つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

旧横浜ゴム平塚製造所記念館について

2013年04月26日 | 日記
                         旧横浜ゴム平塚製造所記念館

平塚の八幡山公園の中にある旧横浜ゴム平塚製造所記念館は、平塚市内では唯一、明治時代の洋風建造物です。

戦後の進駐軍による接収後、昭和25年、横浜ゴム株式会社が建物を含む敷地の払い下げを受け、昭和30年の改修工事を経て、主に応接室や会議室として使用されていました。
昭和天皇も神奈川県体育祭に来られた時に応接室で休息をとられたとのことです。

記念館は、平成16年に横浜ゴム株式会社から平塚市に無償贈与されて、現在のところに保存・活用の為に移築・復原工事を行いました。
記念館の建築的に特徴ある箇所として、屋根の上から部分的にと突出しているよく整った塔屋の形、主屋のアーチ型の窓やその上下に施された装飾、北側の壁に設けられた台形の張り出したベイウインドウ(出窓)などがあります。
この記念館は、平成16年7月23日、国の登録有形文化財(建造物)に登録されています。

(4月26日記)
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