日の丸を背負いながら勝利のポーズを取る大坂なおみ。テニスの4大大会「全米オープン」で栄冠を手にしたことは快挙であった。彼女は日本人にとって英雄である。すぐにでも国民栄誉賞を与えるべきだろう▼日本代表として東京オリンピックにも出場することを目指しており、今後の活躍が期待されてならない。まだ20歳であり、初々しさが魅力である。彼女が金メダルを獲得し、センターポールに日の丸が掲げられ、君が代が演奏されれば、今回以上に多くの日本人が涙することになるだろう▼大坂は母親が日本人で、父親がハイチ人。日本生まれである大坂は、3歳の時にアメリカに渡っているため、日本とアメリカの二重国籍である。テニス選手として日本国籍を選択してくれたことは感謝である。ネットは大坂を讃えるコメントが相次いでいるが、少数派ながら嫌がらせをする連中もいる。いうまでもなく日本が嫌いな者たちである。日の丸に忠誠を誓うのが許せないのだろう▼日本人であるかどうかの基準は、天皇陛下を敬愛する国柄を認め、「和を以て尊しとなす」の聖徳太子の17条憲法を旨とすることである。それを理解できない日本人がいるのは残念でならない。グローバルな時代であればあるほど、政府はそれを周知徹底すべきなのである。それが日本という国家を守り育てることにもなるのだから。
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