3月平日、東京メトロ東西線の九段下駅で下車。地上にあがった。
何年かぶりで神保町に行くためだ。
プラタナスが立ち枯れていた。
安楽死処置=撤去処理が来る6月19日に実施されますされましたとの告知が貼ってあった。
プラタナス=すずかけは、明治末期以降日本の街路樹に採用されるようになった。「世界四大街路樹」なる言葉がある。その四つとは、プラタナス、楡(にれ)、菩提樹(ぼだいじゅ)、マロニエだ。プラタナスは、大気汚染に強いので、都市の街路樹として最も採用されているらしい。
スペインのマドリーに初めて行ったとき、街のプラタナス並木が印象的だった。その足で行ったドイツのフランクフルトもプラタナスが茂っていた。そして、上海の旧フランス租界のプラタナス並木は有名。
そもそも、おいらの生まれ育った街、札幌でもプラタナス並木は多いのだ。そして、おいらの持っているプラタナスの形の典型的イメージはこれ↓ 上海のあの独特の形は、わざと加工しているのだ。 作品群なのだ。
―プラタナス生い茂る札幌の街; 大通り西6丁目交差点―
出典:札幌のプラタナス
そして、東京;
・樹齢は長く、余程のことがない限りは途中で枯死することはない。(上記、札幌のプラタナス、より)
そうなんですか! 公害に強い、って話らしいんですけど。上海のプラタナスもこれから枯れるんでしょうか?
あるいは、'70年代初期にはよく枯れかけていた ⇒ プラタナスは「新左翼」を象徴していたのでしょうか!?
>公害に強い、って話らしいんですけど・・・
公害が大気汚染のみを指すのなら、強いのかもしれません。ただ、私が通った小学校の校庭に植えられたプラタナスは、それ以前にアメシロの食害により丸坊主の状態で当然の事ながら光合成など叶わない状態にあり、且つそれまで飲用に供されていた井戸水の摂取がある時期から禁止される(当時、学校は児童に対し詳しい説明を行わなかったので汚染内容は定かではないが、後年、基準値を大きく上回るトリクロロエチレン等が検出されたとの報道があったので工場廃液の影響は否定できない)等、取り巻く環境は甚だ酷い状況にありました。 まぁ、PM2.5報道にばかり気をとられ水質汚染に関心が向かわないのはなんかマズイなぁと思う次第です。