つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

映画「海難1890」

2015年12月20日 | 芸能
                     映画「海難1890」

映画「海難1890」を鑑賞しました。
和歌山の友人であります冨田博文さんらが、10年前から映画製作に関与して献身的に広報活動をしておりました。今回、映画が完成して喜びも大きいことでしょう。

日本とトルコの友好関係の礎となったエルトゥールル号遭難事件を題材に、日本・トルコ合作で映画化したヒューマンドラマ。
1890年9月、オスマン帝国の親善訪日使節団を乗せた軍艦エルトゥールル号が和歌山県沖で座礁し、乗組員618人が荒れ狂う海へと投げ出された。
500人以上もの犠牲者が出る中、地元住民の懸命な救助活動によって69人の命が救われ、トルコへ帰還。
この事件をきっかけに、日本とトルコの間に厚い友情が結ばれることとなった。
この救出についての内容はトルコの教科書で子どもたちは学んでおります。

そして1985年、イラン・イラク戦争で緊張が高まるテヘランに日本人215人が取り残され、日本大使館はトルコに救出を依頼する。日本政府は救援の飛行機を出さなかったのです。
「家路」「臨場」の内野聖陽が、エルトゥールル号乗組員の介抱に奔走する医師役で主演。
ヒロイン役の忽那汐里は英語の台詞も堪能でそれぞれの時代に生きる女性を1人2役で演じた。
監督は「利休にたずねよ」「化粧師 KEWAISHI」の田中光敏監督。

(12月20日記)
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