散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20190112ギャラリー巡り

2019年01月12日 17時21分19秒 | ART
本日は大通→富士フイルム→三越→SONY→スカイホール→さいとう→HOKUBU記念絵画館→エッセ→大丸→紀伊国屋→道新→NHK→レタラの13か所。

雪のいきなり増えた札幌。昼前のスタート。



■大通美術館「大地/開墾2019 楢原武正展」。相変わらず正月明けから良いものを見させてもらう。一番奥の大きなインスタレーションは、打ち捨てられた廃坑を見る思いだ。

■三越ギャラリー「近代現代洋画名作展」。
荻須高徳「鯵」:東郷青児の作品が多い今回だが、私は意外な日本的題材を使ったこの作品が新鮮だった。

■SONY αプラザ「4名のフォトグラファー・インスタグラマーによる合同作品展」。初めて見たのだが、halnoのホウキにまたがった空中浮遊写真が面白かった。普通にジャンプして取るらしいが、どうやって撮影したのか分からないもの(足元に地面がなさそう)もある。

■HOKUBU記念絵画館「平野遼特別展」。人物(群像)や森を抽象的な手法で描いた作品が多い。画肌はしっかりしていて好ましいが、主題の不在感(人物も表情がなかったり、あえて形をはっきりさせていない)が少しモヤモヤする。

いつものコーヒー休憩。お菓子を頂いたら、これが結構胃袋を圧迫してきた。



■ギャラリーエッセ「札幌MOGA 銀座MOGA札幌巡回展」。いわゆる今風の美人画展覧会。昨今、まれにない程売れていたように思う。



■NHKギャラリー「多田伸司の水彩画展「中央アジア・カザフ、キルギス等からモンゴルへ」。年配の方のアジア旅行スケッチ展。自分では見ることがないであろうものを見せていただけるのはありがたい。作品も好ましい感じ。

■ギャラリーレタラ「札幌のアーティスト50人展」。やはり行っておくべきだった。
安栄容子「憩い」:描かれているのは鈴蘭か? スッキリして目を引く作品。
會田千夏「The fissur 2018.8.12」:ほぼ線だけのドローイングだが、冴えている。
クスミエリカ「現代装置 断片4」:BOXの中に封じ込められた切り絵。新しい手法として、この先の展開に影響しそうだ。



あまり回れなかったが、東京を除くと、今年の本格的なギャラリー巡り初めである。

その厚みたるや

2019年01月12日 12時12分59秒 | 食べ歩き
先週は東京に行っていたので、久々にのんびりと過ごす札幌の週末である。昼食はあまり深く考えず、大通のチェーン店「M」でとんかつを食べることにする。店頭でメニューを見ていると、おお、良いのがあるじゃない。店に入り、操作がちょっとわかりにくい券売機で、厚切りロースかつ定食の食券を購入。

サーバーから冷たい緑茶を持ってきて、しばし待つ。



メニュー提供に少し時間がかかりますといったことが書いてあったのだが、そんなに待つこともなく、私の食券番号が呼ばれる。カウンターから定食を持ってきて、全体を眺めてみる。



ごまを軽くすり、辛子を出して、卓上のつぼ漬けも取る。ソースを入れ、サラダにはドレッシングをかけ、味噌汁を飲んでから、とんかつへ手を伸ばす。いろいろな準備で、この瞬間、慌ただしい時間帯となった。

とんかつは厚さをアピールするためか、最初から中央の一切れが横倒しになっているので、ここから食べることにしよう。これを特製ソースで食べると、揚げたてのかつの熱さと厚さはなかなかのもの。肉も比較的柔らかい。

続いて醤油+辛子、通常ソースなど変化を加えながら食べる。もう少し脂身の部分があっても良いような気がするのと、肉の味わいをさほど感じない淡泊さはあるが、値段の事も考えれば(専門店よりは1000円近く安いだろう)申し分ないといえるだろう。

ご飯茶碗が小さかったので、軽くお代わりをして満腹。食後にもう一度冷たい緑茶を飲んで終了。気軽なところも良かった。



備忘録

2019年01月11日 23時04分34秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
1月9日
仕事終わりに、新メンバーも加わったため飲み会へ。ビールの後、ハイボール大量。食べたものはもつ煮、鶏空揚げ、よだれ鶏など。

1月11日
去年から今年にかけて、何度か打ち合わせをした人との飲み会。1軒目はすすきのの焼鳥店「TF」へ。しかし、この男、ずいぶんよく食べるね。同行者のせいで、思った以上の値段になってしまった。焼鳥そのものはまあまあ。タレが少し個性的か。小葱豚バラ巻とか、新生姜豚バラ巻とか、細工してあるものが良かった。

