草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

室井佑月が言うように話し合いで中共を説得するのは無理!

2019年09月06日 | 安全保障

左右を問わず不甲斐なき日本人があまりにも多過ぎる。テレビのコメンテーターである室井佑月は、中共が攻めてきた場合には「『そういう野蛮なことはやめてください』と毅然としていうべき」とコメントした。話し合いのできる相手であれば、ウイグルやチベットの悲劇もなく、香港だって一国二制度が維持されたはずだ。いい加減なことを口にして、恥ずかしくないのだろうか▼憲法9条を擁護すると公言していた吉本隆明ですら、そんなへなちょこではなかった。「僕は、ただ逃げる平和主義とは違います。目の前でやられても黙ってみているなんてことはしない。人倫に反すると思ったら、同じように思っているやつと密かに語らって戦う。自衛隊がどうであろうと、そうなったら関係ない。僕はそうなりますよ」(『僕なら言うぞ!』)。左翼だってそこまでの覚悟が求められるのだ。ヘラヘラして解決する問題ではないのである▼保守派にもいい加減な物言いをする人がいる。宮家邦彦や和田政宗の発言にはガッカリした。香港の民主化勢力が過激になることを批判し、法律にのっとった行動を呼びかけているからだ。自由を奪われようとしているのに、仲間が次々と逮捕されているのに、法律を守れというのである。武器を持つか持たないか以前に、戦う気概があるかないかなのである。今の日本人はそこまで平和ボケだから、特定国家に付け込まれてしまうのである。

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今こそ我が国は誇るべき歴史を取り戻し剣を手にする時だ!

2019年09月06日 | 思想家

今の中共は自国の利益を優先する覇道国家であり、本来のアジアが目指す王道国家ではない。その中共が牙をむいてくることに対して、我が国が身構えるのは当然である。中共の艦艇による尖閣諸島周辺での領海侵犯は日常化しており、安倍内閣になっても、それを阻止できないでいる。このままでは、尖閣諸島は日本と中共の両国が共有していると思われてしまう。日本政府が尖閣諸島の防衛を強化しなければ、世界は日本の領土として認めてくれないのである▼大東亜戦争で敗れた我が国は、祖国を守り抜く決意を失ってしまった。東京裁判史観によって「戦争イコール悪」との見方が広まったからだ。葦津珍彦は『明治維新と東洋の解放』において、大東亜戦争に解放者としての面があったことを力説した。「われわれは、日本軍が純粋に利他的に解放者としてのみ働いたなどというつもりは全くない。日本軍の意識の中には、征服者的なものも秘められてもいたであろうし、その行動には、専横で圧迫的な要素もあった。その二つの潮流が相合流していた。そこに歴史の真相がある」▼葦津は当時の日本軍を全面的に肯定しているわけではない。「二つの潮流」のうちの忘れられたもう一つの潮流の意義を説いたのである。誇るべき歴史を取り戻すことは、同時に「剣」を取り戻すことである。過去を卑下することで目前の危機に対処できないのは最悪であり、今こそ侵略者に立ち向かう勇気を持たなければならないのである。

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