昨夜はブログアップ後、珍しくさっさと入浴を済ませる。咳が止まらない。夫が「コデインを飲まなくていいの」と勧めてくれるので、素直に従って飲んでからベッドに入った。11時台前半に眠れたのはかなり久しぶり。早く眠り過ぎたのか3時半過ぎに一度お手洗いに起きたが、その後はスマホアラームが鳴るまで眠ることが出来た。
夫は平常に戻って今月は火曜・水曜が仕事。定刻に鳴ったスマホアラームを消して少しベッドで態勢を整えてから起きてリビングへ。夫は既に朝食を終えている。珍しく日付が変わる前に眠ったらしい。
ひとまず朝の瞑想ヨーガを終える。曇天だ。気温も低い。気圧のせいか頭痛だ。迷った末、乾燥機等を使うことにして洗濯機を廻す。夫を送り出し、BS朝ドラを視ながら朝食を摂る。食後はロキソニンを追加。
洗濯が出来上がり、タオル等は乾燥機へ、それ以外は浴室乾燥にして干す。前泊の支度を整え、講座が終わったらすぐに家を飛び出せるように身支度を整える。
13日目の今日は通常通りHさん、Tさんと私、リアル参加の3人でクラスがスタート。今日はキールタンの続きの回だ。もたもた準備していたらZoomを繋ぐのが定刻5分ほど前になってしまう。既に皆さん入室している。
オームを3回、シャーンティを3回唱え、今日もこうして朝を迎えられたこと、ヨーガの智慧にどっぷりと浸かることが出来る時間に感謝しながら各々が好きな呼吸法を選んで休息をとる。私は基本に立ち返って腹式呼吸から完全呼吸法へ。やらなければならないこと等考えるのを一旦お休みする。
先週の木曜日以降、今日までの変化や感想等についてのシェアからスタート。
Hさんは、金曜日はお茶のお稽古、土曜日は34年間続く保育園時代の忘年会が3年ぶりに3世代(親、本人たち、そのお子さんたち)揃って開催され、日,月は京都にお出かけという相変わらずのご多忙だ。それでも太陽礼拝の練習は続けていて、マントラは途中まではOKになったと仰る。「Tさんに刺激を受け、写メを取って暗記している。日曜日は瞑想ヨーガのクラスで「やります」と宣言し、ポーズだけワンセット行った。カラスのポーズで「オーム」だけ言ってみた。有言実行で、12種類覚えること。ポーズが自然にできないとマントラのガイドは出来ないので、と。」とのこと。
素晴らしい。私は刺激を受けつつも圧倒されるばかりで実行に移せないでいるトホホな奴である。
Tさんは「機嫌良く過ごせた。不安や焦燥感が気にならなくなってきた。自分を観察して対人関係が楽に自然に出来るようになっている。普段から相談事をされるが、ご近所ではない人から電話で相談があり、びっくりした。」とのこと。
Sさんは今まで何千人もの方と会ってきたが、ご近所ではない方から相談を受けたという方は2人目。珍しいシチュエーションだ」とのコメント。
Hさんは「自分もよくマンションの方から相談されるが、その方たちは回答は求めていない。3,40分喋って話を聞いてあげるだけで帰る」とのこと。
私は「珍しく外に出ることが多かった。木曜日はクラスの後に出かけ、金曜日は体調不十分で出かける約束をキャンセル。土曜日には息子夫婦が来訪し、その後、母のサ高住引っ越しに伴う家具の調達等を行い、日曜日は患者会のクラスをした後、断捨離講演会に参加した。トレーナーから勧められて断捨離体験談を書いたところ入選した。昨日はぐったりして休息の日だった。毎回初めてさんがおられるので、マントラ付きの太陽礼拝を行うのは(患者会の)クラスでは難しそうだ。そこでは(先輩患者として治療について)相談に乗ることが多い。」と発言。
