いか@ 筑豊境 寓 『看猫録』

Across a Death Valley with my own Distilled Resentment

便器の向こうに回り込んで、小便するおいらの姿を見つめる愚猫について

2013年06月26日 21時45分15秒 | ねこ


     -梅雨時の小便小僧-

愚猫にまつわる数年に一度ある事象。たった1度ではなく、数年に1度起きるので、普遍的事象かと思われる。

小便をしようとトイレにドアを開けて入る。その時、ちょろちょろと愚猫も一緒に隙をみて、入ってくる。入ってくるとすぐに腰かけ式の普通の家庭用便器(大小兼用)の向こう側に回り込む。そして、おいらを見上げえるのだ。便器に向かって小便をせむとするおいらをである。別に、おいらは、愚猫を無視してズボンのチャックを開け、陰茎を取り出し、小便をする。じょんじょろ、じょんじょろ。その一部始終を便器の向こうに回り込んだ愚猫は、じっと見上げているのだ。

あれはいったいなんだろう?と不思議に思う。そして、気づいたよ。JR浜松町のホームの小便小僧の像を見て。愚猫はこういう姿を見たいのだろうと。それにしても、なぜ見たいのだろう? 導火線に火がついてるよ!と知らせにきているわけでもないし...