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―名を知らぬ花―
■先日来福田恒存全集(1987年刊行)をbrowseしている。一方、ネット情報により、恒存には昭和24年(1949年)に刊行され上記全集には収録されていない『否定の精神』という著作があると知る。⇒wiki:福田恒存
自らを赤裸々に語った批評集とか説明してあるので、さっそく購う。
いきなりこれだ;
なぜ生きるか
一番答えにくい質問だというが、ぼくにははっきりわかっている―
第一に、生を呪うため。
第二に、生が呪いにあたいするものだということを証明するため―
(以下略) from 麗澤大学出版会、『否定の精神』(amazon)
いいね、恒存。それにしても1987年になぜこれを"隠した"?