つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

浅草の手形顕彰

2007年11月17日 | 文化
            島田正吾と辰巳柳太郎の手形顕彰(浅草公会堂)

浅草公会堂前に芸能人で実績のある人の手形が顕彰されている。
新国劇の発展に活躍した島田正吾辰巳柳太郎の手形が並んでいる。
昭和55年11月に顕彰されてここに設置された。

新国劇は澤田正二郎が設立して、昭和4年に亡くなった後を島田正吾と辰巳柳太郎が二人座長として昭和62年まで活動して看板を下ろした。
70年間の新国劇の歴史の幕を引いた。
新国劇にとっては浅草がとても縁のある土地であり、浅草公園劇場を定席の芝居小屋として使用していた。

その跡地には、新国劇の生き字引と云われた平野泰之さんが「沢正」という店を長年に亘り経営していた。その平野泰之さんも10月31日に天寿を全うして島田正吾・辰巳柳太郎両先生のいる世界へ逝ってしまった。

(11月17日記 池内和彦)

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