2軒目はいつものバー「N」へ。電話を入れた時はかなり空いていたらしいが、我々と同着のタイミングで大量の客が押し寄せ、一気に満席へ。電話入れておいて良かったよ。飲み物は、アクアビットモスコミュールでスタート。2杯目はテキーラ+抹茶リキュール+レモン(だったか?)のカクテル。3杯目はボウモア21年OMCと今飲んでも良いのか分からないウイスキーを飲む。加水するとぐっと甘味が出てきて、良い味だった。

はっと気がつくと23時で、慌てて帰る。

まだ、新年気分

2019年01月08日 18時59分44秒 | 飲み歩き・琴似界隈
私自身は新年気分ではないのだよね、もう。ところが、二十四軒の居酒屋「F」にくると、割と周りの人は新年気分であった。「昨日、仕事始めで、途中から飲んじゃったから、ちゃんと仕事したのは今日からかな」とか、のんきな雰囲気である。

さて、いつものごとく酎ハイを頼み、納豆豆腐とニシン漬けでスタート。



焼物は塩で鶏軟骨だな。



タレで豚串だ。しかし、いつも同じものしか頼まないよな。



「銀河英雄伝説」は休載でガッカリして帰る。

新春東京(16)たたき

2019年01月07日 21時00分44秒 | 飲み歩き・東京
さて、空港に向かうために浜松町に到着。タイミング的に良いので、ここに立ち寄るかと、居酒屋「A」へ。恒例の店頭立ち飲みも良いが、今日は疲れているため席に座りたい。

店の人に「一人ですが」というと、早くも発生している混雑のため2階に上がることになった。どうやって上がるかというと、店内にエレベータがあるのだ。こんなの昔からあったっけ? それとも建て替えの際に作ったのかな。



2階もかなり混雑しているところ、何とかカウンター席にもぐり込む。注文はレモンハイと言ったはずだが、店の人の脳の回路の中で不思議に変換され、ビールが到着した。ま、あえて変えてもらうほどでもない。

注文はお新香(ぬか漬け)とたたき(つくねのようなもの。1人1本限定品)を注文。





青海苔の香りが不思議と合う。

もう一品くらい何か、そうだな、かしら塩にしよう。



これで腹一杯になり(昼食がまだこなれていないのだ)、勘定をしてもらう。



さあ、これで全日程が終了だ。空港に向かおう。



帰りの飛行機は10分程遅れたが、席はガラガラで快適だった。新千歳空港からエアポートに乗り、家についたのは21時。多少早めに帰ることができたので、体はそんなにつらくない。後、今週は4営業日、そして3連休が来るはずだ。

新春東京(15)サントリー美術館

2019年01月07日 15時56分33秒 | ART
飛行機はツアー予約のため、早い時間に変更することはできない。ということで、やむを得ず、月曜日も開いている美術館へ。

■サントリー美術館「扇の国、日本」。
「彩絵檜扇(熊野速玉大社古神宝類のうち)」:今日の国宝1点目。檜で出来た木の扇である。
「扇面散双鶴鏡」:鏡の文様として、11枚の扇(すべて模様が違う)を散らし、さらに鶴亀を配したおめでたいもの。
「臥雲日件録 下」:扇は日本の主産品で、その一本で中国の百科事典1セットが手に入るほど高価であったということが書いてある。

六角益継「東寺百合文書 絵所益継扇代物請取」:今日の国宝2点目。高いものは扇1本500文(=5万円)、安いものは3千円と書かれている。
「北野天神縁起絵扇面貼付屏風」:一の谷、屋島、壇ノ浦の戦いなど、源平合戦の名場面コレクション作品。
尾形乾山「銹絵染付絵替扇形向付」:乾山得意の扇形の5客の器。内側にそれぞれ、桜、梅、紫陽花、桔梗、椿が描かれている。

なかなか優雅でよろしい展覧会であった。



その後、富士フイルムフォトサロン「第14回 美しい風景写真100人展」へ。この写真だけ、記念撮影可能となっていた。



さて、微妙に時間が余ったが、まだ腹が減っていないため、本格的に飲み食いするタイミングではない。どうすべきか。

新春東京(14)いよいよ仕事

2019年01月07日 13時00分19秒 | 旅日記
さて、いよいよ仕事の日だ。

6時少し前に起床。朝はサンドイッチを食べ、やっと本筋の出勤へ。なかなか風の冷たい東京の街をちょっとだけ歩き、地下鉄で移動。30分かからずに到着するのだから、楽なものである。

