いか@ 筑豊境 寓 『看猫録』

Across a Death Valley with my own Distilled Resentment

新しい街でもぶどう記録;第465週

2023年10月14日 18時00分00秒 | 草花野菜

▲ 今週のみけちゃん
▼ 新しい街でもぶどう記録;第465週

■ 今週の武相境斜面

■ 今週の草木花実

▼ 神代植物公園にて

パンパスグラス


キンモクセイの大木

■ 今週の蝶

■ 今週の都立公園

パンパスグラス 神代植物公園 

■ 今週のもったいない本舗

11月の絵柄(右)は、羽子板だった。鬼はいなかった。

■ 今週のどんぶり

うなぎ丼 海苔を添えて

■ 今週の改築;半分できた

JR稲田堤駅

■ 今週の無効化

ノルウエーのオスロにある「叫び」(愚記事:この街で

オスロ合意(wikipedia)が無効化

■ 今週の「孫娘」、あるいは、博士さま

小泉純一郎が初当選した時、ものを知らない報道陣の「2世議員ということですが」と質問をすると、「いいえ、3世です」と純一郎。さて、重信メイ。

X テロリストの娘 われらがネトウヨさまが大騒ぎである。でも、娘はたかだか2世。

重信メイの母親の房子の父親は血盟団の周辺者だとされている(Google 重信房子 父 血盟団)。立派な(テロリスト)3世である。

重信メイはPh.Dもちで、米国の大学の研究員とある。米国に出入国できるんだ。

■ 今週の半額

Google     一方、ヤマザキの製品情報では、見つけられなかった。

■ 今週のメモ

路上メモ

■ 今週の相性、あるいは、お眼鏡にかなうこと

https://twitter.com/tkanae/status/1712289484606504981

Google[竹内香苗 居眠り 伊集院]

TBSの朝の伊集院光の番組は、結局、1度も聞かなかった。何かトラブって、終了したらしい。アシスタントのトラブルだとの報道。一方、昔、伊集院光のラジオ番組のアシスタントだった竹内香苗は、生放送で居眠りをした。それなのに、今度も、伊集院に指名されて一緒に番組をやるらしい。おいらは、マニアではないのでよく知らないが、伊集院光は性格に癖があるのだろう。これまで、スタッフとトラブって番組、それどころか放送局とも絶縁してきたらしい。ニッポン放送ともかつてそうであり、今回復縁したらしい。竹内香苗は伊集院光にとって都合、相性がいいらしい。

■ 今週の頭脳明晰な愚か者

先週、久しぶりに、山崎元をみたら、げっそりとして驚いた。餓鬼のようだ。ガンになったとのこと。さて、今週、別記事を見た;

あえて「嫌われ者」の新自由主義を擁護するワケ 「増税メガネ」の新しい資本主義は完全に的外れ 山崎 元 : 経済評論家 

確かに主張されている理論そのものは整合的であり、理想的でさえある。問題はその思想がどのような人たちに利用されるかである。ピノチェト、鄧小平、サッチャー。

この「その思想がどのような人たちに利用されるかである」問題は、対極の思想とみなされがちのマルクスの思想と同じ。

「新自由主義」は正しく理解されているのか?というが、これも「共産主義」は正しく理解されているのか?といいつのり、共産主義者たちが引き起こした災いを、あれは理論に反したことだと片づける神経と同じ。

そもそも「経済学」(だけで)世の中をどうこうできると思う発想がおかしい。やはり、西部邁は偉かった(???)。

■ 今週のお達者さま、あるいは、同い年の彼

 ノーベル賞 受賞50年 江崎玲於奈さん(98)

今週でないが、先月末のNHKニュースに江崎玲於奈が出ていたらしい。御年、98歳。1925年3月生まれ。

江崎玲於奈について愚ブログで書いたことは、あの東京大空襲の日、1945年3月10日未明の空襲、ジェノサイドが明けた朝、東京帝国大学は通常営業し、授業をやっていたのだという;

- - そして、この朝も、すでになじみになった例の二十五番教室で、田中務教授はいつもと少しも代わらぬ調子で、「物理実験第一」の講義を行った。私は必死になってノートを取った。前夜のことから離れ、物理学の世界に没頭した。東大アカデミズムの存在感が身に伝わったときであった。- - (昭和20年3月10日朝の回顧)

江崎玲於奈・『限界への挑戦 私の履歴書』

▼ 同い年の彼

江崎玲於奈より2か月先に生まれた平岡公威さんは、文系だったので授業はなかった。虚弱、病弱だったので兵隊になれなかった彼は、兵役ではなく勤労動員に駆られていた。群馬の中島飛行機小泉製作所の工場に動員されていた。でも、この日東京に帰ってきたらしい。

この丘陵地帯からは 枯野の彼方に M 市の展開る盆地が望まれ、その更に向こうの低い山脈の折れ合う 隙間が、東京の空だということだった。 早春の冷たい雲がそのあたりに希薄な翳を落としていた。

 「ゆうべ、あそこが真赤にみえたんだから 大変だよ。 君の家だって残っているかどうかわかりゃしないよ。 あの空一面が赤く見えるなんて、今までの空襲ではなかったことなんだ」

(中略、主人公は列車で東京へ向かいO市[大宮]で省電に乗り換える)

  そこで私たちは初めて 昨夜の空襲の被害の明証にぶつかった。 ブリッジが戦災者でいっぱいだった。 彼らは 毛布に車って、何も見ず 何も考えない 目を、というよりは単なる 眼球をさらしていた。同じ振幅で膝の子供を永遠にゆすぶっているつもりかと見える母親がいた。氷をしなだれて、半ば 焦げた 増加を紙につけた 娘が 眠っていた。 

 その間をとおる私たち一行は非難の眼差しでさえ報いられなかった。私たちは 黙殺された。彼らと不幸を領たなかったというそれだけの理由で、 私たちの存在理由は抹殺され、 影のような存在と見做された。  三島由紀夫、『仮面の告白』

三島は罹災者を描いているのだ。

江崎玲於奈、98歳で気づく、三島がもし生きていれば、98歳。ちなみに、江崎は三島が死んだあとにノーベル賞をとったのだ。三島は5回ノーベル賞候補になったとのこと。長生きしたら受賞できたのだろうか?

■ 今週の購書

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。