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女子も混沌、ファイナル争い

2024年10月06日 04時08分23秒 | フィギュアスケート

 なんか伏兵がいた…
 ジュニアグランプリシリーズ2024第6戦スロベニア大会女子フリージャッジスコア)が行われ、結果、日本勢は岡田芽依が3位、上薗恋奈が4位となった。ソフィー・ジョリン・ヴォン・フェルテン(アメリカ)が3アクセル2本を軽々と下りて優勝、ショートプログラム1位のシン・ジア(韓国)は2位にとどまった。
 この結果、今大会ではファイナル進出を決めた選手は無し。最終第7戦中国大会で、最大4人が進出を決めるかもしれない状況になった。
 現在、進出が決定しているのは島田麻央30ポイント(1位+1位)と和田薫子28ポイント(1位+2位)のみ。3番手につけているステファニア・グラツキ24ポイント(2位+3位)得点合計364.93がボーダーラインにある。
 中国大会には、15ポイント(1位)のキム・ユソン(韓国)とワン・イーハン(中国)、13ポイント(2位)の中井亜美と高木謡が出場。15ポイントの2人は4位以上で決定。13ポイントの2人は優勝(30ポイント)か2位(26ポイント)なら問題なく決定。3位(24ポイント)だった場合は、中井亜美は177.34以上、高木謡は176.39以上で進出となる。
 ファイナルは日本勢が4人になる確率がかなり高くなった。

 それにしても、アメリカってファイナル進出を全然重視してない感じ ソフィー・ジョリン・ヴォン・フェルテンは3アクセルが跳べるのに、スロベニア大会にしかエントリーされていない。学業の都合とか本人の希望とかあったのかもしれないが・・・。
 日本だと、2大会エントリーされていても、1大会目の成績が悪いと他の選手に替えられてしまう。全日本選手権時点での世界ランキングは世界ジュニア代表選考に関わるから、2大会出られる・ファイナル進出できるかどうかは重要だ。しかし、それが選手たちのプレッシャーになっている部分もある。
 ジュニアグランプリシリーズは、多くの選手に経験を積ませることができるチャンス。できるだけ多くの選手に機会を与えてほしい(枠を使い切らないなんで愚行はやめてほしい)。

コメント
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