最近スーパーでも北海道産の「シシャモ」が販売されていますが、この間はこんなのに出会いました。カラフトシシャモです。
カラフトシシャモは「シシャモ」という名前がありますが実際にはシシャモとは別の属です。最近はシシャモという表示ではなく、標準和名の「カラフトシシャモ」やら「カペリン」やらそういう名前で呼ばれます。安いシシャモの干物は本種が多いです。
カラフトシシャモの特徴は側線が完全で、同じ科にふくまれる日本産のどの種よりも側線鱗数あるいは縦列鱗数が多いことにあります。鱗数は170~220とされており、シシャモの59~70、キュウリウオ61~69、ワカサギ54~60と比べても極端に多く、鰭を立てていないときなどはキュウリウオ科の魚というよりも、むしろイカナゴのようにも見えました。
上の写真でもちらりと写っていますが、脂鰭もちゃんとあります。腹鰭は腹部にあります。
カラフトシシャモは基本的には乾燥させ干物の状態で食するのが多いのですが、今回は生のまま塩焼。そして食べるのですが、う~ん、どうも。水っぽいのか何なのか、よくわからないのですがどうもイマイチ。やはり一回干してから食べるべきでしょうか。
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