草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

自衛隊の統帥権を在日アメリカ軍に委ねてはならない!

2024年07月28日 | 自衛隊
 岸田首相は自衛隊をアメリカ軍の傭兵にするつもりなのだろうか。統帥権がどこにあるかを明確にしなくてはならない。エマニュエル駐日大使は、在日アメリカ軍の組織を改編し、実戦で大きな権限を持つ「作戦部隊」を新設する方向で検討で調整しているという。
 エマニュエル駐日大使によって、そうした一方的な発表が行われたことは、まさしく我が国の主権を認めないことにほかならない。日本とアメリカ軍の統合作戦本部を発足させることが決まっているが、軍事力に優るアメリカ主導になることは明らかであり、それで本当に良いのだろうか。
 自衛隊は現行憲法では違反とされている。だからこそ、安倍元首相は自衛隊を憲法に明記したのである。そうした危うい存在である自衛隊が、アメリカ軍の指揮下に入ることが望ましいことなのだろうか。
 現状でも先島諸島の最前線には、自衛隊の部隊が配置されており、真っ先に犠牲になるのは彼らである。指揮系統がアメリカ軍に委ねられるようなことがあってはならず、最終的な判断を下すのは日本の首相でなくてはならない。そうでなくても、戦争が始まれば、制服組の独自の権限が強化されるのである。その辺をまったく国民に説明しない岸田首相は、即刻退陣をすべきだろう。あまりにも酷過ぎる。未だに国軍として認められていない自衛隊を、アメリカ軍の傭兵にしてはならないのである。
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