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▼ 豪徳寺
■ 今週の忘備; 吉田茂が中曽根康弘に「非国民!」と云った"伝説"の実情
昭和27年、1952年に国会で首相の吉田茂に、野党議員=改進党の中曽根康弘が天皇の退位について質問した。これに対し、吉田茂が「非国民」といったと何かに書いたあったのを読みかじった。吉田茂といえば「バカヤロー!」の人なので、天皇退位を口にした質問者に「非国民!」と"暴言"を吐いたのかと思っていた。違った。その実情がネットにあった。
↓ ソース
第013回国会 予算委員会 第5号
昭和二十七年一月三十一日(木曜日)
午前十時四十六分開議
該当部のコピペ (強調:ikagenki);
○中曽根委員
最後に御質問を申し上げますが、それは天皇御退位の問題であります。これは重大な問題でありますから、吉田総理大臣から御懇切なる御答弁を承りたいと思います。現天皇が一貫して平和論者であつて、戦争の形式的責任がないことは、世界及び国民のひとしく認めるところであります。しかし、現在旧憲法第三条、神聖不可侵の御身分より人間に解放せられた天皇が、地上のわれわれと同じ一員として、過去の戦争について人間的苦悩を感ぜられておられることもあり得るのであります。もしこの天皇の人間的苦悩が、外からの束縛によつてほぐされない状態であるならば、この束縛を解くことが、古くして新しい天皇制にふさわしいことといわなければなりません。外からの束縛と考えられるものは何でありましようか。その一は、終戦後の日本を安定させ、国際義務を履行するために、位におられる連合国に対する道義的責任感であります。その二は、戦争及び終戦後の悲劇と混乱を最小限に食いとめて、国家の秩序回復と民生安定のために在位される国民に対する責任であります。これら二つの問題は、しかしすでに解決され、またはまさに解決されようとしております。もし天皇が御みずからの御意思で御退位あそばされるなら、その機会は最近においては、第一に新憲法制定のとき、第二に平和条約批准のとき、第三には最後の機会として、平和条約発効の日が最も適当であると思われるのであります。しかしこの問題はあくまで天皇御自身の自由な御意思によつて決定さるべく、何らわれわれから論議すべき筋合いのものではないと思うのでありますが、国際情勢、国内情勢より判断して、天皇がもしその御意思ありとすれば、この御苦悩をお取払い申し上げることも必要かと存ずるのであります。皇太子も成年に達せられ、戦死者の遺家族たちにもあたたかい国家的感謝をささげ得ることになつた今日、天皇がみずから御退位あそばされることは、遺家族その他の戦争犠牲者たちに多大の感銘を与え、天皇制の道徳的基礎を確立し、天皇制を若返らせるとともに、確固不抜のものに護持するゆえんのものであると説く者もありますが、政府の見解はこの点についてはいかなるものでございましようか、御親切な御答弁をお願い申し上げます。
○吉田国務大臣 この問題は軽々に論ずべき問題でないことは、あなたも御同感であろうと存じます。私はここに一言申しますが、長くは申しませんが、今日はりつぱな日本に再建すべきときであり、再建すべき門出にあるのであります。日本民族の愛国心の象徴であり、日本国民が心から敬愛しておる陛下が御退位というようなことがあれば、これは国の安定を害することであります。これを希望するがごとき者は、私は非国民と思うのであります。私はあくまでも陛下がその御位においでになつて、そして新日本建設に御努力あり、また新日本建設に日本国民を導いて行かれるということの御決心あらんことを希望いたします。(拍手)
■ 今週の口喧嘩
https://twitter.com/fangyori/status/1202974782074966018
米議員が中国の人権状況を問題視していることを、華氏は「本当に無知で恥知らず、不誠実だ」と主張。米国史を持ち出し、アメリカ先住民を「ほしいままに殺戮(さつりく)し、数百万平方キロの土地を占拠し、同化政策を強制した」と非難した [google](中国猛反発「バカな法案」「米は先住民殺戮」 ウイグル人権法案)
華春宝は(米国黒歴史として)インディアン虐殺に言及。ところで、米国黒歴史において、収容所といえば、日系人収容所。
(現在、中共のウイグル人収容所 Xinjiang 新疆収容所が話題)
https://twitter.com/CorbeauxInvest/status/1202144095512059905 に追コラージュ
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