いか@ 筑豊境 寓 『看猫録』

Across a Death Valley with my own Distilled Resentment

唖然、北京政府の言論統制要求

2006年01月11日 20時29分21秒 | 中国出張/遊興/中国事情

 昨日の降雪で水分が地表に残っていて、それが凍った。

■中共政府が日本政府に、「おまえんとこのマスコミどうにかせい!」と統制を指示したとのこと。

中国、日本政府に報道規制要請・日中関係改善に向け

中国外務省の崔天凱アジア局長は9日の日中局長級協議で「日本のマスコミは中国のマイナス面ばかりなぜ書くのか。日本政府ももっとマスコミを指導すべきだ」と述べ、日本側に中国報道についての規制を要請した。

 中国はメディアを政府の監督下に置いて報道の自由を規制しており、日中関係改善に向け「中国政府もメディアを指導する」と述べた。日本側は「日本は中国とは違う。そんなことは無理だ」と説明したという。(北京=桃井裕理) (07:02)


唖然。 これをもってしても日本と中国が価値観を共有などしていないことが明白。それにしても、こういう統制要求が通ると思って北京政府は日本政府に要請しているのだろうか?

べたなことをいいたくもないが、報道の自由、言論の自由なくしてはいかなる組織も社会も政府も鍛えられない。確かに日本のマスゴミはあほや。しかしながら、そのあほを矯正してさしあげるのは草莽ビセンの任務なのであって、政府が国家権力を行使してすることではない。

現在の日本人は中国の実情を知らない。なぜなら、中国の任意の場所に日本人ジャーナリストが取材に入っているわけではないから。それこそ、北京政府の統制の元、都合のいい「中国像」が配信されているにちがいない。

そういう国との交際は危険である。特に中国を食い物にしている経済人、北京政府の統制に事実上保護されて活動している経済人、彼らは<営業の自由>以外の「自由」など理解していないのだから、相当危険である。


 おいだされました。
でも、最近お座敷がかかったそうです。


支那

 蛍の幼虫は蝸牛(かたつむり)を食う時に全然蝸牛を殺してはしまわぬ。いつも新らしい肉を食う為に蝸牛を麻痺(まひ)させてしまうだけである。我日本帝国を始め、列強の支那に対する態度は畢竟この蝸牛に対する蛍の態度と選ぶ所はない。

芥川龍之介 『侏儒の言葉』より



蛍の幼虫                                自由の足を引っ張る(長州人)

「政治が経済の足を引っ張ってる」ユニクロ会長

 「なぜ靖国神社に行くのか分からない。個人の趣味を外交に使うのはまずいんじゃないか」と憤るのは「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングの柳井正会長兼社長(56)=写真。「政治が経済の足を引っ張っている」と小泉純一郎首相を厳しく批判した。

 中国の工場と直接契約し、高品質の商品を低価格で販売するビジネスモデルを確立した柳井会長。「政冷経熱」といわれる日中関係の現状に危機意識は強い。「隣国として日中は抜き差しならない関係。この関係が破滅的になれば、日本という国だってなくなる可能性がある」と語気を強めた。

ZAKZAK 2006/01/10

■長州人とマスゴミ;

新聞×。テレビ○、でもテレビカメラを知らんかった。


甥子(*)は三日間テレビ出まくり。テレビカメラはわかります。

*;甥子じゃないな、姪の息子だ。でも、上下並べるとホント似てるね。