魚のぶろぐ

2006/5/28~。現在復旧作業中です。ご容赦願います。 ぶろぐの写真はオリジナルです。無断転載はお断りします。

もうすでに海中は・・・

2010年04月15日 22時58分43秒 | 魚介類採集(海水)

先週高知の海に行ってきました。ここでは周年さまざまな魚がおります。

海の中は早くも夏のようですが、潜ったところ海はまだひんやりしてました。

左:オヤビッチャAbudefduf vaigiensis (Quoy and Gaimard) (スズキ目スズメダイ科)
右:ツノダシZanclus cornutus (Linnaeus) (スズキ目ツノダシ科)

いずれも周年普通にみられます。特にオヤビッチャはこのころからすでに体長3cmくらいのものが出現してます。繁殖してるのは確実でしょう。ツノダシは基本的に複数の群れで行動、今回も小群でいました。

こちらは同じくオヤビッチャとアブラヤッコCentropyge tibicen (Cuvier) (スズキ目キンチャクダイ科) です。アブラヤッコはキーホールエンゼルフィッシュ (鍵穴キンチャクダイ) ともいい、漆黒の体色に大きな白色斑があります。熱帯性の魚で小群をつくります。この海では熱帯性魚類は大概、周年見られます。

逆に温帯性の魚種はこの季節以外はあまり姿を見せません。
アミメハギRudarius ercodes Jordan and Fowler (フグ目カワハギ科) もそんな温帯性の魚種のひとつです。この魚は海藻が多い場所を好みます。このあたりは水温が高くなると海藻の種類・量が減少します。緑藻のミル類など、暖海にすむものは夏にも多いです。

さて、このハコフグOstracion immaculatus Temminck and Schlegel (フグ目ハコフグ科) も温帯性なのですが、この種は春夏秋冬、この周辺で見られる普通種です。

一方で素潜り、今年はまだ時期が早いのか、それとも厳冬の影響があるのか、魚は少なかったです。海水魚シーズンのスタートが遅いかもしれません。それまでに水槽のコンディションを良く保ち、魚を長生きさせることに時間を費やすのが得策でしょう。

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マッコスカーズフラッシャー その2

2010年04月14日 23時01分03秒 | 魚介類飼育(海水)

先日入れたばかりのマッコスカーズフラッシャーParacheilinus mccoskeri Randall and Harmelin-Vivien (ベラ科・クジャクベラ属)です。

前よりもいい写真ではありますが、余りきれいな写真ではないでしょう。

この個体は雄のようです。この種は鰭の棘が1本だけ伸びるようです。フラッシングするのは非常にきれいですね。これは争いのためのものですが。

一方これは同居生物の一つ「ユビワサンゴヤドカリ」です。他にも数種のヤドカリや小型甲殻類がいます。しかしこれらはマッコスカーズフラッシャーの食物になってるよう・・・

ただしヤドカリはやはり貝殻の中にいるためか、マッコスカーズフラッシャーに襲われることはないようです。サンゴヤドカリ類は飼いやすく、2年以上生きます。

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新しいタンクメイト クジャクベラ属

2010年04月10日 22時18分44秒 | 魚介類飼育(海水)

最近新しいタンクメイトが加わりました。

クジャクベラ属のマッコスカーズフラッシャーParacheilinus mccoskeri Randall and Harmelin-Vivienです。

クジャクベラ属は遊泳性のベラの仲間で、美しい色彩で観賞魚として人気があります。以前イトヒキベラを飼っていたのですが、その時はハナダイ類(ケラマハナダイ)との同居でした。

今後は採集魚やキンチャクダイ類と組み合わせてみたいですね。

ちなみに餌食いは良好、餌だけでなく小さなエビ類もバクバク食べてます。

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まぐろ

2010年04月09日 22時49分38秒 | 魚介類を食べる

マグロの胃袋・ほほ肉・心臓の唐揚げです。

マグロは筋肉だけでなく、殆どの臓物を余すことなく利用できます。クジラと似ていますね。見た目はグロテスクですが、これが結構美味しいのです。

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クモウツボ

2010年04月07日 17時40分45秒 | 魚介類飼育(海水)

自宅の水槽で飼育中のクモウツボEchidna nebulosa (Ahl)です。昨年11月に高知の水深1mで捕まえたものです。現在は川エビなどを餌にしています。今日も川エビをとりにいこうと川へ出ようと思い立ったはいいのですが、結局自転車のパンクチャーがまだ直ってない(修理工場からまだ戻ってこない)ため家のすぐ前の干潟?でカニを捕まえ与えました。

餌の食いはエビ類のほうがカニよりもずっと良いです。エビが大きすぎるとウツボがエビを食べられないとかいうことがあるそうな。

ウツボ類は水槽に入れた後拒食に陥ることがあるというので、あまりチャレンジ意識がわかないのですが、クモウツボは結構飼いやすいですね。

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