キチガイのたわごとブログですが、 「史実」を書きます;
(もちろん、公知の事実ですが、日本の「言語空間」では、めったにお目にかけません)
第二次世界大戦直前の世界情勢。 国際機関は、国際連盟。 松岡洋祐が捨て台詞を残して、われらが日帝が脱退したことは、有名。
さて、その国際連盟に加盟していたアジアの諸国は、大日本帝国、中華民国、そして、タイ王国の三ヶ国である(wiki)。
そして、そのタイ王国は、われらが大日本帝国が1941年12月8日、米英蘭支に宣戦布告した後、実にシンガポール陥落の前の、1942年1月25日、タイ国政府は米英に宣戦布告した。
タイ国政府はピブン・ソングラム元帥の独裁的支配下にあったが、彼は以前から親日反欧米的であり、日米開戦前から「有色人種の結束」を唱え、日本軍の南部仏印進駐をも希望する旨日本側に伝えていた。12月21日、日タイ両国は攻守同盟を締結、翌1942年1月25日、タイは米英に宣戦布告するとともに、両国のタイ国内財産を没収、さらに2月1日従来のイギリスポンド為替本位制を廃止して、日本円をもって法定準備資金とすることが発表された。
入江昭、『日米戦争』、1978
ピブン・ソングラム=wikipedia
関連記事;タイ、米英に宣戦布告
ピブン首相が米英に宣戦布告した時のタイ国王はラーマ8世ということとなる(wiki)。
今回、天皇陛下が弔問されたのは、ラーマ9世。 ラーマ8世の弟。
とまれ、日泰(日本―タイ)両国が、あの時(1941-1942)、米英に宣戦布告した、のは紛れもない「史実」である。