Sさんからは「(ポーズなしで)マントラだけやるのもありですよ」とのアドバイスを頂く。なるほど、それなら出来そうだ。私自身がポーズを楽々完遂できない中で、ガイドまで行うのはかなり厳しいが、マントラだけなら大分ハードルが低い。次回以降考えてみようと思った。
そして、今日のキールタンへ。
まずはガネーシャ。障害を取り除き成功をもたらす、富と繁栄、智慧と学問を司る神。物事のはじめに礼拝を捧げることで全てがスムーズに進む。とされる。
なんといってもキールタンの学びでは、Sさんがお話しされる神様の紹介がとても楽しい。神話を分かりやすく楽しくお話ししてくださるので、ついつい聞き入ってしまう。
ジャヤガネーシャとガネーシャシャラナムを皆で歌う。そして感想のシェア。
Hさんは「自然と体が動いて楽しかった。暖かくなって明るくワクワクして、頭から何もなくなっていい感じ」とのこと。
Tさんは「体がぽかぽかして楽しかった。シャラナムの響きが鈴みたいで好き。意味が分からなくてもガネーシャの絵が浮かんできてこれを歌えば大丈夫、乗り越えていけそうという気持ちになった」とのこと。
Sさんからは「サンスクリットは言葉というより音自体に力がある。何か響いてくるというのが根源的なサンスクリットの使われ方だ。形式としては3回繰り返すというより何回でもOK。インドでは先生が来られるまで時間繋ぎでずっと歌うこともある。ガイドしていく講座ではヴェーダの考え方で「3」が神聖とされる。1つでは動きがなく、2つでは安定し過ぎ、3は動きがあるのに安定する、という考え方だ」というコメント。
私は「ガネーシャは自分の守護神だと思っている。前回の指導者養成コースの時にSさんから頂いたカードがガネーシャだったこともある。瞑想状態で歌いながらこの時間がいつまでも続くといいなと思った」と発言。
続いてシヴァ。破壊と創造の神。自分の内外の悪を破壊し、全てのものに慈悲深い恵みを与える存在。あらゆる分野での勝利や内なる神を悟ることをもたらす、とされる。
オームナマシヴァーヤ、シヴァシヴァマハーデーヴァを皆で歌って、感想と質問のシェア。
Hさんは「シヴァが好きなのは、呼んだらすぐに来てくれるということ。頼りにしている神様だ」とのこと。
Tさんは「オームナマシヴァーヤを歌っていると意識が外に向く感じ。シヴァには遠慮がある感じで、何かあるのか。私のところに来て頂くなんて申し訳ない、のような。この先が楽しみ」とのこと。
Sさんからは「インド的には、(真実かどうかわからないが)昔(前世)の記憶があることも・・・。神との心の距離は自分で決めて良い。神様が決めるのではなく自分が自由に決めて良い」とのコメント。
私も「呼んだら必ず助けに来てくれる、という慈悲深さが良い。いい気分で歌った」と発言。
ここで昼休みの30分休憩。
急いでメールチェックをし、浴室乾燥で乾いた洗濯物を畳み、乾燥機のタオルを畳み、と出来る家事を超特急で済ませ、小さな総菜パンを温めてスープを飲んだら再開の時間である。
午後はヴィシュヌから。世界の秩序を維持する維持の神。世の秩序が乱れる度に様々なものに化身して不義や悪から人々を守り、秩序を取り戻せるように導く存在だ。
オームナモーナーラーヤナーヤを歌い、次のクリシュナへ。
クリシュナはこの上なく甘く魅力的な姿をした、完全な愛そのものを現すヴィシュヌの化身。愛と喜びを呼び起こす存在で、個々の魂を導く保護者でもある。
テキストには白黒の神様の絵がプリントされているが、画面共有ではカラー版でとても綺麗。クリシュナの青い肌がチャーミングだ。Sさんの分かりやすい神話の紹介に、午後も知らず知らずのうちに聞き惚れる。
