宮澤正明写真展」。行ってみたくなる。



■三岸好太郎美術館「音楽のある美術館4」。作品自体は全部見たことがあるのではないかな。三岸と本郷新が久保守の渡欧送別会(1930年2月)の時の写真に写っているのは初めて見たかも。面識があったんだ。

スタンプラリーが見事完走になったので、図録「珠玉の英国絵画展 マンチェスター市立美術館所蔵」をもらう。この美術館、かなりの作品を所蔵していて、私の好きなプリンセプ「シンデレラ」があったので決定した。19世紀ロシア絵画の図録(レーピンの作品が載っていた)も欲しかったなあ。

恐るべき罠

2013年02月10日 15時40分26秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
某デパートのバレンタイン特設会場にバーができたという話を聞いて、この時期には全く気が進まない会場へ。カウンター6席、立ち飲みコーナーありのショコラバーというのが確かにある。カウンターが空いていたので座り、メニューを見る。

うーん、実に悩ましい。しかしその中からまずは肥土伊知郎ミズナラヘッドを注文。もちろんショコラとのセットがあるのだが、そんなものには目もくれぬわ。



ミズナラのフレッシュな味わいが楽しめるウイスキーである。悩んだ末にもう1杯、ベリーブロス&ラッド・カリラ1980という30年物のウイスキーを注文。



開封したてで、最初は香りがしてこなかったのだが、だんだんに複雑な味わいが感じられてくる。なるほどこれはいい味だ。

この他のメニューは以下で、恐らく原価で出していると思われるので、相当お得かも知れない。

竹鶴21年、竹鶴25年、余市20年
ボウモア1994、トマーティン1993
ハイランドパーク1988、マッカラン1990
ダルモア1263アレキサンダー3世
レアレストブレンデッド33年、グレングラント1969

危なくもっと行きそうになる所を何とか振り切って2杯で終了。恐ろしい罠だった。

いい明日

2013年02月10日 12時51分53秒 | 食べ歩き
古書店の特売につられ、はるばる東札幌へ。久しぶりにイーアス札幌にやってきた。まずは昼食ということで、フードコートにある丼の店「D」で豚おろし丼(品名は良く覚えてない)を注文。



自分でも作れそうな感じではあるが、肉はふんだんに入っていてまずまず。フードコート席の真ん中にはウォータークーラーがあり、冷たい水を飲む。水汲み場には「ペットボトルに詰めるのはご遠慮下さい」と書いてあったりして、何となく客層をうかがわせるものがある。

輸入食品専門店で店内を眺めていると、小さいカップでコーヒーを出してくれた。食後にちょうど良く、嬉しい気持ちに。購買欲もそそられて、アヒルのパテとアスパラスープを購入。

さてそれから本題の古書店へ。薄々気がついていたのだが、やっぱり…



閉店セールで半額だったのだ。普段来ないのに、こういう日にだけやってくるのは申し訳ない。

「東京下町ぶらり散歩」山本鉱太郎
「戦争と美術」司修
「札幌ランチ辞典」月間STAGE GUIDE別冊…20年前の本
「日本の美術No.15 天平彫刻」杉山二郎編
「MOA美術館名品図録 書跡・彫刻・漆工・金工編」

を購入。とても感じの良い店員さんと会話。琴似のイトーヨーカドーでも古書市を開催することがあるそうなので、今度はそちらに行ってみよう。



2階に行くと、仏像ガチャガチャがあった。シリーズ5ともなると、かなりマニアックなセレクションである。以上で街中へ戻ろう。