いか@ 筑豊境 寓 『看猫録』

Across a Death Valley with my own Distilled Resentment

『女王の教室』 キャラ篇

2005年07月17日 17時02分55秒 | その他
『女王の教室』の 任侠キャラ。



■進藤ひかる。 俳優紹介

クラスの子供の序列化のための最初の試験で1番。

同時に、教師・阿久津真矢は説教で、勉強の重要性を説き、勉強しないと政府の愚民化政策に唆(そそのか)されると言う。つまりは政府の思惑を批判する人間を育てたいと表明しているようにも見える。しかし、学力増進を求めるが、教師への反抗は許さないという方針も持っている。

そんな中、クラス1番の秀才の進藤ひかるは公然と教師・真矢の強権的教育に堂々と弁舌で反論する。そのことで、クラスの一番勉強ができない生徒がやる「雑用係」を押し付けられることとなる。この際、友だちが試験中にトイレに行きたいのを、教師・真矢の不許可に反論、助け同伴したことがきっかけである。

つまり、進藤ひかるは秀才にして信念と義侠心(弱きを助け、強きを挫く)をもった役回りを与えられている。

こういう役回りは日本の伝統的な劇、あるいは実際の歴史での事件で必出のキャラである。

例えば、クラスでの行事ボイコット「クーデター」の計画段階では乗り気ではなく、クーデター首謀者にそううまくはいかないと忠告をする。果たして、一部裏切り者や彼らの意志薄弱でそのクーデターが失敗する。そこで、当初クーデターはうまくいかないと言っていた進藤は、首謀者の懲罰に同伴する。

安藤輝三をおもわせる。

■一方の、賎民きゃらが ばばちゃん である。
運動神経が鈍く、頭が悪く、友だちもいない子供。そういう自分に仲良くなってくれた友達を裏切り、教師・真矢と密約し保身を謀る。
あわれにも卑しい人間である。

▲さて、進藤ひかるは今後展開するドラマでどういうメッセージを送るキャラとなるのだろうか?おいらの空想では、任侠の「進藤ひかる」こそ、その経歴の明らかにされていない教師・真矢の子供時代なのではないかとにらんでいる。



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