ジェイジェイラーダーラマナハリボーロー、シュリークリシュナゴーヴィンダを歌う。
そしてラーマ。勇敢で不屈、信心深く高潔な存在。この世界の礼儀、美徳、道徳の象徴。世界の邪悪な力を破壊するために生まれたヴィシュヌの化身だ。
キールタンはラーマボーロ。患者会のクラスでも何回も取り上げている。
ここでまとめて感想のシェア。
Tさんは「クリシュナが、感覚的に一番距離が近くすっと入ってくる感じでフィットした。2番目の曲はなんとも言えずまどろみ、心地よく、慣れてきて言葉も言えるようになり、今日初めてふわっとした感じでスッキリした。ラーマーヤーナの話が興味深く楽しく、読みたいと思った。神様同士のいざこざやいじめ等の話も聞いて勇気をもらえた。ハヌマーンの怪力も追跡したいと思った。」とのこと。
私は「幸せでまどろむように歌った。シュリークリシュナゴーヴィンダは初めて歌ったような感じ。クリシュナは本当にハンサムでチャーミング。ラーマーヤーナの壮大なお話を聞くのが楽しい。読んでみたいと思いつつ、なかなか・・・」と発言。
Hさんは「1曲目は高い声や低い声で合いの手が入るのが懐かしかった。2曲目は言葉も音階も初めての感じ。メロディが讃美歌のようだった。ラーマボーロは愉快で楽しい。壮大なお話、家族愛、息子の父に対する思いなど絆を感じた。ハヌマーンの怪力も思い出した。」とのこと。
最後は女神たち。サラスヴァティー、ラクシュミー、パールヴァティー、ドゥルガー、カーリー等カラフルな絵を見ながらお話を聞いてフムフムと味わう。最後の絵は良く見ると、生首がペンダントになっていて血生臭く何やらちょっと凄い。ラクシュミーマーを歌って終了。
途中で愛息T君が幼稚園から帰ってきて、甘えた声が聞こえる。離れているとママが恋しいのだそう。
ラストの質問と感想を一言ずつ、と。
Tさんは「たくさん歌えた。最初のキールタン講座で話を聴いてから2年くらいか。もう1度聞いてみると、最初は神様の名前もわからない、言葉もわからなかったで、ついていくのがやっとだったが、少しずつ分かってきて違う感覚。お話が好き。CDに入れて聞きたいほど情景が目に浮かんでくる。楽しく歌えた。女神は入ってきやすい。味方がいる感じでほっとした。」と。
Hさんは「女神の性質オンパレードで気分よく歌えた。自分は指導者養成コースの時頂いたカードは何かと思って探したらラクシュミーだった。余計嬉しくなった。神話の参考書はあるか」とのことでSさんは調べてみると回答。
私は「これから病院に行くのだが、沢山の神様に守られている感じで幸せに行ける」と発言してお開き。次回迄宿題がないことを確認して、一足先に退出した。
急いでPCを畳み、洗濯物やら何やらあれこれ片付けて家を飛び出す。私鉄に乗り、乗り換え時間が短く乗れないと思っていたJRが若干遅れていて、快速に間に合った。ラッキー。前回より到着が10分早い。
車内のお供は朱野帰子さんの「わたし、定時で帰ります。3 仁義なき賃上げ闘争編」(新潮文庫)。
シリーズ物で毎回楽しませて頂いている。読み始めてすぐにキャラクターを色々思い出してスイスイと読み進める。明日も楽しめそうだ。
荷物が重いのでまずはホテルにチェックインして身軽になってから病院を目指す。
IDを通し採血室に走ると、男性看護師さんが一人、ちょうど私の前の男性を採血中。次かな、と思うとすぐに前回と同じ女性看護師さんが出ていらして、私を担当してくださった。いつも遅くに申し訳ない。500番近い番号。全く待たずに2本の採血。コートを置いたまま待合席を立ったら、「ここまで持ってきてください」と言われる。以前コートの盗難があったそうな。綺麗なものが持っていかれて、同じ色の古い汚れたものが置かれていたという。自分たちはあれ?と気づいても、もしかすると付き添いの方かもしれない、となかなか声がかけられないと仰る。なるほど、「平和ボケですね、すみません。」と言って席を立つ。
