昨夜の大雪には驚いた。朝、起きると、あたりはすっかり銀世界。都心でも、平成18年以来6年ぶりの4㎝の積雪だそうだ。この辺りは10㎝くらいは優にありそう。朝のうち、抜けるような青空だったから、暖かい部屋の中から窓の外の景色として見ているにはとても綺麗。
が、この凍結した道路の中、いざ出勤、である。
夫と息子は、「電車が遅れているだろうし、今日は駅まで歩くのだから!」と、私にヤイのヤイのと追い立てられていつもより15分早く出かけた。いつもの革靴でなく滑り止めの靴を履いて。普段は自転車で5分ちょっとのところを、徒歩で20分近くかかったようだった。
そして、人の世話を焼いている場合ではなかったのは、他でもない私である。
上から下までしっかり風が入らないように厚着をして、ロングレインブーツで完全防備。当然いつもより早目に家を出た。さすがに日陰は凍ってガチガチのアイスバーンである。風も半端でなく冷たい。頬がヒリヒリする。
住まいから大学までの通勤路は、地形を活かしているといえば聞こえが良いが、何分アップダウンが激しく坂道ばかり。へっぴり腰で足元を確認しつつ一歩一歩ゆっくり歩く。
そして、ようやく事務室がある建物前まで無事到着・・・ふと、雪かきをしている方が目に入って「ご苦労さまです~。」と言おうとした瞬間、スローモーションのように目の前の景色が下がった。あっ・・・と思った時は尻もちをついてすってんころりん。「ご苦労さまです。」を言うどころか先方に「大丈夫ですか?」と言わせてしまった。
「アイタタ・・・」と言いつつ、なんといってもバツが悪いし、「すみません・・・」と意味不明なことをつぶやきながら、お尻についた雪を払いつつ何とか建物に入った。
手袋もしていたしダウンコートも着込んでいたから、どこか擦り傷、切り傷というわけではないが、右臀部と左手の平を打撲した。立位の姿勢がいきなり両足を投げ出した尻もち姿勢になったわけだから、首がガクンとむち打ち症になったように痛む。ここのところせっかく胸痛が少し和らいでいたのに、体幹に余計な衝撃を加えてしまったからか、何やらまた痛み出した。
転倒して骨転移のある部位を強打するのが何より怖いから、自転車に乗ることさえ止めたのに、こんなことで骨折でもしたら泣くに泣けない。不注意からくる自業自得以外の何物でもないのだが、本当にトホホ・・・である。
夫にメールで「すってんころりんした。あなたも気をつけてね。」と連絡したら、「だから言ったじゃない。骨が弱っているのに、骨折でもしたらどうする!帰りはタクシー呼んで帰りなさい。」と怒りのメールが返ってきた。反省。
とにかく救急車で搬送される、などという一大事にならないで、本当に良かった。
ここのところ、いろいろ立て込んでいてなかなか定時で帰れない。帰路はいつもの裏道をやめて、遠回りだけれど大通りを通って無事帰宅した。当分、日当たりの悪い裏道を歩くのは自粛しておこう。
が、この凍結した道路の中、いざ出勤、である。
夫と息子は、「電車が遅れているだろうし、今日は駅まで歩くのだから!」と、私にヤイのヤイのと追い立てられていつもより15分早く出かけた。いつもの革靴でなく滑り止めの靴を履いて。普段は自転車で5分ちょっとのところを、徒歩で20分近くかかったようだった。
そして、人の世話を焼いている場合ではなかったのは、他でもない私である。
上から下までしっかり風が入らないように厚着をして、ロングレインブーツで完全防備。当然いつもより早目に家を出た。さすがに日陰は凍ってガチガチのアイスバーンである。風も半端でなく冷たい。頬がヒリヒリする。
住まいから大学までの通勤路は、地形を活かしているといえば聞こえが良いが、何分アップダウンが激しく坂道ばかり。へっぴり腰で足元を確認しつつ一歩一歩ゆっくり歩く。
そして、ようやく事務室がある建物前まで無事到着・・・ふと、雪かきをしている方が目に入って「ご苦労さまです~。」と言おうとした瞬間、スローモーションのように目の前の景色が下がった。あっ・・・と思った時は尻もちをついてすってんころりん。「ご苦労さまです。」を言うどころか先方に「大丈夫ですか?」と言わせてしまった。
「アイタタ・・・」と言いつつ、なんといってもバツが悪いし、「すみません・・・」と意味不明なことをつぶやきながら、お尻についた雪を払いつつ何とか建物に入った。
手袋もしていたしダウンコートも着込んでいたから、どこか擦り傷、切り傷というわけではないが、右臀部と左手の平を打撲した。立位の姿勢がいきなり両足を投げ出した尻もち姿勢になったわけだから、首がガクンとむち打ち症になったように痛む。ここのところせっかく胸痛が少し和らいでいたのに、体幹に余計な衝撃を加えてしまったからか、何やらまた痛み出した。
転倒して骨転移のある部位を強打するのが何より怖いから、自転車に乗ることさえ止めたのに、こんなことで骨折でもしたら泣くに泣けない。不注意からくる自業自得以外の何物でもないのだが、本当にトホホ・・・である。
夫にメールで「すってんころりんした。あなたも気をつけてね。」と連絡したら、「だから言ったじゃない。骨が弱っているのに、骨折でもしたらどうする!帰りはタクシー呼んで帰りなさい。」と怒りのメールが返ってきた。反省。
とにかく救急車で搬送される、などという一大事にならないで、本当に良かった。
ここのところ、いろいろ立て込んでいてなかなか定時で帰れない。帰路はいつもの裏道をやめて、遠回りだけれど大通りを通って無事帰宅した。当分、日当たりの悪い裏道を歩くのは自粛しておこう。