今日もいつも通り家を出た。やはり寒いが、完全防備でしっかり着込んだ。私鉄もJRも遅れず、順調。最後の10分ほどは座ることも出来て、人心地つけた。
いつも通りの時間に病院に到着して、自動再来受付機にIDカードを通し、先ずは採血受付へ。20人待ちなので、それほど時間はかからないかと思ったが、番号ランプがなかなか進まない。ようやく採血室に入ると、今日は看護師さん・技師さんたちの数が少なかった。けれど、待ったかいがあってラッキーなことに上手なHさんに当たり、思わず「幸先がいいです。」と言ってしまう。Hさんも「お久しぶりです。そんなこと言われると頑張っちゃうじゃないですか。」とスーッと殆ど痛みなく刺針。今日はマーカー等フルコースチェックなので4本採取。受付から30分ほどの待ち時間で終了した。
次は2階に上がって胸部レントゲン撮影。こちらも10分ほどの待ち時間でスムーズに撮影終了。1階に降りて腫瘍内科で受付。「今日はご自身で受付横の自動血圧測定器で血圧を測って、結果の紙を先生に渡してください。」とのこと。右手から採血したばかりだったので、30分ほど待ってから測定。珍しく高めで106-64。脈拍は77。
今日は、点滴前に吐き気止めのイメンドを飲まなければならないので、予め売店でミネラルウオーターを買っておく。中待合に入れたのは、小1時間ほどしてから。診察室に入ったのはそれから15分ほどしてからだった。
まずはこの2週間のご報告。胸部の圧痛、鈍痛が酷い話をする。それから前回、吐き気止めをイメンドに変えた結果を報告。吐き気はブロックされていたが、残業等で疲労もあったのか、土曜日は1日ダウンしたこと、ナウゼリンを日曜日まで飲んだこと、翌週もずっと肩こり、胸痛が続いていること、お腹の調子はようやく快調になっていること、眼の周りがまた爛れていること、をお話した。先生からは「イメンドは、今回は続けてやってみて、あまり吐き気の様子が変わらなければまた相談ということで、今日は、今日と明日の分と、次回投与日の分を処方しましょう。」とのこと。確かに薬価が高いし、目に見えて効果がないのではもったいないかもしれない。が、明日、明後日は無理せず過ごせば、無事乗り切れるのではないか、とも期待している。診察室での体温は6度2分。
レントゲンの結果は、前回10月との比較で、右、左とも腫瘍茎や影の変化はなし。胸痛が続いていることから増悪しているのでは・・・と心配だったので本当に安堵する。「ここのところ長らく骨シンチを撮っていませんが・・・」と相談すると、「確かに今までなかったところに新しい骨転移がある、という場合は骨シンチで見つかるが、同じ場所であればCT撮影で十分わかる。寒いと傷が疼くというのはよくあることだが、骨転移により、骨には相応の変化はあるから、そのための痛みではないかと思われる。病気の進行に即結びつくわけではない。」とのこと。必要以上の検査はしない、というスタンスが嬉しい。また、「(採血結果では)白血球は2,700、血糖値は相変わらず低いが栄養不良ではない。マーカーは下がっており正常範囲内になっている。」とのこと。「レントゲンもマーカーも不変だったり下がったりしている、ということは必要以上に胸痛を心配することはないということですね。」と言うと「だから、これからも頑張りましょう。」とお墨付きを頂き、嬉しい。
本当に主治医のたった一言で患者は天にも昇ることも出来るし、地獄にも突き落とされることにもなる。
そして化学療法室へ。結果が嬉しくて夫に報告メール。マーカーが下がったのは去年の夏以来のことだ。
入口で10分ほど待つと、いつもの看護師Oさんが、「(椅子に案内する前に)今日はベッドで先に針刺しをしてしまいましょう。」とのこと。Oさんなら安心なので、ホッとして横になって待つ。リラックスしている状態が良いのと、Oさんの技術とで、嘘のようにスーッと痛みなく翼状針がポートをキャッチ。逆血もOK。そして点滴椅子へ。窓際の点滴椅子は陽が当たっていると、温室のように暖かい。そうでなくともなんとなくウトウトしてしまいそう。