痛みもなくすぐに済み、止血をしたまま2階までエスカレーターで、レントゲン撮影へ。これまた窓口にはどなたもおらず、片付けモード。保険証確認を終えて、中廊下で待つと、どなたもおらず、すぐに呼ばれる。ブラトップに無地のニットアンサンブルを着てきたので、そのまま2方向撮影を済ませ、エスカレーターを降りて腫瘍内科の会計窓口へ。
総合会計の待合も空いている。5分ほど待って自動支払機で会計。病院滞在時間は20分弱。やはり夕方は当日朝とは比べ物にならない猛スピード。会計は3,000円弱をカード払い。
それにしても寒い。曇天の真冬の空だ。ロングのダウンコートにカシミヤマフラーを巻き、厚地のタイツで丁度良い。家を出てからずっと急ぎ足だったし、お昼が軽かったので、一服したい、とカフェに入り、糖分補給と水分補給。
カフェラテと小さな甘いサンドイッチを頂く。夫とLINEのやりとりをしながら、30分弱休息し、コンビニで明日の朝食等を調達してホテルに戻った。
母にMeet通話。ヘルパーさんが来てくださった後は、ドラッグストアに買い物に行き、マッサージにも出かけたという。ごみも捨てたし、やるべきことはやって頑張った、とのこと。何より。
その後、夕食は野菜たっぷりの温かいちゃんぽんを頂き、ホテルに戻る。まずは岩盤浴で冷えた身体を温め、温泉でゆっくり手足を伸ばした。岩盤浴は最初は貸し切り、途中お一人入っていらしたが、温泉はお一人が出るところで、正真正銘、ずーっと貸し切り。ジャグジーもドライサウナもコンプリートして治療前日のご褒美を愉しんだ。
というわけで、明日はカドサイラ4クール目だ。
空咳等の気になる症状が増悪によるものではありませんように、と祈りつつ、今日は早めに休みたいと思う。
夫は平常に戻って今月は火曜・水曜が仕事。定刻に鳴ったスマホアラームを消して少しベッドで態勢を整えてから起きてリビングへ。夫は既に朝食を終えている。珍しく日付が変わる前に眠ったらしい。
ひとまず朝の瞑想ヨーガを終える。曇天だ。気温も低い。気圧のせいか頭痛だ。迷った末、乾燥機等を使うことにして洗濯機を廻す。夫を送り出し、BS朝ドラを視ながら朝食を摂る。食後はロキソニンを追加。
洗濯が出来上がり、タオル等は乾燥機へ、それ以外は浴室乾燥にして干す。前泊の支度を整え、講座が終わったらすぐに家を飛び出せるように身支度を整える。
13日目の今日は通常通りHさん、Tさんと私、リアル参加の3人でクラスがスタート。今日はキールタンの続きの回だ。もたもた準備していたらZoomを繋ぐのが定刻5分ほど前になってしまう。既に皆さん入室している。
オームを3回、シャーンティを3回唱え、今日もこうして朝を迎えられたこと、ヨーガの智慧にどっぷりと浸かることが出来る時間に感謝しながら各々が好きな呼吸法を選んで休息をとる。私は基本に立ち返って腹式呼吸から完全呼吸法へ。やらなければならないこと等考えるのを一旦お休みする。
先週の木曜日以降、今日までの変化や感想等についてのシェアからスタート。
Hさんは、金曜日はお茶のお稽古、土曜日は34年間続く保育園時代の忘年会が3年ぶりに3世代(親、本人たち、そのお子さんたち)揃って開催され、日,月は京都にお出かけという相変わらずのご多忙だ。それでも太陽礼拝の練習は続けていて、マントラは途中まではOKになったと仰る。「Tさんに刺激を受け、写メを取って暗記している。日曜日は瞑想ヨーガのクラスで「やります」と宣言し、ポーズだけワンセット行った。カラスのポーズで「オーム」だけ言ってみた。有言実行で、12種類覚えること。ポーズが自然にできないとマントラのガイドは出来ないので、と。」とのこと。