新年のあいさつを何人かにして、テレビ会議を一つ済ませてから、メインの仕事へ。
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仕事終了。あっさりしすぎているが、もちろん、何をやっているか書くわけには行かないではないか。

この後、昼食会となる。すなわち、仕事そのものは午前中で終わりなのだ。こんなことのために出張していいのか、と誰もが思うかもしれないが、必要なのである(と、強く言い張る)。

昼食は社員食堂の別室で、少し豪華な弁当。ご飯、海苔の味噌汁、ローストビーフ、焼き魚、玉子焼き、かまぼこ、天ぷら、煮物、もやし和え、デザート。最後にコーヒーまでいただいてしまった(勘定を払わなくても良いのだ)。

ということで、13時に解放される。飛行機の時間は余裕をもって夕方にしていたので、これはやむを得ないな。

新春東京(13)味噌カツ

2019年01月06日 22時46分00秒 | 飲み歩き・東京
荷物が少々重いので、一旦ここまでにして、ホテルに戻り、荷物を整理した後、銀座で2軒目へと向かう。



しかし、しかしであった。今日は日曜日なので、あらかじめ日曜日営業の店を押さえてはおいたのだが、2軒連続、19時で閉店ではないか。まさか早じまいとは思っていなかったな。

若干の諦めとともにホテル方向に戻りつつ店を探すが、どうにもない。これはホテルの部屋のみでも良いかと思った所に、名古屋の店「YT」が現れた。そうだ、ここは定食だけではなく、つまみで軽く飲めるな。



ということで店に入る。メニューを眺めて、店名を冠した「YT」サラダ、ロース串カツ3本、愛知の酒、長珍を注文する。最初にやってきた酒を飲み、サラダを食べる。





今日のメインとなる串カツは、一口目はそのまま。それ以降は辛子をつけて食べ、最後の一本は店の人が「合います」と言っていたすりごまで食べてみた。なるほど、すりごまもなかなか悪くないものである。



注文第二弾も行こうかと思っていたが、予想以上に日本酒の盛りがいい。私の小食もあって、これにてギブアップとなった。後はホテルに帰り、軽くやることにするか。



ダラダラとテレビを見る。



いよいよ明日が本来の仕事なんだよね。

新春東京(12)ハラミユッケ

2019年01月06日 16時31分34秒 | 飲み歩き・東京
さて、日曜日でも開いている店が多い上野で一杯やっていこう。ということで、今日の一軒目は「HC」2号店だ。

ビル地下の店に入り、かなり長いカウンター席の中央付近に腰を下ろす。まずは飲み物。紅茶ハイというのがあるので、これにしよう(予想と違って、甘いヤツだったのでがっかり)。つまみはハラミユッケと味玉メンマの2品だ。

まずはメンマから食べよう。ラー油だろうか、ちょっとピリ辛の味付けでつまみに持ってこいだ。味玉は見た感じ半熟感がないが、味付けは悪くない。



ハラミユッケはそのまま食べるとタレの辛さがちょっと強い。卵の黄身を崩し、全体を混ぜて食べると、これはいいね! この値段(380円)でこの味が楽しめるのはありがたい。



続いて、そば焼酎水割りを注文し、コロッケを頼む。今度の飲み物は焼酎の味がかなりはっきりして、酒を飲んでいる感じがする。コロッケには右半分に醤油、左半分にソースをかけて食べる。おっと、口の中を火傷しそうなくらい熱いのがいいね。



店の人とメニューはなかなか素晴らしいが、後ろのテーブルにいる「業界クソ野郎」(出版かな?)の喋りにイライラしてしまった。自分たちじゃ、どういうしゃべり方をしているのか分からないんだろうな。

それはさておき、この店、実はカウンター席は10%割引、さらに勘定をしたときにコインをくれ、それでガチャガチャのくじ引きをするとサービスがある(私は次回の1杯目割引券だった)という、最後まで楽しませてくれる店なのだ。



これ会社の帰り道にあったら、寄り道の一番コースになるのになあ。


新春東京(10)国立西洋美術館

2019年01月06日 15時53分23秒 | ART
■国立西洋美術館「ルーベンス展」。かなりこってりした西洋料理風。さすが「4番サード、ルーベンス」の実力である。

