草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

保守派叩きで自ら墓穴を掘った岸田首相!

2024年05月24日 | 自民党
 岸田首相を弁護するつもりはサラサラない。誰の意見を聞いているか知らないが、弁護などできるわけがない。リベラルに妥協して、目の上のたん瘤であった党内保守派の勢いを削いだ。統一教会の解散命令を裁判所に出したのも、パーティ券の不記載を問題にしたのも、何のことはない清和研(安倍派)叩きである。
 本来であれば党内の保守派は即座に反撃をすべきであった。しかし、清和研はまとまらなかった。岸田首相の一本釣りや派閥解消を口にしたために、結束することができなかったからであつ。
 清和研どころか自民党がガタガタである。岸田首相は「たらいの水と一緒に赤子を流す」というヘマをしてしまったのだ。今さら憲法改正を叫んでも遅い。国家としての当然の権利である「交戦権」を否定したままの改正では、将来に禍根を残すことになるのは明らかだ。
 さらに、経済政策では、ステレス増税といわれるように、消費税以外の方法で、国民に負担ばかりを強いている。このままの自民党では、総選挙で過半数を制することはできない。
 闘わない自民党にした責任は、岸田首相にある。パーティ券では野党がブーメランになる可能性が高かったにもかかわらず、そこを攻めずして、守勢一方に回った。自分も関係がありながら、それを不問にして清和研を排除したかったのだ。
 野党の立憲民主党にしても、政治資金パーティ禁止法案を提出しながら、幹部たちは「法案が成立するまで継続する」と公然と口にしている。口だけのとんでもない連中なのである。自民党がここぞとばかり攻撃すべきだろう。それができない岸田首相は、即刻退陣すべきだろう。「安倍政治をメチャクチャにした」責任は岸田首相にあり、それが日本の政治を混乱させているのである。
 
 
 

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