素晴らしい。私は刺激を受けつつも圧倒されるばかりで実行に移せないでいるトホホな奴である。
Tさんは「機嫌良く過ごせた。不安や焦燥感が気にならなくなってきた。自分を観察して対人関係が楽に自然に出来るようになっている。普段から相談事をされるが、ご近所ではない人から電話で相談があり、びっくりした。」とのこと。
Sさんは今まで何千人もの方と会ってきたが、ご近所ではない方から相談を受けたという方は2人目。珍しいシチュエーションだ」とのコメント。
Hさんは「自分もよくマンションの方から相談されるが、その方たちは回答は求めていない。3,40分喋って話を聞いてあげるだけで帰る」とのこと。
私は「珍しく外に出ることが多かった。木曜日はクラスの後に出かけ、金曜日は体調不十分で出かける約束をキャンセル。土曜日には息子夫婦が来訪し、その後、母のサ高住引っ越しに伴う家具の調達等を行い、日曜日は患者会のクラスをした後、断捨離講演会に参加した。トレーナーから勧められて断捨離体験談を書いたところ入選した。昨日はぐったりして休息の日だった。毎回初めてさんがおられるので、マントラ付きの太陽礼拝を行うのは(患者会の)クラスでは難しそうだ。そこでは(先輩患者として治療について)相談に乗ることが多い。」と発言。
Sさんからは「(ポーズなしで)マントラだけやるのもありですよ」とのアドバイスを頂く。なるほど、それなら出来そうだ。私自身がポーズを楽々完遂できない中で、ガイドまで行うのはかなり厳しいが、マントラだけなら大分ハードルが低い。次回以降考えてみようと思った。
そして、今日のキールタンへ。
まずはガネーシャ。障害を取り除き成功をもたらす、富と繁栄、智慧と学問を司る神。物事のはじめに礼拝を捧げることで全てがスムーズに進む。とされる。
なんといってもキールタンの学びでは、Sさんがお話しされる神様の紹介がとても楽しい。神話を分かりやすく楽しくお話ししてくださるので、ついつい聞き入ってしまう。
ジャヤガネーシャとガネーシャシャラナムを皆で歌う。そして感想のシェア。
Hさんは「自然と体が動いて楽しかった。暖かくなって明るくワクワクして、頭から何もなくなっていい感じ」とのこと。
Tさんは「体がぽかぽかして楽しかった。シャラナムの響きが鈴みたいで好き。意味が分からなくてもガネーシャの絵が浮かんできてこれを歌えば大丈夫、乗り越えていけそうという気持ちになった」とのこと。
Sさんからは「サンスクリットは言葉というより音自体に力がある。何か響いてくるというのが根源的なサンスクリットの使われ方だ。形式としては3回繰り返すというより何回でもOK。インドでは先生が来られるまで時間繋ぎでずっと歌うこともある。ガイドしていく講座ではヴェーダの考え方で「3」が神聖とされる。1つでは動きがなく、2つでは安定し過ぎ、3は動きがあるのに安定する、という考え方だ」というコメント。
私は「ガネーシャは自分の守護神だと思っている。前回の指導者養成コースの時にSさんから頂いたカードがガネーシャだったこともある。瞑想状態で歌いながらこの時間がいつまでも続くといいなと思った」と発言。
続いてシヴァ。破壊と創造の神。自分の内外の悪を破壊し、全てのものに慈悲深い恵みを与える存在。あらゆる分野での勝利や内なる神を悟ることをもたらす、とされる。
