いか@ 筑豊境 寓 『看猫録』

Across a Death Valley with my own Distilled Resentment

新しい街でもぶどう記録;第243週

2019年07月06日 19時20分09秒 | 草花野菜

■ 今週の看猫

■ 今週の武相境斜面

■ 今週の草木花実

■ 今週のチャンドニー・チョーク(Chandoni Chowk)


15年前のチャンドニー・チョーク(Chandoni Chowk)[愚記事]

☞ チャンドニー・チョーク画像集

チャンドニー・チョークはデリーの古い商業地域(関連愚記事:ムガール残影を探して)。ムガル帝国の大市場。ムガル帝国はイスラム教が優勢だったため、イスラム的にいうと、一大バザールであったところ。

今週、6/30、破壊されたChandni Chowkの寺院(リンク

イスラム教徒とヒンディー教徒がもめて、イスラム教徒がヒンディー教寺院を襲撃。発端は、些細な喧嘩。

Aas Mohammad(20)が彼のスクーターを建物の外に駐車していたときに問題が始まった。 目撃者によると、建物の居住者であるSanjeev Guptaはそこで飲食店を経営しているが、反対したという。ソース

登場人物がいきなり模式的である。モハンマド VS グプタ。

今、インドの政権はBJP(インド人民党)が与党。ヒンドゥー主義を重んじる。なので、時には、ヒンドゥー至上主義政党と非難される。核武装を実現させた政党。イスラム教とは軋轢がある。インドはイスラム教徒が多い(関連愚記事)。

15年前は、デリーで、イスラム教徒とヒンディー教徒がもめてニュースになるとは聞いたことがなかった。(インド各地でヒンドゥー原理主義者のムスリムへの攻撃が始まったのは、1992年、バーブリー・マスジド破壊事件からであるとされる[wiki])

■ 今週のインド人と日本人

世界一機内で隣の人に話しかけないのは“日本人”

飛行機内ではないが、おいらがインド人に話しかけたが、無口なインド人たちであった話;

ケーブルカーの4人乗りのゴンドラでは、インド人旅行客と一緒になる。「おいらはデリーから来たんだぜ」と話し掛けるも、話がはずまず。こんなしゃべらないインド人ははじめてだった。インド人と話始めると収拾がつかなくなるのが困るくらいインド人は話す。この日はゴンドラが着いたらおわりだからなという見込みで安心して話かけたが、全然のってこなかった。 (愚記事

 

■ 今週の「インテリ」さまの認知能力

波頭亮[wiki]さまはコンサルタントであり、のちファシストを自称する西部邁との対談本(『知識人の裏切り』[Amazon])がある。

澤田 愛子(さわだ あいこ、1945年[1] - )さまは、日本の看護学者、著述家。元富山医科薬科大学医学部看護学科教授。専攻は生命倫理、死の臨床、精神看護学。[wiki] とのこと。

そして、あるサイトの情報によれば;

もうおわかりかと思いますが、Family Photoで撮影する前に、すでに安倍首相は各国首脳と挨拶を十分交わしているわけです。しかし、他の国の首脳たちはこの撮影の場で初めて言葉を交わす場合もあるので、握手をしたり会話をしたりする、ということになるわけです。これはもちろん今までのG20でも同じですので、議長国の首相や大統領の前をみんなが素通りするのは、あたりまえっちゃあたりまえという話になります。だって、ここでハグとか握手とかまたしだしたら、「え、さっきやったやん…」みたいな空気になりません? (引用元:安倍首相はG20の写真撮影でなぜ誰とも握手しなかったのか、一億総ワイドショー化

とのこと。

確かに、澤田 愛子さまは、安倍首相を「素通り」する各国全首脳(蘭を除く)を見た。しかし、それは上記状況的理由があったのだ。それを、各国首脳がら無視されたと判断した。それは、澤田 愛子さまの心中に安倍は世界から無視されて当然であるという認識が、まず、あった。その認識に観察(安倍首相を「素通り」する各国全首脳)が「合致」した。ただし、上記理由があった。すなわち、澤田 愛子さまは誤判断をしたことになる。殊勝なインテリであるなら、みんながみんな安倍首相を「無視」するなんてことがあるのだろうか?何か理由があるのではないだろうかと疑問に思い、さらに調べるであろう。澤田 愛子さまは"安倍は世界から無視されて当然であるという認識"のエビデンスが見つかり、うれしくなり、せっかく得た判断を懐疑することがなかったのであろう。最も、「インテリ」さまに遠い素質である、 当世ぬっぽんの「インテリ」さまらしい資質である。批判的精神の欠如。問題は、御本人は日ごろ安倍首相を「批判」しているので、よもや自分に批判的精神の欠如があるとは夢にも思わない。それこそが、大問題であるのに。

そして、波頭亮[wiki]さま。それを極めて没批判的に流通させる。これまた、当世ぬっぽんの「インテリ」さまらしい資質である。それにしても、大丈夫か?、波頭亮。

こういう「反安倍」のまぬけな所業が安倍支持を硬くさせていることはいうまでもない。

まとめ:当世ぬっぽんの「インテリ」さまが、安倍長期政権の手堅い支持装置ではある。世間は「反安倍」ってバカだからと思うのだから。

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