ぐるっとパス使用記録1; 新宿方面、に続く第2弾。
▼ 36;目黒区美術館
企画展: 新潟市美術館の名品たち
1920年代、1930年代の作品・作家、佐藤哲三、安宅安五郎を知る。 一方、阿部展也、難波田龍起、Lee U-Fan、瑛九などの作品あり。そして、おいらは初めて相笠昌義を知る。 「La Vida en Madrid」。Google画像で la vida en Madrid を引くと、こういうイメージ。相笠昌義のみたMardidの建物はおいらのイメージと調和的ではあるが、人々がおもしろい。相笠昌義の作品群の人物は誰も視線をこちらに向けていない。おもしろい&なぜなんだ?!
目黒川沿いの葉桜並木
目黒駅付近、坂多し。沖積面を現在削っている目黒川を渡る。ここまでJR目黒駅からは、行人坂を下ってたどり着く。
そして、お貴族様のアールデコ邸は、当然、高いひな壇(武蔵野段丘面)にある。権之助坂を登り、向かう。
▼ 35;東京都庭園美術館
ぐるっとパスのお得感が最近なくなってきていると「ぐるっとパス使用記録1; 新宿方面」では書いた。この東京都庭園美術館はまだ普通に入れば1200円だけど、ぐるっとパスで只。だって、税金(庶民から搾り取った富でつくった)アールデコ邸だからね。
1930年代見物のいちみせもの。それは、朝香宮邸。つくってよかった朝香宮邸。残ってよかった朝香宮邸。彼らは、臣籍降下したけど。
入場料以前に、草莽微賤のおいらもどしどし入れる制度が重要なのだ。林芙美子は、パリはみたが、朝香宮邸を見ることなく、死んでいったのであろう。朝香宮邸公開は1980年代以降。
ありがとう!戦後[参照惹句]。 ありがとう、”貴族”さまのいない、ぬっぽん![1]
( [1]ホントはいる。現在の国家「貴族」:国家から金が支払われて生活と職位と職場を含む身分が保障されている国家貴族さまである。 うらやましいな、生活保護受給者!)
サンルームの下は「藤棚」であった。参照にありしびの秋の日の画像を示す。
特別展示は; フランス国立ケ・ブランリ美術館所蔵 マスク展
■ ぐるっとパス以外
東京都庭園美術館の後は、地下鉄で北上。 六義園。
撮影場所は「築山」である。すなわち、武蔵野台地の上に人造でヤマをつくったのだ。
柳沢吉保がつくった「六義園」と『松蔭日記』が関係あると初めて知った。園内の説明立札に書いてあった。
おいらは『松蔭日記』を持っている(はずである)。今[武相境では]は段ボール箱の中のはずだけど。なぜ持っているかというと、これは作り話ではなく、『松蔭日記』を吉田松陰の日記だと思い買ったのだ。
今、2重(3重)にまぬけだと気づいたのが、『松蔭日記』が吉田松陰の日記ではないと気づいた時、それならば、『松蔭日記』がどういうものであるか読まなかったことだ。