オームナマシヴァーヤ、シヴァシヴァマハーデーヴァを皆で歌って、感想と質問のシェア。
Hさんは「シヴァが好きなのは、呼んだらすぐに来てくれるということ。頼りにしている神様だ」とのこと。
Tさんは「オームナマシヴァーヤを歌っていると意識が外に向く感じ。シヴァには遠慮がある感じで、何かあるのか。私のところに来て頂くなんて申し訳ない、のような。この先が楽しみ」とのこと。
Sさんからは「インド的には、(真実かどうかわからないが)昔(前世)の記憶があることも・・・。神との心の距離は自分で決めて良い。神様が決めるのではなく自分が自由に決めて良い」とのコメント。
私も「呼んだら必ず助けに来てくれる、という慈悲深さが良い。いい気分で歌った」と発言。
ここで昼休みの30分休憩。
急いでメールチェックをし、浴室乾燥で乾いた洗濯物を畳み、乾燥機のタオルを畳み、と出来る家事を超特急で済ませ、小さな総菜パンを温めてスープを飲んだら再開の時間である。
午後はヴィシュヌから。世界の秩序を維持する維持の神。世の秩序が乱れる度に様々なものに化身して不義や悪から人々を守り、秩序を取り戻せるように導く存在だ。
オームナモーナーラーヤナーヤを歌い、次のクリシュナへ。
クリシュナはこの上なく甘く魅力的な姿をした、完全な愛そのものを現すヴィシュヌの化身。愛と喜びを呼び起こす存在で、個々の魂を導く保護者でもある。
テキストには白黒の神様の絵がプリントされているが、画面共有ではカラー版でとても綺麗。クリシュナの青い肌がチャーミングだ。Sさんの分かりやすい神話の紹介に、午後も知らず知らずのうちに聞き惚れる。
ジェイジェイラーダーラマナハリボーロー、シュリークリシュナゴーヴィンダを歌う。
そしてラーマ。勇敢で不屈、信心深く高潔な存在。この世界の礼儀、美徳、道徳の象徴。世界の邪悪な力を破壊するために生まれたヴィシュヌの化身だ。
キールタンはラーマボーロ。患者会のクラスでも何回も取り上げている。
ここでまとめて感想のシェア。
Tさんは「クリシュナが、感覚的に一番距離が近くすっと入ってくる感じでフィットした。2番目の曲はなんとも言えずまどろみ、心地よく、慣れてきて言葉も言えるようになり、今日初めてふわっとした感じでスッキリした。ラーマーヤーナの話が興味深く楽しく、読みたいと思った。神様同士のいざこざやいじめ等の話も聞いて勇気をもらえた。ハヌマーンの怪力も追跡したいと思った。」とのこと。
私は「幸せでまどろむように歌った。シュリークリシュナゴーヴィンダは初めて歌ったような感じ。クリシュナは本当にハンサムでチャーミング。ラーマーヤーナの壮大なお話を聞くのが楽しい。読んでみたいと思いつつ、なかなか・・・」と発言。
Hさんは「1曲目は高い声や低い声で合いの手が入るのが懐かしかった。2曲目は言葉も音階も初めての感じ。メロディが讃美歌のようだった。ラーマボーロは愉快で楽しい。壮大なお話、家族愛、息子の父に対する思いなど絆を感じた。ハヌマーンの怪力も思い出した。」とのこと。
最後は女神たち。サラスヴァティー、ラクシュミー、パールヴァティー、ドゥルガー、カーリー等カラフルな絵を見ながらお話を聞いてフムフムと味わう。最後の絵は良く見ると、生首がペンダントになっていて血生臭く何やらちょっと凄い。ラクシュミーマーを歌って終了。
途中で愛息T君が幼稚園から帰ってきて、甘えた声が聞こえる。離れているとママが恋しいのだそう。
ラストの質問と感想を一言ずつ、と。
