ネットの力はすごいものがある。オウム真理教の松本智津夫死刑囚ら7人に対して刑が執行されたことを受けて、オウム真理教との関係でTBSを徹底的に批判しているからだ▼まず槍玉に挙がっているのは、立憲民主党の参議院議員杉尾秀哉である。元TBSの社員で、オウム真理教が引き起こした松本サリン事件では、被害者であった河野義行氏を「犯人」扱いにした。さらに、地下鉄サリン事件の引き金になったのは、TBSの記者が「地検が内偵」との情報をもらしたからであり、坂本弁護士一家が殺害されたのは、坂本堤弁護士が出演したインタビュービデオを見せたからなのである。オウム真理教に筒抜けになっていたのだ▼オウム真理教と一体であったTBSは、放送法の観点からも電波を停止するのが当然であった。TBSのキャスターであった筑紫哲也ですら「TBSは死んだ」とまで発言したのである。そこまでしておきながら、昨日あたり何食わぬ顔をして刑の執行を伝えているのは、偽善者だからできるのだろう▼マスコミの異様な報道は今始まったことでない。そんなテレビ局が「アベガ―」のキャンペーンを繰り広げ、今度は反日国家の走狗となっている。TBSが過去にどのようなことをしてきたか、それについてマスコミは不問に付しているが、ネットはそうではない。今から20年以上前の出来事であっても、絶対に忘れないのである。
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