ルーベンス「アベルの死」:立体感と深みで、人間という理念が存在していることが分かる。
ルーベンス「キリスト哀悼」:ハイライトなどのテクニックも既に使っている。
ルーベンス「死と罪に勝利するキリスト」:とにかく男性は骨太な人が多い。

ルーベンスとフランス・スネイデルス「ヘスペリデスの園で龍と闘うヘラクレス」:この龍は「ラドン」という名前だそうで、そこそこ強そうだ。
ルーベンス「スザンナと長老たち」:この作品の長老はどうも盗賊に見えるな。
ルーベンス「聖ゲオルギウスと龍」:龍が化け物チックでかなり強そうなのに加えて、ゲオルギウスの乗っている馬がとてつもなく大きい。この過剰さは黒王号(馬は白いのだが)と言っても過言ではない。

ルーベンスと工房「ヘラクレスとネメアの獅子」:ヘラクレスは背中を向け、獅子の首を抱え込んでいるポーズがいい。ガッチリ首締めが決まっている。
ジョヴァンニ・ランフランコ「獅子を引き裂くサムソン」:似たような作品として展示されているのだが、ルーベンスに比べると、優しく繊細なファンタジーイラストである。

人間を描くというより、人間が具現化した「理念」を描く画家ルーベンスと私には思われた。展覧会場に入る前のスペースでは、フランダースの犬でネロが見たルーベンス作品を映像で見せるという企画があった。教会というほどではないが、ちょっと荘厳な雰囲気が漂っていた。



時系列的には、東京都美術館に行ってから、戻ってきて国立西洋美術館の常設展を見る。こちらはおおむね撮影可能であるため、新収蔵作品を紹介したい(写真が酷くて申し訳ない)。

ルカス・クラーナハ(父)「ホロフェルネスの首を持つユディト」。



テオドール・シャセリオー「アクタイオンに驚くディアナ」。



レオン・ボナ「ド・ラ・パヌーズ子爵夫人の肖像」。



エドガー・ドガ「舞台袖の3人の踊り子」。



小企画展「ローマの景観」を見て、今日はこれで終了だ。



さすがに「ルーベンス展」「ムンク展」の2連発は胃がもたれる。

新春東京(11)東京都美術館

2019年01月06日 15時03分01秒 | ART
さて、一番混雑していると噂の「ムンク展」だ。

■東京都美術館「ムンク展」。入場は10分待ちでさほどでもなかったが、前半戦のポートレート、版画小品で時間がかかっているようだった。思い切ってここはすっ飛ばす。

「地獄の自画像」:これはとても地獄っぽい。
「青空を背にした自画像」:ところが、明るいこの作品もある種の地獄を思わせるのだ。
「スペイン風邪の後の自画像」:本当に文明崩壊? レベルの地獄だったのだろうし。

「家壁の前の自画像」:蛍光色が使われており、サイバー自画像という感じがある。
「夏の夜、渚のインゲル」:石の妙な中間色にリアリティを感じる。
「メランコリー」:人物の目の前のグネグネはいったい何なのだろう。

「渚の青年たち」:ムンクと言えば、私は紫色と思うのだが、赤も効果的に使っている。
「浜辺にいる二人の女」:なぜか片方の女性はダースベーダーそっくりだ(私だけでなく、隣で見ていた人も「これ、ダースベーダーだ」と突然言っていた)。
「叫び」:「不安」「叫び」「絶望」の三部作の前は、足を止めずに動きながら見てくださいとずっと声がかけられていた。但し、すぐ後ろには止まってみることのできるエリアがあり、そんなに混雑しているわけでもないため、かなりじっくりと作品を見ることができた。初めて「叫び」を見たなとは思ったが、意外と塗りが薄いのね。



「絶望」:私の好みからすると、こちらの方がいい作品だと思う。
「接吻」:二人の顔が一つになり、四つの手がある(←妖怪人間ベム?)。まるで新たな生命体のようにも見える。
「接吻II」:木版のいい効果が出た作品。二人の顔は溶け合って一つになっている。

「クピドとプシュケ」:縦線を強調したためデジタル要素が感じられ、SFイラスト調にも見える。
「すすりなく裸婦」:シーツがすべて赤色で、なんとなく生々しいショックを与える。
「灰」:女性が「やっちまったー」と叫んでいる画。

「ダニエル・ヤコブソン」:名医としての肖像画だけではなく、どこかに悪魔的要素を持っている。
「並木道の新雪」:緑と紫で樹木をアスパラのように描いた作品。
「真夏」:このピンクと肌色。何とも奇妙な世界を描き出している。