30分ほど待つと薬が到着。今日はハーセプチン、グラニセトロン+デキサート、ナベルビン、生理食塩水の4本。ハーセプチンを1時間で落とすので、開始前にイメンドを飲む。次のグラニセトロン+デキサートは30分かかるので、ナベルビンが入る時には内服後1時間半が経過していて、イメンドが体内に十分いきわたるという計算だ。
開始はお昼頃。夫から新技の「祝!」という打ち上げ花火のデコメの返事が届いて、笑ってしまう。
2時間ほどで無事終了した。案の定、イメンドを飲んだら途中でどうしようもないほど眠くなり、読んでいる本を置いて爆睡してしまった。気づけば、最後の生理食塩水が終わっていて、看護師Mさんに「寝られましたか?」と声をかけられる。抜針はちょっぴりの衝撃で済んだ。今日は針にツイていた。終了時の血圧は95-51。
そんなわけで今日も1冊半しか読めなかった。それについてはまた明日以降に。
前回は院内処方でイメンドが出たが、今日は通常通り院外処方。会計も混んでおり、今日の病院滞在時間は5時半弱。それから薬局に行くと、ソファに座れないほど混雑していた。たった3錠のカプセルをもらうだけで小一時間。なんとか遅くまでやっているランチタイムに滑り込み。少し控えめにして、食後にマグラックスを飲んでおく。
買物をして帰宅すると、珍しく息子が帰っていた。明日は模試だというのにまったりと相撲観戦中。そして今年初めてのお花も届いていた。
今日はオレンジや黄色、殆どが蕾なので、まだ何色かわからないが、合計20本のポピーとレザーファン。花言葉は「七色の恋」だそうだ。綺麗に咲いたら、家の中は一足飛びに春になりそうで楽しみだ。
イメンドのおかげか殆ど気持ち悪さはない。さすがに長丁場で疲れたが、ちゃんと夕食を作って、ふつうに食べることが出来た。味覚異常もなし。今日は早めに寝て、明日明後日もあまり無理せず無事に乗り切りたい。
いつも通りの時間に病院に到着して、自動再来受付機にIDカードを通し、先ずは採血受付へ。20人待ちなので、それほど時間はかからないかと思ったが、番号ランプがなかなか進まない。ようやく採血室に入ると、今日は看護師さん・技師さんたちの数が少なかった。けれど、待ったかいがあってラッキーなことに上手なHさんに当たり、思わず「幸先がいいです。」と言ってしまう。Hさんも「お久しぶりです。そんなこと言われると頑張っちゃうじゃないですか。」とスーッと殆ど痛みなく刺針。今日はマーカー等フルコースチェックなので4本採取。受付から30分ほどの待ち時間で終了した。
次は2階に上がって胸部レントゲン撮影。こちらも10分ほどの待ち時間でスムーズに撮影終了。1階に降りて腫瘍内科で受付。「今日はご自身で受付横の自動血圧測定器で血圧を測って、結果の紙を先生に渡してください。」とのこと。右手から採血したばかりだったので、30分ほど待ってから測定。珍しく高めで106-64。脈拍は77。
今日は、点滴前に吐き気止めのイメンドを飲まなければならないので、予め売店でミネラルウオーターを買っておく。中待合に入れたのは、小1時間ほどしてから。診察室に入ったのはそれから15分ほどしてからだった。
まずはこの2週間のご報告。胸部の圧痛、鈍痛が酷い話をする。それから前回、吐き気止めをイメンドに変えた結果を報告。吐き気はブロックされていたが、残業等で疲労もあったのか、土曜日は1日ダウンしたこと、ナウゼリンを日曜日まで飲んだこと、翌週もずっと肩こり、胸痛が続いていること、お腹の調子はようやく快調になっていること、眼の周りがまた爛れていること、をお話した。先生からは「イメンドは、今回は続けてやってみて、あまり吐き気の様子が変わらなければまた相談ということで、今日は、今日と明日の分と、次回投与日の分を処方しましょう。」とのこと。確かに薬価が高いし、目に見えて効果がないのではもったいないかもしれない。が、明日、明後日は無理せず過ごせば、無事乗り切れるのではないか、とも期待している。診察室での体温は6度2分。
