散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

ジャンバラヤ

2016年10月23日 13時02分59秒 | 食べ歩き
今日は彫刻美術館に行く途中で、ずいぶん久しぶりにファミレスの「CCS」に立ち寄ってみた。メニューは豊富だが、どうも今一つピンと来ないなと思いつつ、目についたのがジャンバラヤ。まあ、そんなに一般の店にはないよね。よし、ということで、中でも一番ボリュームのありそうなビーフジャンバラヤを注文する(腹が減っていたのだ)。

珍しくドリンクバーをつけて、あまり糖分を取りたくないのだが、山葡萄サワーをチビチビ飲む。やがてジャンバラヤ登場。



これはまずまずのボリュームだ。ご飯の上にビーフ、ソーセージ、トマト、さらに無料でつけられるパクチー添えである。食べてみると、それほどスパイシーさはなく、食べやすい感じ。パクチーははっきり香りがするので、好みが分かれるだろう。

ここで添えられてきたサルサソースにレモンを絞ってジャンバラヤの上にかける。むむ、これは何も考えずに全部かけると、辛さに弱い人は苦しむのではなかろうか。結構な辛さがあり、味が一変するので、良いアシストだと言えるだろう。



まずまず満足して、食後にコーヒー。さらにデザート代わりにココアを飲んで終了。



私には珍しく、45分くらいは店に滞在したかな。


ワンタンメンファイナル

2016年10月23日 07時31分45秒 | 食べ歩き
ワンタンメン特集は前回最終回と言ったのだが、スーパーで買い物をしていると商品入れ替えのためか割引になっているエースコックのワンタンメンを発見した。すかさず購入。



ワンタンは小さめのものが3個。スープとは違う味付けになっているが、主張はそれほど強くない。ワンタン以外の部分はタンメンの味。北海道では飲食店でタンメンというのがあまりないため、これはこれで嬉しいね。


ほぼ撃沈

2016年10月22日 21時03分32秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
15時過ぎからの見出しているから、結構酔っ払い気味。最後にバー「N」へ。雨のせいか、まだ混雑していなかった。1杯目はアクアビットソニックでスタート。



2杯目はダークラム+GET27+ガンメルダンスク+レモンのカクテル。せっかく入荷したガンメルダンスクだが、積極的に飲む人は2人しかいないとのこと。そのうちの1人である私が積極的に飲まなくては。



これ、ラム酒の甘さ、ガンメルダンスクの苦さに酸味も加わって、なかなか良くできたカクテルになった。しかしこの辺で、さらに酔いは回り、最後はガンメルダンスク+フェルネットブランカ+ピコンのソーダ割りを注文する。



三種のリキュールをたっぷり入れられ、余り炭酸が入っていないようにも見えたが、飲んでみたら意外とまともな味だった(←失礼な言い方)。ピコンの甘さが今の状態においては、嬉しいね。

まだ21時前なんだけど、これで帰ることにしよう。タクシーを拾おうと少し歩いたら、近くのビルにサボテンがあった。これ、本物だよね。


北海道大箱居酒屋(7)空振りからの

2016年10月22日 19時24分46秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
前回、なかなか良かった店を再訪しようと思ったら、何と予約で貸し切り! ご年配の方には、安心感のある店なのかな(どんな人が予約したか知らないのだが、年配者グループであろうという想像だ)。小雨が降っているので、同ビルの2階「GIF」へ。こちらも意外と良い店だと思う。

生レモンサワーを注文し、まずは今日のおすすめ蝦蛄刺しから。つまらない通しがないところもいい。

 

蝦蛄刺しはオスとあって、しっかりした身の味がする。ちょっと少ないけど、しょうがないか。続いて、店長今月のおすすめ料理から、鯖のタルタルソースとキノコと鶏肉の春巻。

 

たっぷりかかっているタルタルソースがなかなか美味いので、春巻にも転用してみたら、相性が良かった。ここで、司牡丹を注文。全く動かせないくらいに表面張力盛りされた。口をつけてすするも、ちょっとこぼれる…。



日本酒が来たところで、サンマ刺身でも頼んでおくか。基本的には生姜で食べたが、港町風に一味唐辛子でも食べてみた。いいんじゃないか。漬物盛合せも追加。

 

こういうものは大箱居酒屋でなければなかなかないだろうとつぶ焼きを注文。甘めで生姜の効いた汁と柔らかくなったつぶの相性がいい。



締めは鉄板ソース焼きそば。まさに「鉄板」の味(下らなくてスマン)。



腹一杯になった。店を出ると、まだ小雨が降っている。傘を差さずに、次の店へ。

20161022ギャラリー巡り

2016年10月22日 17時07分55秒 | ART
本日は新さっぽろARTWALL→新さっぽろ→市民→三越→さいとう→ivory→らいらっく→CAI02→富士フイルム→大通→STV時計台通り→STV北2条→時計台→道新→紀伊国屋→大丸→チカホの17か所。小雨が降っていたが、結果的に傘を開くことはなかった。

