草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

ネットは議論の場でなくてはならない!

2024年07月31日 | ネットの世界
 政治的がエンタメとして語られるのは問題ではないだろうか。面白おかしくというのは、真面目さに欠けるのではないだろうか。権力者を茶化すのは庶民の知恵ではあるが、それにも限度があるのではないだろうか。
 昨今のネットはあまりにも異常である。切り抜き動画によって、一方的な意見がまかり通ってしまうからだ。そして、犬笛で共感者を募って、徹底的に特定の個人をやり込めるのも、あまりにも異常ではないだろうか。
 パスカルも『パンセ』のなかで、他者を納得させるためには、相手の考え方に立って議論することの必要性を強調していた、問答無用で切り捨てるべきではないのである。世の中色々な意見があってよいのであり、だからこそ、議論することが大事なっているのだ。
 さらに、礼儀作法も重要である。それなりのエチケットがあってしかるべきで、一方的にまくしたてるのは、あまりにも大人気ない。マスコミの凋落が明らかになっている時代だからこそ、ネット民は賢くなって、新たな智民としての役割を果たすべきなのである。
 
コメント
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