フィギュアスケート・全米選手権2016、女子ショートプログラム(ジャッジスコア)。他国の選手権ながら、生中継で見られる喜び 画面に予定要素、実施した要素とその得点が順次表示される
<G1>
1 エイヴリー・カーツ 41.27(19)
「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」♪ 初出場の選手。ルッツ・トウ3-2をセカンド片手上げで決めたが、フリップで転倒。アクセルがシングルになったのが痛かった エレキにのってのびのびとステップを踏んだ。
2 カーリー・ゴールド 42.41(15)
「ハンガリー狂詩曲第2番」♪ グレイシー・ゴールドの双子の姉妹、初出場。グレイシーと違って赤毛。ダブルアクセルから入り、サルコウ・ループ3-2を決める。単独ループが1回転に。
きれいなビールマンスピンなど、美しい姿勢を見せた。
3 マリア・ヤン 36.34(21)
「タイスの瞑想曲」♪ 丸顔で可愛い。手首のストーンがキラキラ フリップで転倒、ルッツ・トウはセカンドが1回転に。スパイラルからのダブルアクセルはきれいだった。曲の雰囲気を表現する意識は伝わってきた。
4 クリスティーナ・クリーヴランド 41.49(17)
「Lonely Heart」♪ けっこう高いルッツ・トウ3-2が決まった。フリップは転倒。後半にダブルアクセルを跳んだ。ピアノがメインの曲がちょっとBGMっぽかったかな^^;
5 マライア・ベル 58.85(6)
「Storm Cry」♪ 冒頭にルッツ・トウ3-3に挑んで転倒したが、動きの切れはいい。フライングシットスピンに入るとき一瞬ぐらついたがうまく収める。フリップ、ダブルアクセルは問題なし。リバーダンス系のリズムで勢いのあるステップを見せた。
<G2>
6 コートニー・ヒックス 54.93(11)
「The Feeling Begins」♪ フリップ・トウ3-3転倒、ルッツも転倒して立ち上がるのに少し時間がかかってしまった。イーグルからのダブルアクセル、レベル4のステップでは高得点。ブレードをホールドしたキャメル姿勢からそのままシット姿勢になる得意のスピンも見せる。
パワフルな動きは魅力的。
7 ハイディ・マンガー 41.48(18)
「The Winner Takes It All」♪ 今年世界選手権が行われるボストンの選手。ルッツ・トウが2-2に、フリップも2回転に。ダブルアクセルはきれいに決め、リンクを大きく使うイーグルなどで見せた。すらっとした長身の選手。
8 フランチェスカ・キエラ 57.94(8)
「Nyah」♪ フリップ・トウ3-2はセカンドで片手上げ、流れの中できれいにダブルアクセル。ルッツもクリーンに決まると、スピンもステップも気持ちよくこなした。ノーミスの演技に笑顔。
9 アレクシス・ギャグノン 33.24(22)
「Vertigo」「Baby Elephant Walk」♪ 初出場。最初の要素がステップシークエンス、コミカルな動き。ダブルアクセルはうまく決めたが、コンビネーションが1-1に サルコウは回転足りずに両足着氷。でも最後まで笑顔を絶やさなかった。
10 長洲未来 59.64(5)
「Demons」♪ グレーの衣装が渋い。コールされる前に両足をぴしゃっと叩いて気合を入れる。
フリップ・トウは3-3予定が3-2になったがクリーンに下りる。得意のループジャンプや、イナバウアーでも拍手が起こった。迫力のあるレイバックスピンでフィニッシュ。
リンクサイドに戻ってきたとき、靴を指差していた。演技中に少し壊れたんだろうか? フリーに影響がないといいけれど。
<G3>
11 カレン・チェン 54.86(12)
「トゥーランドット」プッチーニ♪ 両親は台湾出身。冒頭のルッツで転倒したが、一歩がよく伸びるステップでレベル4獲得。ループでも転倒してしまってコンビネーションにできなかったが、ダブルアクセルは鮮やか。ほぼI字姿勢のスパイラルは迫力!
