ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2012.1.11 皆、想い出を語りたい?

2012-01-11 22:10:38 | 日記
 今日から息子は3泊4日のスキー教室。
 いつもより1時間早く家を出る、ということで、こちらもまだ真っ暗な中、久しぶりのお弁当づくり。早寝をしたものの、緊張して3時半に目覚めてしまい、そのまま眠れず、またしても寝不足だ。
 キャリーケースは既に宅配で送っているので、リュック1つの軽装。出がけに持参禁止のゲーム機を隠し持っていることがわかり、夫から「置いて行け!」と迫られ、「別にこんなものを持って行ったからといって、そんなに怒られるわけでもないし。」と捨て台詞を吐いて、ブンむくれて出て行った。その後5分と経たずに、「お財布を忘れた・・・」と息せき切って戻ってきたのがいかにも間抜けなことである。

 息子にとって「駄目なことは駄目、やらなければならないことはやらなければならない」という最低限のコンプライアンスが、一体いつからどこへ消えてしまっているのだろう。禁止事項はなんとなくズルズルと許されて、義務事項もなんとなく見逃してもらえる・・・、世の中そんなに甘くない。息子が出かけた後も、あれはどうしたかしら・・・云々つぶやく私に、「もういちいち先回りして手をかけるな。困ったら自分の責任。放っておけ。」と夫。溜息深い朝の一コマであった。

 さて、今日のお題。
 実家の父は実に筆まめだ。何かあるとすぐに葉書がやってくる。礼状しかり、一言ある時しかり、である。このあたりは私も血は争えないな、と思うので、余計なコメントは避けたいのだが・・・。
 何を思ったか、私宛てに、私が1歳半の頃の思い出を綴った葉書が届いた。母が腎臓を患い入院していた頃の「(母の実家に預けられていたため)遠くの遠くのお家(自分の家)へ帰りたいな~」と言って涙を誘ったというエピソード等である。この話は母からも何度も聞いていたから、私もこのブログに書いたことがあるが、いやはや、読んだ夫と息子と顔を見合わせて、苦笑した。
 
 自分よりずっと健康体で、100歳を楽々クリアする、と思っていた義母がああいうことになって、何か思うことがあったのか。今、書いておかなければ、伝えておかなければならないと思ったのかどうか。
 もちろん、ブログを綴る身としては、記録にとどめておくことで自分の気持ちの整理が出来るのはよくわかる。が、突然の葉書攻撃である。当然葉書一枚で書き切れるはずがなく、尻切れトンボ。続きは・・・とあるので、また明日も続編が届いているのかもしれない。
 夫も息子も、今日の葉書が1歳半から2歳までの思い出だから、あと何十通も来るんじゃないの、と揶揄している。2人には秘密にしている変なことまで書いてこないといいけれど・・・と、内心ヒヤヒヤしている。

 今朝は厳しく冷え込んだ。帰宅時もあまりの風の冷たさに耳が痛くなったほど。
 明日が寒波の底だというが、今日は胸痛防止に備えて胸骨のあたりに1枚、左肩痛防止のため、左の背中にも1枚、カイロを貼って出勤。どうしても寒いと体が硬くなって余計な力が入るのがよくないのだろうけれど。まだ水曜日だというのに何やらだるくて眠くて・・・困ったものである。
 鬼(息子)の居ぬ間に命の洗濯、といきたかったのだが・・・。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする