つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

江戸川乱歩の応接室

2022年04月30日 | 文化

 江戸川乱歩邸の応接間

 江戸川乱歩邸の見学会に参加しました。まず洋風の応接間にて学芸員の方から江戸川乱歩の経歴などの説明がありました。応接間には江戸川乱歩の肖像画、使用していた専用の椅子、それから執筆活動などに使用していた机、暖炉やスチーム暖房などの当時ではモダンなものが展示されています。資料室には、出筆した作品(黒蜥蜴、吸血鬼、蜘蛛男など)や収集していた和本、貴重な資料が沢山展示されています。

 土蔵は、豊島区指定有形文化財に指定されています。ここには洋書の原本や蔵書が多く状態を良好に保つために、入口までの公開となっています。その冊数は和書約13000冊、洋書2600冊、雑誌5500冊ほどになるという。通常使用していたハンチング、中折れ帽などの帽子も展示されていました。江戸川乱歩の多数の資料を目の前で見ると凄い作家であったことがよく理解できます。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする