▲ 今週のみけちゃん
▼ 新しい街でもぶどう記録;第421週
■ 今週の武相境斜面
■ 今週の草木花実
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座間から
■ 今週の東京
神宮外苑の銀杏並木
■ 今週のフェンスの向こうのアメリカ
座間谷戸山公園
■ 今週の巷の<アメリカ>
茨城県取手市 ヘアサロン リリアン
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融合:東アジアの奇跡におけるアメリカの影;杉原薫、『世界史のなかの東アジアの奇跡』
■ 今週の「中二病」
【出演】関西外国語大学准教授…戸谷洋志
12月のテーマは「哲学」。若手哲学研究者たちが、現代特有の問題をどう考えればよいのか解き明かし、哲学が本来持っている力に迫ります。価値観が多様化・複雑化の一途をたどる現代社会で自分の行為に責任を持つことは、市民として大切な素養ですが、一方で私たちは自分の責任を忘れがちです。第1回目は、関西外国語大学准教授の戸谷洋志さんが、西洋哲学における「責任」の概念の成り立ちを遡り「責任」とは何か考えます。(web site)
聴き逃し番組をネットで聴く: カルチャーラジオ 日曜カルチャー「人間を考える 今をよりよく生きるための哲学1」
「西洋哲学における「責任」の概念」:この講演は、責任を論ずる前に、まず、決定論。この世は原因ー結果の因果律により律せられているはずである、との認識。この世の行方が決定されているのであれば、人間の判断も決定されているので、意志の自由はない。意志の自由がないということは、責任を問うことはできない。しかし、そんなことはなく、人間は自由であり、責任を課せられているということを、ふたりの哲学者、カントとハイデガーを紹介することで、示す。カントは、因果律により律せられているのは現象界であり、人間の意思は「物自体」界に属さないとすれば、人間の意思は因果律により律せられているとはいえず、人間の自由が担保されるのだという。人間の意思は叡智界に属するとカントは主張する。ただし、叡智界という発想は形而上学的で、実証できない。
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