昨夜はブログアップ後、部屋のお風呂で手足を伸ばし、早々にベッドに入った。夫の寝息を聞きながら日付が変わらないうちに無事眠りにつけた模様。
こちらは日の入りが遅い分日の出も遅い。7時過ぎまでまだ暗い。そろそろかな~となんとなくスマホアラームが鳴る前に目が覚めた。ベッドでグズグズしていたら夫も起きて、浴槽足湯して人心地着く。
朝食オープンとともにレストランに入れるように部屋を出る。オープン5分ほど前だったが早起き鳥の数組がレストラン前に並んでいる。その最後尾に並び、東シナ海を臨む窓際の席に案内される。
沖縄らしい島豆腐やチャンプルー、ジューシー、グルクンやらサーターアンダギーやらが綺麗に並んでいる。ちょっとずつ色々頂いて席につく。昨日の下痢に懲りて恐々と頂いたが、無事お腹は復調して快調に。
朝食を終えて、プールサイドのデッキ等で写真を撮ってから部屋に戻り朝ドラを視る。今日の出発は朝ドラ終了後1時間。ゆっくりで有難い。参加者は17組、年配のご夫婦が殆どだ。
パッキングを終えたら食休み。ベッドの上でウトウトする夫である。母にMeet通話をすると、東京はかなり寒い模様。こちらの暑さが信じられないようだ。
のんびりチェックアウトして、ちょっと素敵なロビーで写真撮影も終えて、知人との面会のため、今夜の夕食時間を少し遅めにして頂けるように添乗員のWさんにお願いする。ロビーで荷物を運んでくださったスタッフが、宮古島出身の夫の先輩と同じ苗字でついついお話ししてしまい、バスに乗り込んだのは、最後になってしまった。
ところが、乗り込んだらバスの席を1列間違えられてしまっていて、言い出すのも憚られ、今日1日1列後ろの席に座ることになった。
それにしてもいいお天気。既に夏日ではないかと思うほど日差しが強い。サングラスを持参してきてよかった。涙目は辛いしまつ毛がないので、本当に直射日光は眩しくて目を開けているのがしんどい。
今日最初の目的地は海の上を走っているような気分が味わえる絶景ニライカナイ橋。青い海に向かって大きくカーブを描くような2つの橋だ。青い空には白い雲がちらほら、どこまでもいいお天気だ。そのまま橋を渡って太平洋が一望できる知念岬公園へ。芝生には幸せに因んだ四葉のクローバーやハートマーク等、夜はライトアップされるような仕掛けが沢山の芝生公園。どこまでも見渡せる水平線が地球の丸さを物語っている。
パラセイリングも飛んでおり、手を振ったら手を振り返してくれた。コバルトブルーの青い海に青い空に包まれて気持ちがついつい開放的になる。
30分ほど過ごした後、今度は新原ビーチに移動してグラスボートに乗船だ。「このために、今日は本当に晴れてほしかった、海の色が全然違いますから」と添乗員のWさん。どうやら晴れ女が沢山いらっしゃるようだ。
グラスボートの定員は12名。34名様+添乗員Wさんだから3便に分かれないとならない。先着順でどんどん行きますということだったが、私達の直前で1便が満員に。20分ほどビーチで待つことになる。
屋根のある待合所にいても白い砂が太陽に反射して眩しいし、暑くてジリジリしてくる。ウオーターサーバーの冷たい水に手が伸びる。
第2便に乗り込むと、船長さんと、救助犬だという大きなワンちゃんが出迎えてくれる。少し深い所に行くと、カクレクマノミのニモもイソギンチャクの中から見え隠れしたし、大きなカメにも出会うことが出来た。
コバルトブルーや黄色の美しい熱帯魚たちが沢山。サンゴ礁も身近に見ることが出来て、大満足。あっという間の20分間だった。訊けば、第1便も第3便もカメとの遭遇は叶わなかった模様。第2便だけのラッキーだったようだ。
ビーチを後にし、1時間ほどバスに揺られ、昨夜と同じ県庁前でバスを降りる。自由昼食を含む国際通り散策タイム1時間半スタートだ。昨夜は沖縄料理だったし、お昼も沖縄そばというのもどうかな~、と内地ではあまり見かけないアメリカンなハンバーガー屋さんがお勧めのようなので、まずは歩いてから帰りしなに遅めのランチをそこで摂ることにする。
