魚のぶろぐ

2006/5/28~。現在復旧作業中です。ご容赦願います。 ぶろぐの写真はオリジナルです。無断転載はお断りします。

西アフリカのカワアナゴ

2010年12月09日 22時33分11秒 | 魚介類飼育(淡水)

この魚は西アフリカにすむカワアナゴの仲間のDormitator lebretonis (Steindachner)です。本種にはコモンネームがなく、アフリカンドルミテーターゴビーなどの名で流通しています。

 ドルミタトル属のカワアナゴ科魚類は北米から南米にかけてとキューバに軽4種が、西アフリカに2種が生息し、本種は西アフリカのセネガル~アンゴラと幅広く生息しています。この仲間でよく流通するのは南米産の方で、西アフリカのは珍しいかもしれません。体は見ての通り、やや寸詰まりで、日本にも分布するタナゴモドキによく似ています。本種の体側には黒色縦帯があり、背鰭や臀鰭に薄い茶褐色帯があります。尾鰭にもそれと同色の小斑があります。

カワアナゴ科の魚は、ノコギリハゼ亜科と、カワアナゴ亜科に大きく二分されます。前者にはノコギリハゼや、大型になるマーブルゴビー、琉球列島にもいるホシマダラハゼなどがいます。本種は後者に含まれ、カワアナゴ、タナゴモドキ、タメトモハゼ、モグルンダ、キリガクレ、タテウルンディナなども本種と同じグループに入ります。

ちなみに本種はおおきくても20cmくらい。現在はクラウンローチや、例の交雑ナマズと一緒に飼育中です。例のナマズは50cmくらいになり、マーブルゴビーなどとも飼育してみたいものです。

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紅海でサメ襲撃

2010年12月06日 19時45分23秒 | Fish news

前々回の当該記事ではフロリダでのオニカマスの襲撃をお送りしましたが、再び襲撃の話題。
今度はエジプトの紅海で遊泳していた70歳の観光客女性(ドイツ)がサメの襲撃に遭い死亡、ほか4名がここ2週間の間に怪我をしているそうです。

Yahoo!ニュースより(ロイター)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101206-00000854-reu-int

遺体は海岸に打ち上げられ、手・足の一部が失われていた、ということです。

サメの襲撃のパターンとしてはいくつかあります。大型のホホジロザメですと、ひと咬みするだけで大きなダメージを受けます。そのご暫く旋回、様子をうかがいながら頭を左右に大きく振り、捕食するのです。

一方、中型のメジロザメの仲間は、獲物に咬みついたあと、大きく激しく頭を上下左右にふり、肉をちぎろうとします。サメの歯というのは肉を食いちぎるのにはさほど向いておらず、咬みちぎりとるために、頭を激しく振る必要があります。今回のはおそらくその様子から見てみますと、メジロザメの類のような感じがします。

襲われたシャルムエルシェイクといえば、紅海屈指のリゾートで、日本人にも人気があるダイヴィングスポットです。くれぐれもサメにお気をつけください。遊泳性の大型サメを見たら、なるべく距離をたもつようにします。

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水槽のあれこれ

2010年12月05日 18時29分16秒 | 魚介類飼育(海水)

我が家の水槽の近況です。

海水魚水槽では、新たにカクレクマノミAmphiprion ocellaris Cuvierを2匹導入。ブリードもの。大きくしたら下の水槽にいれて陰日サンゴと遊ばせたいところです。

この水槽は下の水槽からマキシジェットで水をあげていますが、この時にでる水流が強くクマノミや、先住のハタタテハゼがかわいそう。何とかして対応したいです。

また水を濾過槽におとすフロー管には今「台所で使う三角ネット」をかぶせていますが、これが目詰まりしやすいので、何とかできないかと考えたところ、新しい落下防止の部品を作成してみました。現在はシリコンの乾燥中で、お披露目はあす以降になりそうです。

ハゼなどを入れている「サテライト」では白点が発生。イレズミハゼもかかってしまいましたが、今何とか回復中、よかった。別のサテライト水槽で飼育中のシボリは、今のところ問題なし。餌にはキビナゴを1週間に3匹位あげています。この魚はペット感覚で飼えます。テンジクダイとしては珍しく、よく人になつきます。

先月行ってきました天草からは、活かしてのお持ち帰りはなにもなし。よって下の水槽の生体ラインナップにも変更はなし。ヤドカリはスベスベサンゴヤドカリとツマグロサンゴヤドカリを多めにいれており、水槽内でも目立ちます。

他、ユビワサンゴヤドカリ、セグロサンゴヤドカリ、ベニワモンヤドカリがいます。ウスイロサンゴヤドカリと、シロサンゴヤドカリはいつの間にか行方不明に・・・。魚ではマッコスカーズラスが一番の古株で、赤色の体色は水槽内でよく目立ちます。我が家では少ない「派手」な魚。

淡水水槽ではタモロコが死亡してしまいました。熱帯魚水槽では、新しく西アフリカのカワアナゴを加えました。それは、またいずれご紹介。

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今日から師走

2010年12月01日 23時03分32秒 | 魚介類飼育(海水)

今日から師走です。もう今年もあと30日ほど。年齢が増えるにつれ、年が早く進むのは、気のせいでしょうか。いや、違うなこれは(笑 小さい頃はお年玉がもらえたので、また来年が早く来ないかなと祈っていたのかも。こんな人なんです。いやだね~

水槽内にいる巻貝、ヘビガイの仲間です。魚や、サンゴに餌をあげるとそのにおいに釣られるのか、粘液のワナを出して餌を絡め取ります。

コメント (2)
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