■新さっぽろARTWALL「浜野龍峰展 「宝~南米で見つけた日本の宝」」。



■新さっぽろギャラリー「第32回写真の町東川町特別作家賞受賞 マイケル・ケンナ写真展」。展示されている中で、古めの作品は具象写真なのに、抽象版画の趣がある。最近作は具象に戻ってきている感じ。

■市民ギャラリー「第91回道展」。今回も作品名は記録なし。
石川潤:青と白のバランス、表面の丁寧な描きこみで完成度の高い作品になっている。
磯崎瑞恵:今年の北海道美術協会賞作品。賞を取ったと言っても、必ずしも好みではない作品というのが沢山あるのだが、これは私好みの作品。素晴らしいと思う。人物ももちろん良いが、リアルな小物が目を引く。
伊藤貴美子:これまで向こう側の世界を表現する黒い穴を描いたことはあったが、今回はこちら側の世界に黒い線が登場し、光を侵食している。

折目桃子:圧倒的な石のドーム状建物。力強い。
川上直樹:「国境地帯」シリーズはテーマも含めて重々しい印象を受けるが、今回は赤い箱と緑の梨を描いて、色彩で印象を和らげている感じがする。
神田真俊:緑色のもやもやで表現されているのは宇宙ステーションか?

佐藤綾香:光る葡萄の前に、力強い目をした女性。この作家の特徴が十分出た作品。
城下八重子:龍の頭の上に立つ勝気そうな少年。上手い。
野澤桐子:青年の手にはフクロウが止まっている。若いに似合わず知恵者ということであろう。

堀内掬夫:完成形ではない立方体を描いた、ふわっとした作品。
山川真一:山川カラーの中にも、京都の落ち着いた感じがある。

 
→ロビーにあった、花輪大輔「The place where independence begins」を撮影。

■さいとうギャラリー「尾形香三夫展」。相変わらず素晴らしいとしか言いようがない。

■大通美術館「針槐の会グループ展」。
Yu-koma「最後の晩餐」:一つ目の女の子を中心に、化け物たちの豪華な晩餐会。書き込みの細かさがいい。

■STV時計台通ビル「北海道教育大学岩見沢校美術文化専攻選抜展2016」。
木村麻衣「メデイア」:私の好みでは、この作品が一番だった。



■時計台ギャラリー「第11回櫂展」。
田崎健一「景(電脳)」「PATH CONNECT」「PATH ERROR」「景(仮諦)」:この作者の作品は少々不気味なところがあって、ちょっと…、と思っていたのだが、今回の4連作は素晴らしい作品だと思う(いや、これまでのも良い作品だとは思うのだが)。

かみ合わぬ

2016年10月22日 15時45分39秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
15時くらいから急に酒が飲みたくなってきて、札幌駅の某店へ。カウンター席の一番奥に座り、オレンジピールのハイボールを注文。ちょうど直前に女性グループ2組が入ってきたせいか、飲み物の出が遅い。



つまみは…、あれ、昼のお得なメニューはないのかな(後から来た1人客も訝しがっていた)。じゃあ、ぬか漬けにしておくか。



しゃれたぬか漬けを食べるために、萬寿鏡を注文。しかしなかなか来ない。見ていると注文を端末から入力し、それが紙になって出てきてから順番に並べて、それに従って品物を出している模様。そのシステム、何とかならないのかな…(品を先に出して、後でシステムに入力すればいいのに)。

それでもまだ飲み物が到着せず、後から注文したほかの客に飲み物が出ていたので、再確認する。どうやら注文は忘れられていたようだ。実に意味のないシステムだ。

 

検査終了

2016年10月22日 11時16分19秒 | 食べ歩き
今日は3か月に1回の病院へ行く日なのだが、少し早めについたようだ。受付番号が5番目になっていた。血液を採取されたので、やっとここで持ってきたお菓子をつまんで空腹をしのぐ。病院に早く来ても検査の結果がでるのは1時間かかるので、その間待つのはどうしようもないのである。

やっと検査結果が出て、問診が終わって、薬ももらって(これも結構時間がかかる)、10時半である。まだ一般的な飲食店の開店時間には間があるため、困ったときの「SZ」へ突撃だ。