12 アレクシー・ミエスコスキ 41.63(16)
初出場の21歳。冒頭のループは転倒したが、トウ・トウ3-2を決め、落ち着いて丁寧に滑っていく。全体に柔らかな動きが素敵な選手。
13 タイラー・ピアス 62.45(3)
「Voices from the Forest」♪ トウ・トウ3-3を頑張って下り、ダブルアクセルは下りてすぐのスプリットジャンプにつなげ、ターンの連続からのループと見事。シャープでダイナミックな動きのステップも高得点。I字スピンでフィニッシュするとスタンディングオーベーション。
14 ブレイディー・テネル 58.26(7)
「The Storm」♪ 昨年全米ジュニア1位。ルッツ・トウ3-3、ここまで滑った中で最初に決まった。フリップはフェンスに近づきすぎたが両手で押して事なきを得る。長いイーグルからのダブルアクセルがきれい。スピンの姿勢もクリアでいい。
お母さんが日本人だそうな 言われてみれば、金髪なのに眼が茶色かな。
15 アシュリー・ケイン 48.35(13)
「スキニー・ラブ」♪ ミントブルーの衣装が素敵。昨季はGPシリーズ2大会に派遣されたが、今季はなかった。ルッツ転倒、ループも乱れてコンビネーションにできず。ダブルアクセルはきれいだった。
音楽と一体になった表現の力はある。
16 エレーナ・プルキネン 38.22(20)
「カンフー・ピアノ」♪ レイバックスピンから入る。続いてステップシークエンスと、面白い構成。後半にジャンプを固めたが、サルコウ・トウが1-2になってしまった。動きは全体にきれいで魅力的。アジアっぽい外見だがハーフかな?
<G4>
17 アンジェラ・ワン 55.23(10)
「Paint It Black」♪ きりっとした黒のVネック。トウ・トウ3-3をやや傾いたが頑張る。ループを両手上げで跳んだが、回転不足判定かも。身長にダブルアクセルをこなすと笑顔になった。
スピード感のあるステップ、スピンでフィニッシュすると顔を覆って喜んだ。
18 ポリーナ・エドマンズ 70.19(1)
「月光ソナタ」「Presto Agitato」ベートーヴェン♪ ブルーにストーン、アシンメトリーなスカートと印象的な衣装。ルッツ・トウ3-3が鮮やかに決まる。フリップもとてもスムーズ。成長期が一段落して体形が安定したのか、動きやすそうに見える。ステップも滑らかで、得点が5.60
エッジをホールドする高速ツイズルで拍手、ダブルアクセルも余裕。最後は回転の速いスピンで締めくくった。完璧 初めての70点台をマーク。
フィニッシュのポーズなど、バレエのレッスンをみっちりやっている感じ。フリーも楽しみ
19 ケイティー・マクビース 46.94(14)
「Sway」♪ コケティッシュなポーズから、レイバックスピンで始まる。コンビネーション予定のルッツで手をついてしまったが、フリップに2回転トウループをつけた。ラテンナンバー「キエン・セラ」の英語版で、いい感じにのってるプログラム。
終わって本人は軽くガッツポーズ
20 アシュリー・ワグナー 62.41(4)
「Hip Hip Chin Chin」♪ ディフェンディング・チャンピオンの登場 パーカッションにのってフリップ・トウ3-3を跳んだが惜しくも転倒。ダブルアクセルとループは問題なく振付の一部のように決めた。小粋な振付で踊るステップはいつもどおりカッコいい。
・・・観客の皆さん、もう少しノリノリで見てもいいんじゃないかしら・・・
21 グレイシー・ゴールド 62.50(2)
「エル・チョクロ」♪ 冒頭のルッツが1回転に しかし落ち着いてフリップに2回転トウループをつけ、脚を高く上げたスパイラルを見せてからのダブルアクセルと決める。ストリングスにのって緩急をつけるステップは、「ターンの質がいい」と解説の中庭健介氏。
ミスがあってもそれなりにまとめる力はさすが。
22 ハンナ・ミラー 57.86(9)
「アラベスク」♪ 中東風の曲で。トウ・トウ3-3で少し乱れる。曲によく合った振付の中でフリップ、ダブルアクセルをきっちり決めた。ジャンプの後は笑顔を浮かべながら活き活きとステップを踏んだ。
結果、トップに立ったのはただ一人70点台に乗せたポリーナ・エドマンズ。2位グレイシー・ゴールド、3位タイラー・ピアス、4位アシュリー・ワグナーの3人が62点台で僅差で並んでいる。長洲未来が5位、マライア・ベルが6位につけた。
JGPに出場しているブレイディー・テネルが7位。NHK杯2位のコートニー・ヒックスは11位、GPシリーズ2大会で5位のカレン・チェンが12位と出遅れた。
フリーは日本時間24日(日)9時から
いつ見ても、なんて清々しいイケメン(^.^)
この人が、若い頃なぜ日本で売れなかったのか。不思議…
(追記)
ボクシングとか、ビートボックス系音楽とか、グルテンアレルギーとか、プライベートが面白い(^o^)
この人が、若い頃なぜ日本で売れなかったのか。不思議…
(追記)
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