いか@ 筑豊境 寓 『看猫録』

Across a Death Valley with my own Distilled Resentment

新しい街でもぶどう記録;第349週

2021年07月17日 18時33分09秒 | 草花野菜

▲ 今週のみけちゃん

▼ 新しい街でもぶどう記録;第349週

■ 今週の武相境斜面

■ 今週のメタセコイア

■ 今週の花

■ 今週も「もったいない本舗」

8月のカレンダーが2枚になった。

■ 今週の購書

20世紀後半ー21世紀に入ったここ20年、「東アジアの奇跡」とよばれる地域的経済発展が爆発している。「東アジアの奇跡」の初期を牽引した日本が停滞した後も、東南アジア、そして大陸中国が爆発的に発展している。この発展のなかで「華人・チャイニーズ」の役割が大きい。「華人・チャイニーズ」は、以前の日本では、華僑とよばれていた。「華人・チャイニーズ」は、東南アジアの各国の華人経済圏と大陸中国(共産中国)とを動き回っている。さらには北米地域で子弟を教育させグローバル人材として活躍できるようにしている、している。そういう人種を「アングロ・チャイニーズ」という。「アングロ・チャイニーズ」はWW2戦前からいる。大英帝国支配下で活躍した「華人・チャイニーズ」だ。ちなみに、あの白洲次郎はこのものいいで言えば「アングロ・ジャパニーズ」だ。鍵を握るのは「アングロ・チャイニーズ」とうたう本、『中国は東アジアをどう変えるか』を買った

この本で気づかされた。中共でも国父である孫文は、「アングロ・チャイニーズ」とのこと。老舎とかどうなるのだろう。楊潔篪は、いくら英語が話せても、違うかな。

  

一方、WW2戦時中、受難したのが「アングロ・チャイニーズ」。われらが日帝が攻め込んだからだ。特に、シンガポール。『中国は東アジアをどう変えるか』で「アングロ・チャイニーズ」の筆頭に挙げられている林文慶(wiki)について書いてあった。その林文慶が受難したシンガポール陥落についての本;

『シンガポール占領秘録』が安く出ていたので買う。これまで中古市場価格が1万円を下らなかった。

■ 今週の「毛唐の子供」、ヤマザキを比較参照として

 
左:マレーシアのグローバル菓子メーカー、ジューリーズ(Julie's)、リニューアルロゴ
右:御存知、ヤマザキパン

いつもは、ヤマザキビスケットのレモンパックを食べる。

 ヤマザキ

ところが、今週、<荊を挿した御方様>が通販でこれを買った。レモンクリームのクラッカー。ヤマザキのものよりほんの少し塩味が強いかなという印象。でも、ほぼ同じ味、食感。

メーカーについて調べた。Julie’sというマレーシアのメーカー。創立が1985年、創業者は、 Su Chin Hock という人。漢字の名前、史進福もあり(wikipedia)、YouTubeのインタビュー(Mr. Su Chin Hock in 'Start A Biz' - Part 1)では中国語を話しているので、華人であるにちがいない。マレーシア人であるかは、確証がない。一方、息子のインタビュー(次章■今週の「アングロ・チャイニーズ」)によると妻子ら家族はシンガポールに住んでいて、 Su Chin Hock はシンガポールとマレーシアを行き来してと云っている。シンガポール人なのかもしれない。


Julie's web site

この会社は1985年に1つのオーブン、1つの流れ作業機からはじまったビスケットのメーカーとのこと。Hershey’s(wiki)と提携し、企業として成長したらしい。Hershey’sとの提携はまだ続いている。Google [Hershey’s Julie's] .

Julie'sという会社ロゴは社長の発案(brainchild)とのこと。実在の人物ではない(脳内女の子)。36年前はこの赤いベストを着たロゴだった。ピッグテイルが特徴。 現在の横顔のロゴは最近リニューアルしたもの。

 
a smiling young girl with blonde pigtails [出典]

一方、ヤマザキビスケットは、以前はヤマザキナビスコといって、ナビスコと提携していた。今は、提携は解消している。ヤマザキのトラックの絵の子供は、モデル(実在の人)がいるとのこと。

▼ Julie'sと創業、社長についての情報リンク;

Did You Know The Popular Local Brand, Julie’s Biscuits Was Founded In Alor Gajah, Malacca?

The story of Jurie's

■ 今週の「アングロチャイニーズ」

 
上記Su Chin Hockの息子Sai Tzy Horng

Who is the scion of Julie’s Biscuits, who wants to make the company bolder?

Julie'sの創業者のSu Chin Hockは中国語を話す映像しかない。彼が英語を話すか不明だ。

息子は英語を話す(YouTube)。シンガポールで育って、12年間カナダにいたそうだ.。つまりは、「アングロ・チャイニーズ」なのだ。鍵を握っているのだ。

■ 今週の武蔵野国、あるいは「新盆」の多義性

住宅火災で高齢夫婦死亡 新盆準備で火をたいている (2021年 7月 14日) google

13日夕方、東京・品川区で住宅6棟を焼く火事があり、高齢の夫婦が死亡しました。
 
警視庁などによりますと、13日午後6時すぎ、品川区中延で「爆発音がして家が燃えている」などと近所の住民から複数の通報がありました。火はおよそ9時間後に消し止められましたが、火元の木造2階建ての住宅およそ140平方メートルが全焼し、隣接する住宅5棟の一部が焼けました。
 
この火事で、火元の住宅に住む原田平一郎さん(90)と妻の久美子さん(87)が病院に搬送されましたが、死亡が確認されています。 出火直前、原田さん夫婦が家の外で新盆の準備として火をたいているのを同居する親族が目撃していたということです
 
新盆は死んだ人が初めて迎えるお盆のことだと思っていた。しかし、7月にお盆をやる地域(東京)では、8月のお盆を旧盆といって、7月のお盆を新盆という。
 
■ 今週の元ネタ発見
  
 
ヤマザキパンのあのマークには、元ネタがあったのだ。 Wikipedia: Sunbeam Bread
 
■ 今週の伊予名産
 
 
薄くて、少しパリッとしている。

 



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