Tさんは「たくさん歌えた。最初のキールタン講座で話を聴いてから2年くらいか。もう1度聞いてみると、最初は神様の名前もわからない、言葉もわからなかったで、ついていくのがやっとだったが、少しずつ分かってきて違う感覚。お話が好き。CDに入れて聞きたいほど情景が目に浮かんでくる。楽しく歌えた。女神は入ってきやすい。味方がいる感じでほっとした。」と。
Hさんは「女神の性質オンパレードで気分よく歌えた。自分は指導者養成コースの時頂いたカードは何かと思って探したらラクシュミーだった。余計嬉しくなった。神話の参考書はあるか」とのことでSさんは調べてみると回答。
私は「これから病院に行くのだが、沢山の神様に守られている感じで幸せに行ける」と発言してお開き。次回迄宿題がないことを確認して、一足先に退出した。
急いでPCを畳み、洗濯物やら何やらあれこれ片付けて家を飛び出す。私鉄に乗り、乗り換え時間が短く乗れないと思っていたJRが若干遅れていて、快速に間に合った。ラッキー。前回より到着が10分早い。
車内のお供は朱野帰子さんの「わたし、定時で帰ります。3 仁義なき賃上げ闘争編」(新潮文庫)。
シリーズ物で毎回楽しませて頂いている。読み始めてすぐにキャラクターを色々思い出してスイスイと読み進める。明日も楽しめそうだ。
荷物が重いのでまずはホテルにチェックインして身軽になってから病院を目指す。
IDを通し採血室に走ると、男性看護師さんが一人、ちょうど私の前の男性を採血中。次かな、と思うとすぐに前回と同じ女性看護師さんが出ていらして、私を担当してくださった。いつも遅くに申し訳ない。500番近い番号。全く待たずに2本の採血。コートを置いたまま待合席を立ったら、「ここまで持ってきてください」と言われる。以前コートの盗難があったそうな。綺麗なものが持っていかれて、同じ色の古い汚れたものが置かれていたという。自分たちはあれ?と気づいても、もしかすると付き添いの方かもしれない、となかなか声がかけられないと仰る。なるほど、「平和ボケですね、すみません。」と言って席を立つ。
痛みもなくすぐに済み、止血をしたまま2階までエスカレーターで、レントゲン撮影へ。これまた窓口にはどなたもおらず、片付けモード。保険証確認を終えて、中廊下で待つと、どなたもおらず、すぐに呼ばれる。ブラトップに無地のニットアンサンブルを着てきたので、そのまま2方向撮影を済ませ、エスカレーターを降りて腫瘍内科の会計窓口へ。
総合会計の待合も空いている。5分ほど待って自動支払機で会計。病院滞在時間は20分弱。やはり夕方は当日朝とは比べ物にならない猛スピード。会計は3,000円弱をカード払い。
それにしても寒い。曇天の真冬の空だ。ロングのダウンコートにカシミヤマフラーを巻き、厚地のタイツで丁度良い。家を出てからずっと急ぎ足だったし、お昼が軽かったので、一服したい、とカフェに入り、糖分補給と水分補給。
カフェラテと小さな甘いサンドイッチを頂く。夫とLINEのやりとりをしながら、30分弱休息し、コンビニで明日の朝食等を調達してホテルに戻った。
母にMeet通話。ヘルパーさんが来てくださった後は、ドラッグストアに買い物に行き、マッサージにも出かけたという。ごみも捨てたし、やるべきことはやって頑張った、とのこと。何より。
その後、夕食は野菜たっぷりの温かいちゃんぽんを頂き、ホテルに戻る。まずは岩盤浴で冷えた身体を温め、温泉でゆっくり手足を伸ばした。岩盤浴は最初は貸し切り、途中お一人入っていらしたが、温泉はお一人が出るところで、正真正銘、ずーっと貸し切り。ジャグジーもドライサウナもコンプリートして治療前日のご褒美を愉しんだ。
というわけで、明日はカドサイラ4クール目だ。
空咳等の気になる症状が増悪によるものではありませんように、と祈りつつ、今日は早めに休みたいと思う。