いか@ 筑豊境 寓 『看猫録』

Across a Death Valley with my own Distilled Resentment

サルガード、ケロガード

2010年07月04日 14時55分41秒 | その他
― 約束は要らないわ  果たされないことなど大嫌いなの ― 




ケロは 総理  Sorry!なんです。

 

■政局;

・前回3年前の参議院選挙は、なんと、まだ安倍内閣だったんだ。なんかものすごく昔のようなきがする(2007年7月28日愚記事:選挙に行く奴はバカである。)。

・その後は先日に鳩山さんが辞めるまで、お孫さま、息子さま時代が続き、日本はまぬけさを炸裂させ今日に至っている。

・最近の政局に何かいおうとしても、おいらは政局音痴であることがわかっているので(愚記事:おいらがばか、です。)、こわい。

・いまだによくわからない。何だったんだ!?、鳩山政権。米軍基地削減を表明した鳩山さん、第七艦隊だけで十分だと言った小沢一郎さんは、米国真理教の日本えすたぶりっしゅめんと(官僚機構を中心とする)の激しい巻き返しを受けて、破綻したのだろうか? その一環が検察による執拗な起訴運動。

・とにかく米国は基地だけは失いたくなく、あるいは米国を繋ぎとめておきたい米国真理教の日本えすたぶりっしゅめんとの攻勢。

・天才バカボンの鳩山さんは持ち前のぼっちゃん育ちから来る"頭の中お花畑"から「米軍基地の沖縄県外への移転」を約束し、果たせず、うそつきになった。なぞなのは、どういう根拠があって「最低でも県外」と約束したのだろうか?

・明らかに米国とのこじれで退陣に至った。これは鳩山一郎(*1)、田中角栄に次ぐ、米国によるパージの犠牲者なんだろうか?ただ、最終"ポア"だけは避けるためか、辺野古案の日米政府間合意を結んだ。最悪だ。今となっては、外相提案の嘉手納統合の方がまだましだったかもしれない。

・最終結果として、従来の自民党案をそのまま履行することを米国政府と約束せざるを得なかった。最悪の結果である。なぜなら、政権交代の意義がないことを示したからである。自民党政権でよかったんじゃない、と。 

・がんばりました、岡本行夫工作員。破れました、越後屋出身の寺島実朗茶坊主。

・菅内閣もひどいだろう。日米関係はそのまま。さらには増税。小泉・竹中路線より増税の分だけ悪い。官僚機構の削減の実行も予定もない。あれだけ仕分けとかやったのに菅副総理はスパコン復活させるなど、旧来の自民党の政策をしているだけだ。

・政権交代とか言っているけど、本当に交代しなければいけないのは「選挙に行くバカ国民」なんじゃないのか!!! 米軍基地の問題も結局、沖縄に押し付ける決着をした菅内閣の支持率が60%を超えた。そして嗤うのが、増税すると言ったら10%下がった。何のことはない、基地負担も税負担もやなこったと言っているのである。

・アフリカ諸国で民主制が根付かない状況を、前提条件の整わない国々で、普通選挙だけを導入しても機能しない、という。何もこれはアフリカ諸国だけではなく、日本がそうだっちゃ。今回だって民主党はこの前の衆議院選挙の時と同じ主張をしているとは思えない。この前の選挙では政策を示し、財源なんて数十兆円くらいでるんだと言っていた。結局、財源も捻出できず、無駄な事業もろくに削減できなかった。まさに「やるやる詐欺」である。日米密約問題だっていつのまにかグズグズである。

・何より問題なのは、そんな「やるやる詐欺」にかるーく釣られる「選挙に行くバカ国民」である。


選挙に行こう! 選挙に行こう! 選挙に行こう! 選挙に行こう! 選挙に行こう! 選挙に行こう! 選挙に行こう! 

― 約束は要らないわ  果たされないことなど大嫌いなの

・・・

どうして歴史上に言葉が生まれたのか

太陽 酸素 海 風

もう充分だった筈でしょう ―
 椎名林檎、『本能』

*1)