草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

敵陣に単身で斬り込んだ百田氏を孤立させてはならない!

2018年11月21日 | 思想家

百田尚樹氏をここで孤立させてはならない。『日本国紀』が批判されることについては、あらかじめ想定されたことだ。動揺する必要はまったくない。日本国民に奮起しもらうために、あえて世に出した本であり、一気呵成に書き上げたのであって、間違いがない方がどうかしている▼訂正が必要なことは有本香氏も認めており、それはそれで時間をかけて対応すればいい。ネットで騒ぎになっているのは、ウキペディアから引用したことを百田氏が口にしたからだ。昨日の虎ノ門ニュースでの一言が波紋を広げているが、どこのどの部分かを真摯に説明すればいい問題だ。さらに、孫引きが指摘されているが、参考文献をネットで公表することを提案したい。司馬遼太郎ですら、歴史の研究家からは酷評されたのである。だからこそ、小説やエッセイの体裁を取らざるを得なかったのだ▼私たち保守派は徳富蘇峰の『近世日本国民史』や、林房雄の『大東亜戦争肯定論』を枕頭の書としてきた。いずれも時間をかけた労作であった。それと比べると、短期間で百田氏が日本の通史に挑戦することは、あまりにも無謀であった。原稿用紙でたかだか800枚である。しかしながら、単身で敵陣に斬り込んだ勇気は立派である。保守派であれば、加勢して敵を蹴散らさなくてはならない。百田氏を討ち死にさせるようなことがあってはならないのである。

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コメント (1)
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