初めて見るメニューかな? 柔らかチキンのサラダを注文。奥に見えるは、当然のことながら赤ワインである。



食事ものとして、アマトリチャーナロッソを注文。



少し塩気がきつい気もするが、とりあえずこれで満足。

バーで締める

2016年10月21日 21時15分44秒 | 飲み歩き・琴似界隈
先ほどの店から歩いて数秒、バー「D」へ。

1杯目はデュポン・オリジナル(カルヴァドス)。甘い味わいで心も落ち着く。



ところでバッタリ会うのは初めてだが、会社の先輩が先に来ていた。一度、一緒に来たことはあるのだ。

2杯目はアイリッシュマンハッタン。ウイスキーはブッシュミルズの16年。これはこのカクテルの完成形じゃないかな。なかなかアイリッシュウイスキーでは難しいと思いかけていた今日この頃。これはしっかりした味わいに仕上がっている。



3杯目はラガヴーリン・8年・200周年記念ボトル。ツンとくる香から、後半は甘い味わいがしてくる。



贅沢に4杯目はボウモア・カスクストレングス・14年(SMWS)。タイトルは「Flaming seaside mountains」(海のそばの山で山火事?)。ちょっと集中力が切れてきたので、この辺で帰ることにするか。


今週は大変だったねえ

2016年10月21日 19時55分07秒 | 飲み歩き・琴似界隈
今週は大変だったのだ。何とか来週への方針も立ち、とりあえず資料も仮アップし、珍しくJR札幌駅から琴似へ。どこに行くか迷った結果、久しぶりの居酒屋「T」に行くことにした。前回、かなりの混雑で「あれれ」という気分にさせられたのだが、今日は金曜日なのに落ち着いている模様。

1杯目は生ビール。通しは魚の南蛮漬けとさつま揚げ的なもの。



刺身盛り合わせを頼んでみようかな。



ここの刺身盛り合わせは結構気が利いているんだよね。中央はマグロとししゃも。両サイドは今日のメニューから見ると、カワハギとマトウダイということになりそうなのだが、さっぱり分からない。いずれも旨く、これはもったいないと国稀を注文。

次に今日のおすすめからマグロかま焼きを注文。



写真ではサイズが分かりにくいと思うが、結構食べるところがある。意外と淡泊な味わいで、おろし+醤油で食べるのが美味い。さっき頼んだ国稀も量が随分たっぷりだったし、こんなところで満足である。次行こう。


じゃ、一人で行きますか

2016年10月20日 19時55分21秒 | 飲み歩き・琴似界隈
昨日は大変スッキリした良い飲み会だったのだが、それはそれとして一人で飲みに行くか。ということで、雪がちらつきだす中、二十四軒の居酒屋「F」へ。天気のせいか客は少なく、一人で飲んでいたオジサンが「外、すごいかい」と声をかけてきた。「ちょうど、バンバン降ってきたところです」と答えて、今日は番茶割りからスタート。



通しはチンジャオロースー(写真はブレた)。この店の自分のところで料理している通しは、なかなかの工夫ものだと思う。これ、確か190円だったかな? そして今日のメニューにスパゲッティサラダを発見し、これも頼もう。ちょいと醤油をかけるとつまみになる。



ところで「番茶割り」とは、焼酎の番茶割りなのだが、北海道以外の方はあまり飲まないというのは本当なのだろうか?

ここで酎ハイを頼み、いつものペースに戻り鳥串、豚串(タレ)。

 

最後にひな皮。



外の天気が気になるが、霰の降る音は収まったようだ。じゃ、帰りますか。

 

札幌にしても、これだけ降る初雪は珍しいかも。

会合の前に

2016年10月19日 22時42分24秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
しばらく前からお誘いしていた方との飲み会が急遽決まった。しかし、お忙しいらしく、まだ時間がある。ということで、ちょっとだけフライングして一杯飲んで待つことにした。大通の焼鳥屋さん「H」へ。

まずはハイボール。通しは缶詰的魚の煮たもの。



あまり食べすぎないように山わさび冷奴というのを頼んだ。



おお、結構ずっしりした豆腐である。これを山わさび醤油漬けと鰹節で食べるのだから、美味くないわけがない。緑茶ハイを追加して、やっぱり焼鳥食べていくか。



ふむふむ。お手軽ながら悪くないのではないだろうか。ちょうど待ち合わせの時間が来たところで、ここは終了。



次はやや札幌駅寄りの居酒屋「F」へ。刺身でイワシ、コウイカ、しめ鯖。鯛かぶと煮、納豆天ぷら、スペアリブ、ラーメンサラダなど。新メンバーも参加して、気持ちよくしゃべっていただいたと思う。私自身も悪い飲み会ではなかったらしく、翌日結構スッキリしていた。

20161018最近読んだ本

2016年10月18日 23時14分35秒 | 読書
■「強行偵察」マルコ・クロウス
圧倒的な軍事力を持つ宇宙人に人類は攻め込まれていた。しかもなお、人類陣営の中での内輪もめが発生する始末。ついに地球近くまで侵攻されてしまうが、逆転の手はあるのか? まあ、人類の最終攻撃は、物理学的には正しいものだが、それは最初の方で気が付いてほしいものである。

■「黒猫の約束あるいは遡行未来」森晶麿

■「黒いモノリス ペリーローダン530」マール、ダールトン

■「O.tone vol.96」
ラーメン特集は最近ではほとんど興味が持てない。路線バスによる札幌近郊再発見の特集は良かったが、これから冬に向かうので、来年かな?

