▲ 今週のみけちゃん
▼ 新しい街でもぶどう記録;第360週
■ 今週の武相境斜面
■ 今週の草実
■ 今週の京土産
京都でヒガシマル商品を買った。そのひとつ。
■ 今週の京土産+山梨物産
ほうとうをヒガシマルのカレーうどん出汁で食べた。
■ 今週の15分待ち
ワクチン2回目を打った。
■ 今週の不明基地名;Kajikawa naval base, Japan (かじかわ [梶川?] 海軍基地)
1966年(昭和41年)、ビートルズ(the Beatles)来日。6月だ。一方、9月には、スプリームズ (the Supremes)が来日していたと、おいらは、知った。日本の音楽史、外タレ音楽史にさえ、あまり載ってない史実ではないだろうか?なぜなら、一般日本人向けのコンサートは行われなかったからだ。
スプリームズ (the Supremes)の来日は、スプリームズの「tour in the Orient」(オリエントツアー)の一環だ。そして、それは「オリエント」駐留の米軍さまのためのコンサートツアーであったらしい。すなわち在留米軍がいる7か国をまわったのだ。スプリームズの年譜にある;
September 22 is in conflict with the recording sessions on September 21 & 22.
■ 今週のオリエント・ツアー/「ワールドツアー」
「立川の米軍基地から軍用機に乗って、台湾やフィリピン、返還前の沖縄にも行った。お尻が痛かったな」――。大学を卒業後、そのままプロのミュージシャンになった高木ブーさん。昭和30年代前半は、各地の米軍キャンプでステージに立った。初めて飲んだコーラの味……。ブーさんが「20代の日々」を語る。
高木ブー「軍用機に乗ってアジアの米軍キャンプをめぐった」若き日
当時は日本各地に米軍が駐留してて、ハワイアンは軍人さんに大人気だった。今日は厚木、明日は横田って感じで、毎日忙しかったな。所属していた事務所は、バンドと女性ダンサーと、マジシャンや漫談ができる人を「お徳用詰め合わせ」にしてキャンプに売り込んでた。
言われた時間に東京駅の八重洲口とか新宿駅の南口に行くと、米軍のトラックが迎えに来る。荷台に乗せられて、その日に仕事がある基地に向かう。集合場所にはたくさんのミュージシャンが集まってた。「拾い」っていうキャンプの仕事を斡旋してくれる人がいて、「横須賀、ベースいないか?」なんて声をかけると、すぐに即席のバンドが誕生する。
「ワールドツアー」にも何度か出かけた。「お徳用詰め合わせ」のメンバーで、台湾やフィリピン、返還前の沖縄に行ってキャンプで演奏する。立川にあった米軍の飛行場で軍用機に乗り込んで、パラシュートを背負わされてね。旅客機じゃないから揺れも激しかったし、時間もやたらかかった。何より座席が硬くてお尻が痛かったのを覚えてる。
海外のキャンプに着くと、だいたい1か月ぐらいいたかな。日本国内でも同じだけど、キャンプの中にはサービスクラブ、一般兵のクラブ、下士官クラブ、将校クラブと4つのクラブがあった。僕らのチームは、今日はこっち明日はあっちと、夜はどこかのクラブのショータイムにゲストとして出演する。どこもお客さんのノリがよくて演奏してて楽しかったな。
コカ・コーラもハンバーガーも巨大なステーキもタバコの「ラッキーストライク」も、米軍キャンプで出合った。コーラを初めて飲んだときは「不思議な味だなあ」と思った
wikipedia (高木ブー)
1966年のスプリームズのオリエント・ツアーに先駆けて、1955-1960年頃にオリエント・ツアーを敢行していたのが、高木ブーだと最近のニュースでしる。ツアーの目的はスプリームズと同じく米軍向けの慰安業務だ。
高木ブーの回顧を読むと、パスポートもひったくれもなく、米軍基地から沖縄、台湾と出張していたらしい。米軍覇権のなせるわざだ。1ドル=360円だ。つまり、米軍の仕事を受けると、とても割が良い収入となったのだ。日米の貧富の差が圧倒的であった時代だ。
なお、1950年のGDPは米国は日本の9倍である。1973年には2.8倍まで縮まる(ソース)。
■ 今週借りて読んだ本
2週間前に読んだと報告したアゴタ・クリストフ(wiki)の『悪童日記』の続編とされる『ふたりの証拠』を読む。飽きることなく読み終えることができるほどおもしろかった。ただし、これは、羊をめぐる冒険のような「くすぐり」や御都合主義の要素のおかげともいえる。この『ふたりの証拠』は1988年発表。邦訳は1991年。『悪童日記』は、翻訳されて世界的に読まれたとのことなので、村上春樹の世界的読者獲得と通じるものがあるのだろうか?
状況としては、独ソ戦後の独裁(共産)主義支配の(東欧の)国(ハンガリー)をモデルとした話。そういう状況で子供(主人公)がひとりで美貌を武器に、生きていく様子は、経済的状況の説明がなく、話が寓話的で現実味はない。でも、その寓話性がこの物語の要なのだろう。戦争と占領に認められる事象は洋の東西を問わないのだろう。孤児院を運営する夫人の科白;
「うちの子供たちも、全員が孤児ではないのよ。大半は、父親不明で、強姦された母親や娼婦だった母親に捨てられた子たちなの」
日本で云えばこれだ;
■ 今週の親ガチャ、子ガチャ
"自由" ’民主’党って悪い冗談にも程がある。封建世襲党にすればいいのに。
世襲議員ではないただ一人の候補である高市は、その点とてもリベラルなはずであり、かつ女性であるから、男性優位とされる日本社会の伝統に対し、女性の自由を拡張するという定義の上でリベラルであるのに、大手既成マスコミは、その点で高市を評価するようなことはしなかった。
世襲議員批判を扇動すれば、高市に追い風になったであろう。 もちろん、大手既成マスコミは、高市が「ウヨ」なので、応援しないのだ。
▼ 子ガチャを当てたお歴々
■