いか@ 筑豊境 寓 『看猫録』

Across a Death Valley with my own Distilled Resentment

変わらない札幌;大通駅のポールタウン入口付近のたい焼き屋

2019年10月15日 18時19分10秒 | 札幌

訂正;2020/3/8.  「変わらない札幌;大通駅のオーロラタウン入口付近のたい焼き屋」と題していた。

まちがい。ポールタウンだ。大通り駅とすすきの駅の間の地下街。今、気付いた。


札幌の地下鉄の大通駅の南側は オーロラタウン ポールタウン [1]という名の地下街への入り口となっている。ここにたい焼き屋がある。今回行ってみて確認したら、たい焼き屋はまだあった。ここには、新しくとも、1976年からあった。なぜわかるかというと、1976年に「およげ!たいやきくん」という曲が流行した(曲の発売は1975年末)。今wikiでみると、レコードは500万枚以上売れたとのこと。このとき、レコードばかりでなく、実際のたい焼きが売れた。この頃、この大通駅からオーロラタウン ポールタウンの入口へ抜けるこの場所は、たい焼き屋に並ぶ人でブロックされ大変な混雑となっていた。小学生ながらに覚えている。

その時のたい焼き屋が今ある「福や」であるのかは断定できない。でもこの地にはたい焼き屋がまだあるのだ。

たい焼きブームが去った後もこの地にたい焼き屋はあった。中高生になったおいらはすっかり客がつかなくなったこのたい焼きを見て、あのブームの儲けでやっていけてるのだろうと勝手に判断していた。そして、43年後の今、この地にはたい焼き屋がまだあるのだ。

[1] 札幌地下鉄大通駅につながる地下街の名は「オーロラタウン」と「ポールタウン」。当時の札幌の「極地」志向がわかる。オーロラも極地も札幌に関係ないことはいうまでもない。今21世紀の札幌、北海道は稲作があたりまえの地となったそうだ。

■ なくなった店

大通駅の南側の オーロラタウン ポールタウンに抜ける通路を東に向かうと三越。

この大通駅から三越に入ったすぐの地下の売り場に、昔、1970年代、天津甘栗屋があった。いつも甘栗を炒っていて、香りがしていた。

小学生の頃、創成東地区に住む祖母のところへ遊びにいったとき、「三越に行って天津甘栗を買ってきてくれ」とおつかいを頼まれたことがある。