ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2012.1.10 アイロン

2012-01-10 20:32:57 | 日記
 アイロンかけが苦手だ。・・・だからといって他に得意な家事があるわけではないけれど。

 今を遡る16年前の産休中、家にいる時くらいはせめて・・・と、夫のワイシャツのアイロンかけを引き受けてみた。息子は1月末生まれなので、産休中はちょうど寒い時期だったが、1枚かけるだけであっという間に汗だくになり、1週間分かけているうちにだんだん気分が悪くなった。
 結局、産休明けに職場復帰してからはすっぱり諦めて、費用対効果も考えてクリーニング店頼み。最初は悪いかしら・・・と私がお店に出しに行き、受取りに行っていたけれど、今や、夫が自分でさっさと出しに行き、受取りに行っている。

 夫はお洒落なので、アイロンかけは朝飯前。ちょっと気になると、我慢しないでさっさとアイロン台を出してきて、マメにかけている。今や私に頼む、という選択肢はないらしい。「ついでだから、何かかけてあげようか。」と言われるけれど、その辺はさすがに自重している。

 そんな中、息子が昨日初めてアイロンデビューをした。制服のズボンである。私が教えるよりも、日頃からかけている夫が教えた方が絶対に上手、という判断で。
 そばで見ているとまた一言口を出してしまいそうだったので、お願いだけして、出かけてしまった。
 夜見ると、ちゃんとハンガーにかかっていた。夫に聞いたら、初めはアイロン台にズボンを広げてどうしていいかわからず途方に暮れていたらしい。

 今朝は、生まれて初めて自分でアイロンかけをしたズボンで年始式。僅か一日はいただけで、帰ってきた制服はもう埃臭くなっている。けれど、本人としても忘れられない登校日になったのではないだろうか。
 やはりこれからの男子たるもの、自分のことは自分で出来るようになってもらわなくては、とアイロンかけの苦手な母は、都合良く思う。

 今日も雲一つない快晴。ここのところ、乾燥はしているが、いいお天気が続いている。冬至から半月以上が経って早くも1月中旬。目に見えて日が暮れるのが遅くなっている。12月には5時前に真っ暗だったのに、今では5時過ぎてもラベンダーとオレンジが混じったような薄暮の空が美しい。帰路、空にまだ少し明るさが残っている、それだけで何となく心が軽くなっているのが不思議だ。

 さて、体調だが、ようやく食欲が復活。何を食べても美味しいし、お腹が空いて嬉しい。今回は、いつもに比べて体調の復帰が1日半くらい遅れてしまったように思う。
 隣の係の職員がインフルエンザでダウン。だんだん流行り始めているようだ。予防注射はしているにせよ、手洗い、うがいを励行して、白血球の少ない休薬週も無事乗り切らなくては。
 一方、相変わらず左肩が重く、痛い。首まで回らなくなってきている。五十肩なのかどうか。なんとかこのまま酷くならずにおさまってほしいのだけれど。


 

コメント (2)
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