草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

イラクでの自衛隊の日報を公開して喜ぶのは誰か!

2018年04月03日 | 政局

イラクでの自衛隊の日報を公開する必要があるのだろうか。憲法上の制約があるとはいえ、自衛隊は戦争をするために存在する武装組織である。こちらの手の内を見せてしまってよいのだろうか。自衛隊がどのように対応したかを公にすれば、今後隊員の安全を脅かす危険性がある▼小野寺防衛相は2日、今月半ばをめどに資料要求のあった国会議員に提出する意向を示した。南スーダンに続いて、イラクでも隠蔽されたと野党は騒いでいるが、もっと本質的な議論をすべきではないだろうか。武装組織である限り、秘密があるのはあたりまえである。我が国の安全を維持するためには、自衛隊の存在は不可欠である。しかし、現状では警察と同じようなことしかできない。あくまでも正当防衛の範囲内なのである。それで本当に国民の生命と財産を守ることができるのだろうか▼現状がそうであれば、それを変えていくのが政治の使命である。憲法に自衛隊を明記しようとするのは当然である。法律にはポリティカルな側面と、プロシージャルな側面があると指摘したのは小室直樹であった。ポリティカルとは裁量的、政治的ということであり、これは政治家が責任を負う。プロシージャルは専門的な知識を使っての実務であり、役人を任せておけばいいのである。後者の方は最終的な決定者は裁判所である。従来のような役人任せの政治ではなく、これからは政治家が国を動かすべきなのである。

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テレビ新聞の安倍おろしに水を差したネットの力!

2018年04月02日 | マスコミ評

いくらマスコミが安倍内閣打倒のキャンペーンを繰り広げ、それに野党が便乗して国会前で騒ぎ立てても、もはや日本国民は騙されないのである。共同通信や読売新聞の最近の世論調査では、いずれも支持率が40パーセントを維持している。驚くような数字ではないだろうか。これまでであれば、確実に20パーセントを切っていただろう。既得権益を守ろうとする新聞やテレビの最後の抵抗を、ネットが完膚なきまでに粉砕したのである▼ツイッターなどの内閣支持率は、軽く80パーセントを超えている。ネットを使えるかどうかで、情報格差が生まれているのである。テレビや新聞は寄って集ってネット言論を「フェイク」と決めつけているが、それは事実と反する。ここ数年政治的な影響力を持ち始めた日本のネチズンは、エビデンスにもとづく議論を展開しており、イデオロギーや妄想にもとづくプロパガンダを批判している。山本七平ではないが、異論を唱えられない「空気」に水を差すのがネットである▼イデオロギー的に右だとか左だとかいう次元ではなく、コモンセンスを重視しており、賢明な判断を下している。かつてはテレビや新聞が啓蒙的な役割を果たした時代もあったが、もはやそれは過去の出来事でしかない。時代は変わってしまったのであり、いくらテレビ新聞が抵抗しても無駄なのである。

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北朝鮮が核実験を強行すればトランプは黙っていない!

2018年04月01日 | 安全保障

北朝鮮が核実験を準備しているようだ。口では非核化を言っておきながら、それに反することを平気でする国なのである。トランプも今度ばかりは黙っていないだろう。朝日新聞や野党は、何につけても森友学園しか話題にしない。それは明らかに朝鮮半島の危機を隠すための方便でしかない▼いよいよ戦争は現実味を帯びてきた。日本国内における様々な動きは、まさしくそれに呼応したものなのである。日本国民が団結することを恐れる勢力は、安倍内閣打倒の気運を盛り上げようとしている。これに対して、日本を守り抜こうとする勢力は、ネットなどを通じて反撃をしている。流血の惨事になっていないが、言論戦においては内乱状態なのである▼ここで核実験が強行されれば、トランプの面子は丸つぶれだ。米朝首脳会談どころではなくなる。我が国としても、半島有事を見据えた政策を強化しなくてはならない。実際にそうなった場合には、超法規的な手段が講じられべきだろう。法を超える力を行使することでしか、日本国民の命を守れないからだ▼北朝鮮の平和攻勢はあくまでの表面的である。つい先日の金正恩の北京訪問によって中朝間の同盟関係が確認されることとなった。逆に戦争に向かってまた一歩近づいたのであり、いつ開戦になっても不思議ではない。日本人は心を一つにして、国家として身構えなくてはならないのである。

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