レントゲンの結果は、前回10月との比較で、右、左とも腫瘍茎や影の変化はなし。胸痛が続いていることから増悪しているのでは・・・と心配だったので本当に安堵する。「ここのところ長らく骨シンチを撮っていませんが・・・」と相談すると、「確かに今までなかったところに新しい骨転移がある、という場合は骨シンチで見つかるが、同じ場所であればCT撮影で十分わかる。寒いと傷が疼くというのはよくあることだが、骨転移により、骨には相応の変化はあるから、そのための痛みではないかと思われる。病気の進行に即結びつくわけではない。」とのこと。必要以上の検査はしない、というスタンスが嬉しい。また、「(採血結果では)白血球は2,700、血糖値は相変わらず低いが栄養不良ではない。マーカーは下がっており正常範囲内になっている。」とのこと。「レントゲンもマーカーも不変だったり下がったりしている、ということは必要以上に胸痛を心配することはないということですね。」と言うと「だから、これからも頑張りましょう。」とお墨付きを頂き、嬉しい。
本当に主治医のたった一言で患者は天にも昇ることも出来るし、地獄にも突き落とされることにもなる。
そして化学療法室へ。結果が嬉しくて夫に報告メール。マーカーが下がったのは去年の夏以来のことだ。
入口で10分ほど待つと、いつもの看護師Oさんが、「(椅子に案内する前に)今日はベッドで先に針刺しをしてしまいましょう。」とのこと。Oさんなら安心なので、ホッとして横になって待つ。リラックスしている状態が良いのと、Oさんの技術とで、嘘のようにスーッと痛みなく翼状針がポートをキャッチ。逆血もOK。そして点滴椅子へ。窓際の点滴椅子は陽が当たっていると、温室のように暖かい。そうでなくともなんとなくウトウトしてしまいそう。
30分ほど待つと薬が到着。今日はハーセプチン、グラニセトロン+デキサート、ナベルビン、生理食塩水の4本。ハーセプチンを1時間で落とすので、開始前にイメンドを飲む。次のグラニセトロン+デキサートは30分かかるので、ナベルビンが入る時には内服後1時間半が経過していて、イメンドが体内に十分いきわたるという計算だ。
開始はお昼頃。夫から新技の「祝!」という打ち上げ花火のデコメの返事が届いて、笑ってしまう。
2時間ほどで無事終了した。案の定、イメンドを飲んだら途中でどうしようもないほど眠くなり、読んでいる本を置いて爆睡してしまった。気づけば、最後の生理食塩水が終わっていて、看護師Mさんに「寝られましたか?」と声をかけられる。抜針はちょっぴりの衝撃で済んだ。今日は針にツイていた。終了時の血圧は95-51。
そんなわけで今日も1冊半しか読めなかった。それについてはまた明日以降に。
前回は院内処方でイメンドが出たが、今日は通常通り院外処方。会計も混んでおり、今日の病院滞在時間は5時半弱。それから薬局に行くと、ソファに座れないほど混雑していた。たった3錠のカプセルをもらうだけで小一時間。なんとか遅くまでやっているランチタイムに滑り込み。少し控えめにして、食後にマグラックスを飲んでおく。
買物をして帰宅すると、珍しく息子が帰っていた。明日は模試だというのにまったりと相撲観戦中。そして今年初めてのお花も届いていた。
今日はオレンジや黄色、殆どが蕾なので、まだ何色かわからないが、合計20本のポピーとレザーファン。花言葉は「七色の恋」だそうだ。綺麗に咲いたら、家の中は一足飛びに春になりそうで楽しみだ。
イメンドのおかげか殆ど気持ち悪さはない。さすがに長丁場で疲れたが、ちゃんと夕食を作って、ふつうに食べることが出来た。味覚異常もなし。今日は早めに寝て、明日明後日もあまり無理せず無事に乗り切りたい。