コケギンポ科のセルフィンブレニーEmblemaria pandionis Evermann and Marshです。これも、以前ご紹介しましたイエローヘッドジョーフィッシュや、ブルースポッテッドジョーフィッシュと同じくいただきものの魚です。
コケギンポ科は世界に100種近くの種類が生息していますが、ほとんどの種類が大西洋や東部太平洋に生息しています。この属も西部大西洋とカリブ海、東部太平洋に生息しているもので、本種は西部大西洋、カリブ海、メキシコ湾に生息しています。
頭部には、日本のコケギンポにみられるような眼上皮弁があるのですが、目立ちません。顔が丸く、アゴアマダイ科の魚のようにも見えます。腹鰭も、イエローヘッドジョーフィッシュのように長いです。私も最初、アゴアマダイ科の魚のように見えました。
コケギンポと大きな違いはこの巨大な背鰭です。この背鰭でようやくアゴアマダイではないと確信しました。この大きな背鰭は切れやすく、取扱いには注意が必要です。ピンを指す位置などには気を使うのですが、それでも、穴があいてしまいました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます