ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2022.7.30 家事と休養とちょっぴり勉強の一日

2022-07-30 21:49:44 | 日記

 土曜日。昨夜は検診疲れで眠くてたまらず、かなり早めに眠ったというのに、今朝はいつも通りの目覚ましを消し、土曜日仕様のスマホアラームを消し、気づけばまた朝ドラの復習に若干遅れて目覚める。
 なんとなくウトウトしながらベッドでチコちゃんを視ていたら、夫が起こしに来る。

 今日は夫が歯科クリニックを予約している日。先月、予約をすっかり失念して再度予約し直したら1か月後になった。さすがに今日は忘れるわけにはいかない、とのこと。
 昨日私が行った時、「先生に『明日は夫が来ますから、よろしく』と言っておいてね~」と頼まれたけれど、夫が予約失念したのは今回が初めてではなく、私まで忘れ物大王と同罪になるのはちょっと勘弁してほしいので、スルーしていた。

 朝食を摂って夫が出かけた後は、洗濯物が出来上がってベランダに干す。今日も朝から暑い。
 夫が帰ってきてから、ドラマの録画を視ながら何やら眠くてたまらず、ソファでウトウト。夫もお昼寝し始めたら、いきなり鼾で、こちらは出遅れた。
 さて、と重い腰を上げて、掃除。ちょっと動くだけで汗だくになる。

 息子は浜松でお友達と合流して、鰻の白焼きやら鰻重やらを食している写真がLINEで送られてくる。
 こちらは夫が素麺を茹でてくれたので有難く頂く。

 相変わらず目の前でチラチラと動くオタマジャクシは消えない。加齢現象とはいうものの、である。
 夕方からのT先生のビギナーヨガに出かける。一番乗りだった。皆さん夏休みでお出かけなのか、出足が遅い。18名でゆとりのある有難い人数だった。しっかり汗をかいてシャワーを浴びてさっぱりしても帰途でまた汗だくになる。

 帰宅後はすぐにキャンソルさん主催のABC Project/ミニセミナー「緩和ケアによるQOLの維持・向上について」のZoomミーティングに参加した。
 講師は聖隷三方原病院緩和支持治療科 部長の森 雅紀先生。

 “がん治療に伴う心と体のつらさをやわらげるための「緩和ケア」。聖隷三方原病院 緩和支持治療科の森先生に、転移性乳がん患者さんのQOL(生活の質)の維持・向上について、緩和ケア・支持療法の観点からわかりやすく解説していただきます。薬剤の具体的な使用方法や工夫、また、日常生活での困りごとを担当医へ伝える際のポイントなど、すぐに活用できる内容となっております。”という触れ込みのとおり、前半は痛みや生活の困りごとの伝え方、後半は薬剤の定義や使い方等、ぎゅっと中身が詰まった分かりやすい講義だった。

 このところ、エンハーツのおかげで中程度の痛みに使われるオピオイドであるコデインの登場回数も減っている私だが、WHOの4原則や痛み止めの梯子等、かつて勉強した内容も思い出しつつ拝聴した。
 痛みは主観的なものだから、丁寧に表現を変えながら細かく医療者にうまく伝えていかないと、伝わらないのだ、と改めて思った。

 緩和ケアは皆さん興味のあるところで、質問も沢山出ていたという。痛みだけではなく、副作用の浮腫みも痺れも、とにかく治療を続けていく上での困りごとは全て受け入れて頂けるということを有難く頼もしく感じた。
 セミナー終了後の交流会には半分ほどの方が出席し、盛況だった。結局30分間、最後まで参加した。

 退出後は、母にDuo通話でご機嫌伺いした。今日は午前中送迎付きで美容院に出かけたという。ゆだっちゃう暑さだと言っていたが、本当にそうだ。明日ももっと暑いらしい。
水分補給と塩分ほどほど補給、全然動かず冷房の部屋にいるだけでなく、夕方涼しくなったらちょっと散歩にも出るように、と伝えた。

 夕食は夫が担当してくれたので、有難くかき揚げうどんを頂く。
 昼も夜も麺という偏った食事ではあるが、浅漬けや高野豆腐なども添えてくれたので、栄養的にはまあまあというところ。我が家は、2人ともあまり米飯にこだわりがないので、こういうこともたまにある。

 明日は8週間ぶりに瞑想ヨーガのクラスだ。皆さんがこの暑さを少しでも忘れられるようなリラックスできるひと時にしたいと思う。
コメント
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