お土産屋さんを冷やかしながら国際通りをほぼ往復する。2月に来たばかりなので、なんとなく既視感がある。
今回は市場通りには入らずメインストリートのみ。どこもかしこも修学旅行生で溢れている。修学旅行生専用メニューもある食堂も沢山見かける。残り時間あと40分ほど、というところでハンバーガー屋さんに行ってみたら、修学旅行生が長蛇の列でとんでもない。入店を諦める。
やむなく、そこから近い所にあるハンバーガーショップに入ることに。前歯が不自由な夫と私は、フォークとナイフを借りてなんとか頂く。バスに乗り込んだのは集合時間3分ほど前だったか。食事を含めて散策時間1時間半ではかなり厳しかったのか、お土産袋を抱えてギリギリ間に合わない方も続出した。
残る観光地は琉球王国のグスクおよび関連遺産群・座喜味城址。前回滞在した宜野湾辺りは昼食後のせいもあり、すっかり船を漕いでしまい、気づいたらアメリカンビレッジのある北谷も通過して、嘉手納基地辺りだった。
築城家として名高い読谷山按司護佐丸が築いたという見事な曲線が美しい「続日本100名城」に選ばれた場所だ。
2つの石造アーチ門を潜ると、曲線状の城壁が広がる。海も山も一望でき、これまた開放感溢れる気持ち良い場所だ。日中より少し風が出てきて涼しくなってきたとはいえ、長袖のブラウス1枚でちょうど心地よい気温だ。
ユンタンザミユージアムに入館することも出来たが、時間が中途半端だったので皆さんお手洗いを借りただけで早めにバスに戻ったこられたようだった。バスに揺られること30分弱、宿泊ホテルに到着した。
ロビーでは、今日面会をお約束していたIさんが待っていてくださった。ロビーラウンジでお茶をしようかと思ったが、部屋に行くと、リビング部分がかなり広かったので、そのまま部屋にお連れすることにして、気兼ねなく3人でお喋りが出来た。備え付けの珈琲やさんぴん茶、ハーブティを入れて、スナック菓子を摘まみながら30余年ぶりの再会に胸がじーんとする。
髪は白くなっていたが、相変わらずのお目目パッチリまつ毛くりんくりんのIさんは健在だった。もう、その長いまつ毛、分けてください、とまつ毛が殆どなくなってしまった可哀想な私は羨ましく思う。今は娘さんご一家が近くにお住まいで、4歳、2歳、1歳の可愛らしい女の子3人のお爺ちゃんだそう。
20年ほど前に脳出血で倒れたと伺っていたが、年賀状だけのやり取りで根掘り葉掘り状況を伺うわけにもいかず、今回も無理をさせてしまったら・・・とご連絡した後に心配していたが、ご家族のためにリハビリを頑張り、今日も一人で車を運転してこられたという。
左手や左足には若干のマヒが残っておられるようだったが、元気でおられてほっとした。
駐車場までお送りして、名残惜しくもお別れした。夫ともどもずっとお目にかかりたいと思っていたので嬉しかった。
今日も美しい夕陽を部屋の窓から見ることが出来た。ライトアップされたプールサイドではサンセットサックスと称してライブ演奏もあった。明日も晴れてほしいが、どうもお天気は下り坂の模様。晴れ女、念じます。
急いで階下のレストランへ。既にコース料理は始まっていたが、30分ほどの遅れはそれほど致命的でもなく、2品遅れが途中から大分追いついた。夫は白ワインで、私はグアバジュースで乾杯。お隣の席だった千葉からこられたと仰るご夫婦と、海外赴任のお話等の話が弾み、美味しく楽しいディナータイムを過ごせた。
部屋に戻りながら少しホテル内を探検し、戻ってきてから母にMeet通話。今回は元気そう。あと1日半、無事に過ごしてほしいものだ。
明日は早朝、“海を見ながら太陽礼拝”というホテルの無料ヨガイベントもあるという。マットもタオルも水も全て用意されているという有難いものだ。興味深々とはいえ、Sさんのオンライン瞑想ヨーガの日でもあるので、今回はこちらは断念。
これからSPA大浴場に向かい、旅の疲れを癒す予定である。