深川不動堂本堂
門前仲町を散歩しました。
深川不動堂は、 新しい本堂が開創310年記念事業として建立されて、参拝見学が無料開放されております。おねがい不動尊、大日如来蓮池図天井画、祈りの回廊、阿字橋などが見学できます。
深川不動堂は、 新しい本堂が開創310年記念事業として建立されて、参拝見学が無料開放されております。おねがい不動尊、大日如来蓮池図天井画、祈りの回廊、阿字橋などが見学できます。
成田山 東京別院 深川不動堂は、東京都江東区富岡にある真言宗智山派成田山新勝寺の東京別院。通称は深川不動尊、深川不動堂。
江戸時代のはじめ、歌舞伎役者の市川團十郎が不動明王が登場する芝居を打ったことなどにより、成田山の不動明王を拝観したいという気運が江戸っ子たちのあいだで高まりました。
これを受けて、元禄16年(1703年)、1回目の成田不動の「出開帳」(現代風にいえば「秘仏特別公開」)が富岡八幡宮の別当・永代寺で開かれた。これが深川不動堂の始まりであります。
江戸における成田不動の出開帳は安政3年(1856年)まで、江戸時代を通じて12回行われたが、そのうち1回を除いて深川永代寺が会場となっていました。
永代寺は明治維新後、神仏分離令により廃寺となり、旧境内は深川公園となりましたが、しかし不動尊信仰は止むことがなく、明治11年(1878年)に現在の場所に成田不動の分霊を祀り、「深川不動堂」として存続することが東京府により認められた。境内地は、深川公園の一部を永久かつ無償で借用することが認められたものであります。明治14年(1881年)に本堂が完成。
その後本堂は関東大震災・東京大空襲と二度にわたって焼失したが、本尊は焼失を免れました。永代寺は門前にあった塔頭・吉祥院が明治29年(1896年)に再興され、名跡を継いものです。
なお、地名「門前仲町」は「永代寺の門前町」という意味であります。