草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

安倍首相の側近人事は野党に攻撃の材料を与えるだけだ!

2019年10月26日 | 政局

安倍首相は昨日、菅原一秀経産相を更迭した。憲法改正を実現するためには「泣いて馬謖を斬る」のは当然であり、おたおたすべきではないのである。疑惑を持たれるような人物を大臣にするのは、事前の身体検査がいい加減だからである。ここにきて長期政権の緩みが出てきたのではないだろうか▼今回の場合は、菅官房長官が入閣を働きかけたといわれるが、お友達の身内で固めようとするからとんでもない人事になるのである。秘書が香典を配っていたというのが発覚したわけで、明らかに公職選挙法違反の疑いがある。そうでなくても、日本維新の会以外の野党は、国会での審議を妨害したいのである。まともな政策論争ではかなわないから、スチャンダルで安倍内閣を追い詰めようとしているのだ。未だにモリカケにこだわっているのは、それ位しか攻撃の材料がないからである▼当選回数に応じて順送りで大臣にするというのは、今のような危機的状況下では許されることではない。そうでなくても、安倍首相に対しての批判は保守派でも強まっている。消費増税や移民政策の推進、来春に習近平を国賓として日本に招待することに関しては、保守派が猛反発している。さらに輪をかけて首にせざるを得ないような政治家を大臣にするのでは、人心は離れてしまう。なぜ多くの国民に支持されてきたのか、その点を安倍首相は肝に銘じて日本丸の舵取りをすべきなのである。

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