「浜辺にいる二人の女」:1930年代に入るとさすがに再生産の気配が感じられる。
「東屋の傍の自画像」:顔も描かれておらず、年老い、歩き彷徨うだけなのか。

前回(2007年)に「ムンク展」を見たときには、何だか胸が締め付けられるような思いがしていたのだが、今回は特にその症状は出なかった。当時の私が何かに悩んでいたのか、今の私がとても無神経になったのか、それとも展覧会の質の差なのか、何だろう。それでも「不安」「叫び」「絶望」の3作が並んだ部屋は、フェルメールルームよりも良かったような気がする。

この後、東京都美術館で「見る、知る、感じる 現代の書」「喜怒哀楽の書」展を見る。



千葉蒼玄「鎮魂と復活 オーロラ(昇天)」:全体的に書と絵画の境目はないようだ。これは傑作だと思う。



千葉蒼玄「3.11 鎮魂と復活」:亡くなった人の日々のつぶやきだろうか。とにかく様々な言葉が書かれており、読むのが辛くなる。



この後、国立西洋美術館に戻る。

新春東京(9)インドカレー

2019年01月06日 12時00分30秒 | 食べ歩き
恵比寿から上野に移動。山手線を一周してしまった。

ちょうど昼時になり、上野駅構内で昼食。今日はまだ席の空いていた「SD」へ。ダブルカレーセットで、キーマとスパイシーチキンの2種を選んでみた。

少し待つと定食形式のカレーが到着。カレー2種とご飯(もちろんナンも選べる)、サラダ、デザート(謎のデザートは紅茶ゼリーのような気がする)のセットである。



カレーはスパイシーチキンが辛め、キーマがかなりマイルドで、良いバランスだったと思う。適宜、ご飯にかけたり、2種類のカレーを混ぜて食べる。ま、気軽で良いのではなかろうか。



米は日本のもの以外もあるようだったので、そちらを選ぶ楽しみもあるのかもしれない。

新春東京(8)山種美術館

2019年01月06日 11時00分17秒 | ART
まずは有楽町から恵比寿へと移動する。

■山種美術館「皇室ゆかりの美術-宮殿を彩った日本画家-」。
下村観山「老松白藤」:今回撮影可能な作品。山種美術館では展覧会につき1点を撮影可能にしているようである。



荒木寛畝・渡辺省亭「赤坂離宮下絵花鳥図画帖」:これは博物画の風味もあり、なかなかいい。
東山魁夷「満ち来る潮」:気持ちが大きくなる、大スケールの作品。

竹内栖鳳「双鶴」:鶴の胴をほぼ黒色で描く、異色の作品。
横山大観「富士山」:富士と周囲を黒白で、太陽のみ赤で描いてハッとさせる作品。
橋本関雪「霜の朝」:リスの足元の雪山のタッチ・色彩共に抽象画を思わせる感じ。

柴田是真「墨林筆哥」:漆で描いているだけあって、シャープで立体感もある。
濤川惣助「富嶽図シガレットケース」:欲しい。これを持っている人はただモノではない。


新春東京(6)餃子

2019年01月05日 22時37分08秒 | 飲み歩き・東京
次は、最近できたらしい神田駅の南側にある「K」に入ってみよう。店頭のメニューを見ると悪くない感じだ。店に入り、立ち飲みカウンターの一角に場所を確保する。飲み物はレモンハイを注文する。

食べ物はそうさなあ、メニューの中から牛肉豆腐、焼き餃子と行ってみるか。

先にやってきた牛肉豆腐。メニュー写真ほどカッコよくはないが、豆腐、ネギが美味い(いや、牛肉もいいよ)。年とともに、こういうつまみがありがたくなるのである。



そして焼き餃子が到着。タレは醤油+酢+コショウとしてみるか。焼きたての餃子をこれにつけて食べると、サッパリしながらなかなかうまい。これ、180円だものねえ。ありがたいね。



それはさておき腹が一杯になってきた。またいつかこの店には来ようと思いつつ、勘定をしてもらう。



時間は早いが(19時)、ホテルにチェックインしよう。神田から有楽町に移動し、コンビニに立ち寄ってからホテルに入る。





明日は一応美術館巡りの予定を立ててはいるのだが、誰も行けと命令しているわけではない。極端な話、一日寝ていてもいいのだ。その幸せ気分をかみしめつつ、シャワーを浴びてから、かぼすハイボールとごまこんぶで一杯。今日はのんびりすることにしよう。