■「インサート・コイン(ズ)」詠坂雄二

■「大癋見警部の事件簿」深水黎一郎

■「現代絵画入門」山梨俊夫

以下、図書館の1冊。
■「小田和正ドキュメント1998-2011」

イベントの後、遅い時間に昼食

2016年10月16日 14時49分07秒 | 食べ歩き
今日は11時から14時開催される、何とも間の悪いイベントに参加。終わったときの私はとても腹が減っていた。「焦るんじゃない、俺は腹が減っているだけなんだ」という訳で、少しさまよいつつ、ランチが16時までで使い勝手のいい「AI」へ。意外と客はいて、まあ、自由な時間に人間は食事をとるもんだと思う。

3種類のランチの中から、海老とチキンのかつとじを注文。待つことしばし、やって来たよ注文の品が。



ほお、ご飯と具材の部分は別盛りなのね。確かに、いきなり白いご飯を無くされることに不満を感じる人もいるだろう。私も別々のままで食べることにするかな。

海老とチキンのかつとじをアップで。



うむ、揚げて煮てだから、熱々である。味付けももちろん申し分ない。ご飯、味噌汁、キャベツはお代わり自由だそうだが、これだけの量があれば、私には十分である。また、チキンだけだと味が単調になるところだったが、エビフライがあったので、味の変化という意味でも良かった。


20161015ギャラリー巡り

2016年10月15日 19時53分35秒 | ART
本日は資料館→コンチネンタル→富士フイルム→アリアンス→ivory→さいとう→スカイホール→三越→大通→道新→時計台→赤れんがテラス→プラニスホール→大丸→道銀駅前支店→大洋の16か所。

■札幌市資料館「第15回斎藤由美子水彩画展」。主に、草花を水彩で描いた作品が展示されている。自然の美しさがポイントだが、単に写実的に描いたというより(そうとう写実的だが)、作家の目で描きたいポイントを明確にしている感じがする。それが微妙な遠近感のように感じられ、より一層、自然の良さが伝わってくるのだ。

「あけてくださぁ~い」:資料館の窓につめ寄ってくるような枯れ葉を描いた作品。ユーモラスでもある。



■コンチネンタルギャラリー「中江紀洋展」。これは素晴らしい。
「風のひとりごと」:化石化したような木を台座に、石に見立てたような楕円体があり、さらにその上に5匹のトカゲらしい生物が歩いている。風が「1億年前に、こんなことがあったのさ」とつぶやいているかのようだ。

彫刻だけではなく、ドローイング作品が多数展示されているのは意外だった。幾何学的な形+ドリッピングで、何となく曼荼羅のような印象を受けた。

■札幌アリアンス・フランセーズ「THREE TREE 2016 3人のひっそり絵画展」。
佐藤綾香「甘いかおり」:苺が画面からはみ出すような半立体作品。
佐藤綾香「遭遇1」:それに対してこちらは、人の目と狼を重ね合わせた、ほぼモノトーンの作品。
古田萌「兆-きざし」:楕円体の木に手と蜘蛛を描いた作品。
宮村麻未「きまま」:お菓子などを描いた連作集だが、ちびたポッキーを描いた作品が何とも面白い。

あれれ、雪虫が服にとまった。何度か見かけたような気はしていたのだが、ついにこの季節が来たか。



■時計台ギャラリー「米澤邦子展」。思わず「やるな!」と言ってしまう展覧会。
「流景」:色彩と表面の形状のバランスで深みのある表現がなされている。

■プラニスホール「夕張市美術館コレクション~炭都・夕張の美術遺産」。私は2006年に夕張市美術館に行ったのだが、あれから10年。夕張市は財政的に非常に厳しく、美術館も今はない。

小林政雄「炭鉱風景」:茶色の山肌、建物、それらを縁取る黒く太い線。エルンストを思わせる作品だ。
大黒孝儀「選炭場」:不思議と明るく、整然とした建物が描かれている。

この他にも、齋藤清、佐藤忠良、山内壮夫、夕張生まれの伊藤光悦、江川博の作品、さらに夕張市美術館で開催された展覧会のポスターや1950年頃の夕張の写真など、なかなか興味深い展示であった。