ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2022.7.26 本日も検診の梯子なり

2022-07-26 21:59:43 | 日記

 昨夜は検査疲れでブログをアップした後は、早々に入浴後、就寝。
 今朝は何となく腹痛でアラームが鳴る前に目が覚める。丁度いいタイミングで、昨日今日と大腸がん検診の検体を確保出来た。
 今日は朝から特定健診を予約しているため、昨朝と同様絶食である。
 夫が朝食を摂っている間は、昨日Sさんから届いた瞑想ヨーガの録画を視ながら復習。

 今朝は昨日の好天と打って変わって雨。家にいる分には涼しくて楽だけれど、出かけるにはちょっと足が重い天気だ。
 大きな傘を差し、土砂降りの中、足元を濡らしながら予約時間の15分ほど前に昨日と同じクリニックに到着した。予約確定通知書と保険証をお見せすると、今日の体調等を記入する問診票を頂く。書き終えてお渡しすると、採尿コップと検査着が渡された。お世話になっている病院のようにブラトップでそのまま検査、というわけにはいかなかった。ちゃんと検診に来ているという感じだ。

 更衣室で上半身のみ検査着に着替えて荷物をロッカーに収めたら、採尿室へ。昨日の夕食以降は殆ど水分も摂っていなかったので、なかなか目標値まで採れず苦戦。
 男性女性あわせて数人が待っていたが、だんだん椅子が埋まってくる。予約時間から10分ほど過ぎたタイミングで名前を呼ばれる。カーテンの仕切りが3つに分かれている。まずは一番奥で血圧測定。103-61、脈は84。
 続いて聴力検査。コロナ禍、マスク越しだと人の声が聞こえにくいことがあるけれど、ひとまず両耳とも2種類ずつの音が聞こえたので、ボタンを押した。

 そのまま移動して自動で身長・体重測定。今日は165㎝がちょっと欠けた。いよいよ背が縮んでいるのか、誤差範囲か。はたまた髪の毛のボリュームがないからか。もう身長166㎝とは名乗れないか。体重は風袋ごとで48㎏。やはり増えている。BMIは17.7。

 続いて視力検査。昨日の眼科検査で目に負担がかかっているのか、右が0.6、左が1.2。「随分違いますね。もう一度トライしてみましょう。」と言われ再度行ったが、右はますますぼんやりしてきて、2回目は0.4、左はその分頑張ってくれたのか1.5だった。相変わらず黒い虫は飛んでいるのだけれど。「両眼とも良い方を記録しておきましょう。」とのこと。

 暫く待って次は一番手前のカーテンに入り、腹囲測定と心電図。74㎝と書かれる。?!相当太くなっているではないか。ゴムスカートばかり穿いているせいか。過去最高記録更新。心電図は深呼吸を繰り返しているうちにあっという間に終了。
 続いてX線撮影に呼ばれるが、かくかくしかじか・・・乳がんの両肺転移があり、撮影すると必ず影が映って引っかかってしまう。毎月かかりつけ病院でフォロー中なので、とキャンセルをお願いする。

 待合椅子に戻り、暫く待って、真ん中のカーテンに入り、採血を3本分。殆ど痛まずお上手だった。「あとは診察室で医師の問診等がありますので、お待ちください。」と言われる。
 名前を呼ばれて、部屋に入ると、女性医師のS先生。既に色々な結果を手にされて、ご覧になっている。現在の治療のこと等についてお話。
 今の治療エンハーツは4週に1度の点滴で、内服薬は副作用緩和のもののみ。エンハーツは本来3週に1度の薬で、前回の治療日から3週間近く経っており、そろそろ採血結果(白血球等)も上向きになる頃だとご報告。
 聴力は標準範囲ではあるが、低音は右左差がないが、高音は左と右と少し聴こえ方に違いがあるようだとのこと。
 心電図も特に問題なし。

 視力については、昨日眼科で飛蚊症のため受診して様々な検査をした結果、右の黄斑前膜で、3か月後に経過観察に行く旨お話する。「物理的に目が疲れていたようですね。」とのこと。
 それから胸の音を丁寧に聴いて頂いて本日の検診は終了。お礼を言って更衣室に戻り、着替えを済ませる。受付にカルテを出して暫し待つ。結果は3週間後に自宅郵送と言われ、お礼を言ってクリニックを一旦後にする。
 検診室に入ってから終了まで1時間15分ほど。待合椅子は空席がないほど男性も女性もどんどん混んできている。

 階下の同じクリニック(大きいクリニックなので2階に分かれている。)の受付に行って、大腸がんの検体を提出する。とても混雑しており、これは・・・とたじろぐ。
 結果説明は1週間後に医師からだという。肝炎検査もお願いしたいと言うと、「今日この後すぐ出来ますが」とのこと。「とても混雑しているのでどの位待つのかわからないし、出来れば今日同じ血管に2回針は刺したくないので肝炎は次の機会にしたいのですが。」と言うと、「そうすると結果を聞く来院も2回バラバラになりますよ。」と言われ、観念して今日一緒にお願いすることに。

 処置室に向かい、カルテを出すとほどなくして受付番号を呼ばれる。検体を出し、2本の採血。同じ右手の同じ正中血管で場所を少しずらしてもらって無事終了。こちらの2種類の検査は市の無料クーポン(年度末60歳対象)を使えたので、お支払いはなし。2つの検査結果を聞くのは最短の1週間後のお昼前に予約が入った。

 外は相変わらずの雨。ドラッグストアとATMに寄ってから帰宅した。朝出かけてから帰宅するまでドアツードアで2時間半ほど。昨日に比べればストレスがかかった検査はなく、強いて言えば2回の採血だったが、お二人ともお上手だったので、ノープロブレム。

 こうして初めて職場集団検診以外の、2日にわたる特定検診にがん検診を加えた検診を経験した。来年は同じ特定健診プラス市のがん検診にするか、人間ドックにするかまだ思案中だ。週末にはもう一つがん検診を予約している。
 帰宅して、あまりに濡れてしまったので着替えを済ませ、朝だか昼だかわからない食事を摂り、薬を飲んだ。

 午後からはT先生のやさしいフローヨガに参加。旅行や合唱練習、休館日が重なって6日ぶりのスタジオだ。20人弱の参加者でいい塩梅。びっくりするほど汗が出て、珍しく500mlの水も飲み切って、それでも喉が渇いていた。絶食が祟っていたらしい。駅前カフェで水分補給。頑張って今週行かないと、あっという間に来週はまた治療日がやってくる。
 帰宅後、ほどなくして食材の宅配が届いた。それを見繕って夕食を整え、夫の帰りを待った。

 さて、4月に繰り上げ受給申請をした年金の決定通知が届いた。61歳の誕生日以降からの支給(今月から)で十分だったが、遡って2か月早い60歳10か月(5月から)の決定になっていた。
 来月からは2か月に1度、給与の代わりに年金が振り込まれることになる。37年働いた結果のご褒美、支給額を見れば、4年ほど繰り上げた関係でかなり減額されている。仮に1人暮らしで家賃を払うとなると年金だけで食べていくのはかなり厳しい。「65歳まで頑張れば3階建ての残りの分が増えるよ」と夫が言うけれど、果たして65歳まで生き延びられるのかどうか。ひとまずこれまで通り大切に精一杯1日1日を積み重ねていこう。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする