草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

「土民」である大衆を見下すハマス支持の学者先生

2023年11月18日 | 思想家
 百田尚樹氏や有本香氏の主張に賛同するわけではないが、日本保守党に希望を見い出す人たちの気持ちはよく分かる。そこは区別して僕は考える。
 だからこそ、自民党保守派の最後の切り札である高市早苗さんに賭けようと思うのである。そんな僕らかすれば、飯山陽さんや日本保守党の人たちを嘲笑し、それこそ「土民」視する池内恵氏や篠田英朗氏に違和感を覚えてならない。
 この二人の学者先生は、東大と東京外語大学の教授だが、ハマスはテロリストではないそうで、自分たちの意にそわないと、認知症だとか、頭がどうかしているとこき下ろす。そして、この二人とJSFとの連係プレイで自分たちの立場を必死に弁護しているのである。
 この人たちは明確にハマス側に立っている。ガザのシファ―病院と、ハマスが何の関係もないかのような言い方をし、イスラエル軍の攻撃を批判している。アムネスティがこの病院で、ハマスが拷問をしていたことや、出撃の基地にしていたことが明らかなのに、そこに司令部があったかどうかの問題にすり替えている。テロリストが利用していたこと自体はどうでもいいのである。
 日本の学者の悪い傾向として、変な仲間意識がある。池内氏と篠田氏がお仲間同士のようで、自分たちを論じた飯山氏の動画回数が40万を突破するので、それで必死になってXをし、逆にネット民の集中砲火を浴びているのだ。
 それこそ権威に胡坐をかいているお二人に、エリック・ホッファーの言葉を捧げたい。ホッファーは大衆運動に参加者について「彼らは、未来の展望と可能性についても、とほうもない考えをもっていなければならない。そして最後に彼らは、自分たちの巨大な事業にともなう困難についてまったく無知でなければならない」(『大衆運動』高根正昭訳)と書いているからだ。
 お利口さんぶって、上から目線で馬鹿にしても、「土民」たる私たちは納得しないのである。学者の御託など通用しない時代に突入しつつあるからだ。それほどまでに日本は危機に直面しつつあるのだ。誰もが予測のつかない時代に入ったわけだから、それを敏感に感じる者たちの危機意識が日本を突き動かすことになるのだ。それに逆らうには、池内氏と篠田氏の言説は、あまりにもお粗末過ぎる。それこそ二人が馬鹿にするジャーナリスト以下である。

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