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草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

高貴なる精神を否定するのがLGBT法案だ

2023年06月07日 | 政局
 保守派は人を批判している暇がありません。小異を捨てて大同に就かなくてはなりません。今できることをして、何としてでもLBGT法案を阻止しなくてはならないからです。
 政府や自民党本部、さらには知り合いの自民党国会議員に抗議のメールをしようではありませんか。小さな声であろうとも、自らの思いをネットで発信すれば、必ずや大きな流れとなって、私たちの祖国日本を動かすことになるのです。
 かつて葦津珍彦は「沈黙せる民族大衆」という言葉で、私たちへの奮起を促しました。二千年の伝統的文明の成果は、賢しらな戦後教育によって滅びたわけではなく、危機の時には恐るべきエネルギーを発揮するのです。
 この法案によってもっとも恐れるのは、高貴な精神が失われることです。日本の国柄の否定とは、まさしくそれを意味するのです。葦津が「日本人の心理と論理」において語ったことを、今こそ私たちは思い起こさなくてはなりません。
「人間は、だれでも生物学的な官能的欲望を感じ、その欲望に動かされている、だがそれだけでは、自ら安んずることはできない。その低俗なる欲望から生起して来る罪とけがれを祓って、神聖に近づきたいとの精神的欲求を固有している。この精神が高められれば、やがて生物学的本能の中で、もっとも根強い生命保存の本能すらも打ち克って、高貴なる精神のために自らの生命すらも捧げようとの心になる。この絶ちがたき生物的本能と、神聖なるものをもとめてやまぬ精神との間を往来しているのが人間である。この二つの心理の一端が、まったく無くなってしまった時には、それは人間が人間たることをやめて、神聖そのものと化すか、野獣となってしまうほかにないであろう」
 私たちは断じて高貴なるものを手放してはなりません。生物的本能を否定する必要はありませんが、それだけでは人間とはいえないからです。
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LGBT法の強行突破は自民の終わりの始まりだ

2023年06月07日 | 政局
 岸田自民党の裏切りは目に余る。さらに、岸田首相やその周辺を弁護するために、LGBT法案は吊るされて廃案になるとの見通しを述べ、さも情報通であるかのように語った人たちに関しても、憤りを覚えてならない。
 岸田首相はアメリカとの裏取引もしたようだから、簡単に諦めるとは思ってはいなかった。本来であればLGBT法に反対する声はもっともっと盛り上がったはずなのに、どうせ成立はしないからとの誤った情報で、気勢をそがれてしまったのである。
 百田氏は小川榮太郎氏を徹底的に批判しているが、それは的外れのように思える。小川氏は安倍派の人間を信じようとしたから、あんな発言をしてしまったのだろう。岸田自民党が強行突破をするのを知って、遅ればせながら断固阻止に起ちあがったのである。
 それよりは、LGBT法案の問題点を口にしながら、岸田首相やその周辺の話を持ち出して、反対運動の沈静化を図った方がより悪質ではないだろうか。百田氏は少しだけ触れたが、あくまでもたしなめた程度であった。
 予想されたことではあったが、もはやLGBT法を阻止することは困難である。せいぜい自民党国会議員の造反がどれだけ出るかである。衆参ともそれぞれ20人を超えれば、岸田自民党に打撃を与えることになるだろう。
 私たちにできることは、SNSで反対の声を上げることだ。トランスジェンダーは、心の問題とされており、そんないい加減なことでは、性犯罪に歯止めがかからなくなる。その危険性を訴えるしかないだろう。
 しかし、あまりにも皮肉であった。左翼政党が日本解体を目論んだのではなく、保守党として、戦後の長い期間にわたって政権を担ってきた自民党によって、日本の国柄が破壊されようとしているからだ。
 岸田首相は高を括っているだろう。どうせ岩盤保守が騒ぐだけで、大方の国民は支持してくれるだろうと。伝家の宝刀を抜いて、解散総選挙を仕掛けてくればいいのである。私たちがどれだけ憤っているかは、選挙の結果で明らかになるからだ。やってみればいいのである。
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